塀
-
海鼠塀（なまこべい） -
太鼓塀（たいこべい）
「鶴の丸土塀」は海鼠壁（なまこかべ）と同じ工法で、「海鼠塀」と呼びます。この海鼠塀は、三の丸側から見ると単なる海鼠壁ですが、かなりの厚みがあり、その内部を空洞にして小石が積めてあります。このような塀を「太鼓塀」と云います。この小石により、鉄砲の弾が貫通することもなく、また、塀に穴を開けられても上から小石が落ちて来てすぐに穴をふさぎ、防御に効果を発揮します。