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第8回 いしかわエコデザイン賞 2018



 平成30年12月12日(水)、いしかわエコデザイン賞2018の受賞製品・サービスを決定しました。

■ 受賞製品・サービス


 受賞製品・サービスの紹介ポスターを掲載しています。
 紹介ポスターは、表示に時間がかかる場合があります。

<製品領域:7件>


受賞製品名 受賞者
審査委員コメント
大 賞 車載式瓦舗装材プラント「GAIAX」 株式会社エコシステム
 トラックの荷台に小型のコンクリート製造プラントを積載した装置であり、全国どこの工事現場に対しても環境品質の高い瓦コンクリート舗装材を提供できるようにしたものです。原材料を提携企業から調達するシステムを構築し、対応エリアを全国へ拡げている点を高く評価します。また、災害時の復旧やインフラ老朽化に対するメンテナンスを効率的に行うなど様々な事業展開を期待します。
金 賞 もろみシリーズ「もろみ粉・もろみ塩」 鳥居醤油店
 手作り醤油のもろみの搾りかすを再利用した調味料です。選りすぐった地元の原材料を用いた醤油のもろみを、捨てるのではなく、安心安全な新しい形の食品として味わってほしいという想いが込められている点を高く評価します。粉末状で持ち運びやすく、日本の発酵文化を海外にアピールするものとして、今後の更なる普及を期待します。
銀 賞 Plakira ゆらぎタンブラー 石川樹脂工業株式会社
 機能性と意匠性に優れた独特な形状をもつプラスチック製グラスです。プラスチックの環境負荷が高いと言われる現代にあって、使い捨てではなく、環境に配慮して永く使えることに加え、工芸的な味わいのある優れたデザイン性を評価します。
銅 賞 店舗受取型IoTロッカー「あずかりくん」 株式会社白山機工
 小売業者が、商品を無人で受け渡しするため店頭に設置するロッカーです。宅配便の再配達が社会問題化する中、消費者がいつでも安全かつ確実に商品を受け取ることができ、配送回数の低減によるCO2の排出削減に寄与する仕組みを評価します。また、ロッカーに組み込まれたIoTシステム技術の汎用性も高く、今後の展開に期待します。
里山里海賞 ATTE chouchou-アッテ・シュシュ- 株式会社アシストエリア
 能登ヒバの間伐材と再生紙を配合して作られた靴用の消臭グッズです。地域の各層と協力してブランディングに取り組んでいる製品であり、石川の魅力を発信するツールとしても使える点を評価します。
里山里海賞 ハンドクリーム「INO」 合同会社山立会
 今まで廃棄されていたイノシシの脂を有効活用して作られたハンドクリームです。県内化粧品メーカと連携し、新たな里山の魅力を詰め込んだ製品であり、地域の資源をうまく活用している点を評価します。今後の別用途への応用にも期待します。
パブリシティ賞 淡雪糖ライスアイス ガレリア画廊
 昔ながらの方法で手作りする米飴と地元の厳選した食材から製造するアイスです。米飴作りを白山麓地域の冬場の生業にしようと試みていることに加え、子どもから高齢者まで安心して食べてほしいという熱い想いが込められている点を評価します。

<サービス領域:7件>


受賞製品名 受賞者
審査委員コメント
大 賞 山への恩返しプロジェクト 加賀木材株式会社
 県産木材を付加価値の高い製品として売り出し、林業を活性化させ、健全な森林を次世代に引き継いでいこうとするプロジェクトです。建築材や生活用品から木育カフェまで幅広く手掛け、子どもの頃から木に触れて身近なものと感じて欲しいという想いが込められている点を高く評価します。
金 賞 マイクロ水力発電システムによる高品質イチゴ栽培 IM普及協議会
〔北菱電興(株)、(株)別川製作所、石川県立大学〕
 小規模な水力発電システムで得た電力をハウスの温度制御に用いて、品質の良いイチゴを栽培する取組みです。産学が連携してクリーンなエネルギーの地産地消を実現している点を評価し、他の果物への応用や全国各地へのシステム普及に期待します。
銀 賞 白山の高山植物をまるごと保全する「ミニ白山構想」 NPO法人白山高山植物研究会
 白山に自生する高山植物を低地で人工的に種から栽培・増殖し、絶滅のおそれがある種を保全している先駆的な取組みです。危機的な状況の白山の生態系を保護しつつ、高山植物の魅力を多くの人に知ってもらおうと取り組んでいる点を評価します。
銅 賞 制服リユース ~みんなで作るおさがりの輪~ リクル
 使わなくなった制服をリユースし、地域全体でおさがりを広めていこうとする取組みです。捨てられてしまう制服が有効に活用されていることに加え、物を大事に長く使い、次に受け継いでいくことの大切さを伝えている点を評価します。今後の更なる拡がりに期待します。
里山里海賞 農家の負担を減らして循環る里山農業 インプロノート
 耕作放棄地での希少な作物の栽培や商品開発を通して、環境負荷が少ない里山の農業を目指した取組みです。里山における持続可能な農業の実現に向けて、地元農家とともに楽しく取り組んでいる点を評価します。
里山里海賞 のとしし大作戦 合同会社のとしし団
 狩猟や有害駆除で獲れたイノシシを活用し、地域の新しい特産品を作っていくプロジェクトです。今まで捨てられていた革などを資源として有効活用することにより、里山保全や地域活性化につなげている点を評価します。今後の更なる商品開発にも期待します。
資源循環賞 地域循環圏・のとモデル 株式会社サンライフ/
有限会社あさひ農園
 能登地域で、事業を多角化し、社内で資源を無駄なく循環させるシステムを構築した取組みです。展開する事業の随所に「もったいない精神」が感じられ、限りある資源を有効活用している点を評価します。


問い合わせ先

石川県生活環境部温暖化・里山対策室

〒920-8580 石川県金沢市鞍月1丁目1番地
 TEL 076-225-1462 FAX 076-225-1479  E-mail:ontai@pref.ishikawa.lg.jp

公益社団法人いしかわ環境パートナーシップ県民会議
(県民エコステーション)

〒920-8203 石川県金沢市鞍月2丁目1番地
 TEL 076-266-0881 FAX 076-266-0882 E-mail:info@eco-partner.net