作業療法は、こころや体の不調によって生活に不自由を感じる方々に対して、その人らしい自立した生活ができるよう、こころや体の調子を整え、生活技能の向上を図り、社会復帰を支援いたします。
私たちの生活は24時間365日、様々な作業・生活行為の連続で成り立っています。
こうした作業・生活行為ができなくなると、人はイライラしたりふさぎ込んでしまったりして、こころや体の不調に至ります。
作業療法の取り組みの詳細についてはこちらをご覧ください。
したい作業をすること、できる体験をすることで安心感と自信の回復が得られます。
また、身体活動はメンタルヘルスの改善に有効とされております。ご本人の興味・嗜好に合わせてプログラムを作成・提供いたします。
今後の生活の目標を共に考え、達成に向けてプログラムを提供いたします。
人が自立した生活を送るためには、身の回りのことに加えて、家事や金銭管理、買物、交通機関の利用、困ったときに相談ができることが重要です。これらの生活行為をできるように練習したり、やりやすい方法・環境を整えます。必要に応じて、地域の支援者の方と一緒にご自宅を訪問し、現場での実践練習や情報提供も行っています。
「働きたい」「一人暮らしを続けたい」「健康的な生活スタイルを考えたい」など、ご本人の目標とする生活の実現に向けて、生活技能の向上や周囲の支援の活用方法など、一緒に考えながら支援いたします。
作業療法の対象は、当院に通院・入院されている方です。作業療法を受けるには、医師の処方が必要ですので、主治医や病院スタッフにご相談ください。