
加賀藩5代藩主・前田綱紀は、1676年(延宝4年)に作事所を城内に移し、その跡に蓮池御亭(れんちおちん)を建て、その周辺を作庭しました。これが兼六園の始まりです。6代藩主・吉徳は御亭を建て替えましたが、明治のはじめに取り壊されるまで、今の噴水の前にありました。藩政後期には時雨亭とも呼ばれており、平成12年3月に現在地に再現しました。庭側の10畳と8畳、さらにそれに続く御囲は、残されていた当時の平面図により復元した部分です。
構造 | 木造平屋建、柿葺 |
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面積 | 270m2 |
施設内容 | 座敷10、10、8、8畳、13畳、寄付 8畳、水屋 2カ所 |
付帯施設 | 時雨亭芝生 約700m2 |
利用時間 |
午前9時から午後4時30分まで(最終受付時間 午後4時) ※午後0時から1時の間は、清掃のため、入館できません。 ※貸切利用時など、入館できない場合があります。 ※お点前の体験サービスは行っておりません。 |
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休亭日 | 年末年始 (12月29日から1月3日) |
抹茶 | 800円 (時雨亭オリジナル上生菓子付き) |
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煎茶 | 340円 (和菓子付き) |
※呈茶の団体予約は直接、時雨亭へお申し込み下さい。
専用利用(貸亭)をご希望の場合は、金沢城・兼六園管理事務所へお問い合わせください。