研修生達の学ぶ姿勢を是非ご覧ください。
「作品販売会を終えて」研究科  更新日:2017年10月25日(水)  new!

 今月18日からめいてつ・エムザにて開催していた研究科生の作品販売会
“くたにdeごはん 6人展”が昨日24日に最終日を迎えました。


 7日間という短い期間でしたが、店頭でお客様と触れ合い、研修生はたくさんの学びを得ました。
 「自分が売れると思っていた商品と実際よく売れた商品が違っていた。」
 「伝統的な色や模様を好む方、作り手のオリジナリティに注目している方など、様々な買い手の目線を知ることができた。」
 「料理の盛りやすさを考えた上で絵付けすることが大切だと改めて感じた。」
など、6名それぞれが様々な感想を抱きました。

 本日、研究科生は早くも次の課題の図面制作に取り掛かっています。
 今回の展示での学びを活かして精一杯取り組みます。

「無鉛上絵具について学ぶ」本科1年・実習科  更新日:2017年9月28日(木) 

今月22日、当研修所顧問・武腰敏昭先生による「無鉛上絵具」についての講義を行いました。
本科1年生と実習科の合同授業でしたが、他学年からも受講希望者が殺到し、研修生たちは熱心に先生の言葉に耳を傾けました。

無鉛上絵具は、食器への鉛使用量規制のために開発された比較的新しい絵具です。

武腰先生は無鉛絵具を使う作家の第一人者として、自身が有鉛絵具から無鉛絵具に切り替えた経緯や、メリット・デメリットなどを事細かに教えてくださいました。




加えて、伝統におけるの創造の重要性や、世間の動向に常に目を向けなければならないことなど、制作活動においての信念もお話していただきました。

研修生たちはこの学びを活かし、明日からの制作に挑みます。

「庄三写し」本科2年  更新日:2017年5月17日(水)  

本科2年生は現在「庄三写し(しょうざうつし)」の課題に取り組んでいます。
講師・高聡文先生の手本を真剣に見つめ、細かな筆使いまで学びます。
石川県立九谷焼技術研修所


この課題では、九谷焼の作風の一つである「庄三」の技術を模写制作を通じて修得します。

「庄三」は陶工・九谷庄三(江戸後期〜明治前期)が確立した作風で、
当時輸入されたばかりの洋絵具や、それ以前から九谷で使われていた和絵具の技法、金彩など、
様々な作風がミックスされているのが特徴です。
(写真:色絵汐汲図撥形徳利(研修所所蔵))
石川県立九谷焼技術研修所


数ある九谷焼の作風の中でも、非常に高い技術が必要な作風です。

様々な種類の絵具を使うため、それぞれの特性について詳しく知っていなくてはなりません。(絵具中の水分・糊分の量や、塗る際の厚みなど、各自が調整しながら作業します。)

その上で人物、松、海面などを描き分ける高い描写力が必要です。


本科2年生だからこそ挑めるハイレベルな課題です。
各自、精一杯の技量をもって挑んでいます。
石川県立九谷焼技術研修所