耳が聞こえない聞こえづらい

聞こえるってどんなことでしょう。わたしたちのまわりには、話し声、車の音、鳥の鳴き声、風の音など、さまざまな音であふれています。音そのものは空気の振動(しんどう)です。音が耳の中にある鼓膜(こまく)に届くことで、耳や脳はさまざまな音を言葉のように意味のあるものとして認識します。耳に届く音を感じることができない、感じても意味のある音として認識することができないことが聞こえない障害です。聞こえない障害といっても、人によって聞こえ方、聞こえづらさはさまざまです。高い音や低い音が聞きとれない人、音がぼやけて言葉として聞きとれない人、生まれつき耳が聞こえない人、事故や病気で聞こえなくなった人、年をとって聞こえづらくなった人がいます。音が分からないため言葉を発することが難しい人もいます。耳が聞こえない、聞こえづらい生活についていっしょに考えてみましょう。