歩くことができない手や足が動かせない

わたしたちは生活のなかで、物を持ったり、歩いたり、意識することなく手や足を使いながら行動しています。毎日の生活で当たり前のように過ごしていて、どれだけ手足が行動するために大切なものか考えることはないかもしれません。社会には、事故や病気で、手や足など体の一部が動かせない人、歩くことができない人、物をつかむことができない人など、体が思いどおりにはたらかないために、毎日の生活のなかで不便をかかえている人がいます。そのような人には、つえや車いすなど体のはたらきを助けるための道具が使われています。手や足の一部を失った人は、義手や義足を着けることもあります。毎日の行動のなかで手や足がどんな役割をしているか、体の障害についていっしょに考えてみましょう。