認知症疾患医療センター
認知症疾患医療センターとは
認知症に関する専門医療相談や鑑別診断(病名を見極める)を行います。
また、関係機関に情報提供や研修会などの開催や講師派遣を行います。
認知症!こんなことが気になっていませんか?
- 同じことを何度も聞いてくる
- 物の名前が出てこない
- 怒りっぽくなってきた
- だらしなくなってきた
- 夜中に起きていることが多い
- 見えるはずの無いものが見えているという
- よその畑の作物や店の商品を勝手に持ってきたりする
Q&A
- 物忘れが目立たない認知症もありますか?
- 初期には物忘れが目立たず、性格変化(だらしなくなる、怒りっぽくなる等)や毎日同じ行動の繰り返し(常同行為、時刻表的生活)、万引きなどの反社会的行為がみられる前頭側頭型認知症があります。また、言葉の意味がわからなくなる症状(語義失語)が主となる意味性認知症では、話が通じにくくなるため物忘れがひどくなったとアルツハイマー型認知症に間違われることもあります。
- レビー小体型認知症は薬剤によっては過敏性があると聞きましたが、市販の薬にも過敏性があるのでしょうか?
- レビー小体型認知症臨床診断基準の示唆的特徴の1つに「重篤な抗精神病薬の過敏性」があります。抗精神病薬は幻覚や妄想に対して使用されることがある薬です。明らかなエビデンスはありませんが、抗精神病薬だけでなく色々な薬剤にレビー小体型認知症では過敏性があると思われます。市販の風邪薬などでもせん妄状態となることがありますので、市販薬であっても安易に使用せず、かかりつけの先生に相談した方が良いでしょう。
まずはご相談ください
専用相談電話 (076)281-2600
石川県立こころの病院 代表電話 (076)281-1125
相談時間:平日 8:30~17:15(土曜日、日曜日、祝日、年末年始は除きます。)
- はじめに困っていることや最近のご様子を伺います。
- 精神保健福祉士等がご相談に応じます。
- 受診が必要なときは、高齢者外来の診察日時のご予約日程調整を行います。
(初めての患者様は、平日午前中のみのご予約です。かかりつけ医がある場合は、紹介状をご持参ください。) - 関係機関と連携を持ちながら適切なサービスの紹介などを行います。