全国植樹祭は、豊かな国土の基盤である森林・緑に対する国民的理解を深めるため、毎年春季に天皇皇后両陛下ご臨席のもと、国土緑化推進機構と開催地都道府県の共催により行う国土緑化運動の中心的な行事です。
昭和25年に第1回大会が開催され、石川県での開催は、昭和58年に河北郡津幡町の石川県森林公園で第34回大会を開催して以来、32年ぶり2回目となります。
行事名 | 第66回全国植樹祭 | |
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開催日 | 平成27年5月17日(日) | |
開催会場 | 式典会場(お手植え、お手播き含む) | 木場潟公園中央園地(小松市三谷町) |
植樹会場(式典参加者記念植樹) | 木場潟公園及び憩いの森(小松市) | |
荒天会場 | 小松ドーム(小松市林町地内) | |
開催内容 | 式典行事 | 「お手植え・お手播き」 国土緑化運動ポスターコンクール等の表彰等 |
植樹行事 | 県内外の式典参加者による記念植樹を実施 | |
主催者 | 公益社団法人国土緑化推進機構、石川県 |
「木を活かし 未来へ届ける ふるさとの森」
作者(受賞者) 山路 佳奈(やまじ かな)さん (石川県内灘町)
現代に生きる私たちが森林資源を適切に利活用することで、人類共通の財産である健全な森林を次代に伝えていこうという意思を表現しました。
北陸新幹線金沢開業という記念すべき年に開催される全国植樹祭に相応しいシンボルマークとなるよう制作しました。デザインは「石川県北陸新幹線金沢開業PRマスコットキャラクター・ひゃくまんさん」を中心に置き、その周辺を緑で囲んでいます。ひとつぶの種から成長した木々に花が咲き、繁った木から鳥が実を運ぶ様子を図案化し、本県で開催される全国植樹祭を起点に国土緑化運動が更に全国に広がっていく様子を表現しました。
制作協力/田中聡美氏(ひゃくまんさん作者〉
画題/「大きな木のおうち」
両手を広げた明るくさわやかで元気な少年と、両親・祖父母の3代を描くことで、健全な森林の次世代への継承を表現しました。
作者/二野 紗耶(ふたの さや)さん
(石川県立金沢西高等学校2年生)
昭和58年5月22日、河北郡津幡町の石川県森林公園にて天皇陛下をお迎えし、第34回全国植樹祭を開催しました。この大会では、天皇陛下がスギ、アテ(県木)の苗木をお手植えになるとともに、白山市三宮町の石川県林業試験場(現農林総合研究センター林業試験場)においてスギの種子をお手播きされました。また、7,700人の参加者により、スギ、アテ、ケヤキ、シイ、ブナ等の苗木が記念植樹されました。