まちにあるいろいろな障害のマーク

たくさんの人が利用する建物や公園、トイレなどでは、いろいろなマーク(図記号)が使われています。それぞれ、意味のあるマークとして、見てすぐ分かるようにデザインされています。障害に関するマークにはどんな意味があるのでしょうか。わたしたちの暮らすまちにあるいろいろな障害のマークを見つけてみましょう!

障害者のための国際シンボルマーク

障害のある人が利用できる建物や施設であることを示す世界共通のシンボルマークです。このマークは車いすを表現していますが、すべての障害者を対象としています。駐車場やエレベーターなどでよく使われています。

盲人もうじんのための国際シンボルマーク

目の不自由な人の安全やバリアフリーに配りょした建物、施設ということを示す世界共通のマークです。信号機やトイレ、点字教材などで使われています。

ほじょ犬マーク

盲導犬(もうどうけん)など障害のある人を助けるためのほじょ犬は、公共施設や交通機関はもちろん、スーパー、ホテル、レストランなどでもいっしょに入ることができます。ほじょ犬の正しい理解を広げていくためのシンボルマークです。

耳マーク

耳が不自由なことを表すマークです。聞こえない人や聞こえづらい人への配りょを表すマークにもなっています。銀行や郵便局、病院などで使われています。

ハート・プラスマーク

体の内部に障害がある人を表しています。心臓や肺、じん臓、腸などに障害がある人は外見から分かりにくいため、まわりから配りょされないことがあります。正しい理解を広げるためのシンボルマークです。電車やバスの優先席などで使われています。

ヘルプマーク

外見からは分かりにくい体の内部に障害のある人や耳の聞こえない人などが、まわりに助けや配りょを必要としていることを知らせるマークです。ヘルプマークをつけた人を見かけた場合は、電車やバスで席をゆずる、困っている時には声をかけるなどの思いやりのある行動をしましょう。

オストメイトマーク

手術をして、おなかから便やおしっこが出るようにした人のことをオストメイトといいます。おなかに便やおしっこが入るためのパウチというふくろをつけています。オストメイトマークはオストメイトへの配りょを示すマークです。公共施設やデパートにあるオストメイト対応のトイレなどで使われています。