研修生達の学ぶ姿勢を是非ご覧ください。
「庄三写し」本科2年  更新日:2017年5月17日(水)  new!

本科2年生は現在「庄三写し(しょうざうつし)」の課題に取り組んでいます。
講師・高聡文先生の手本を真剣に見つめ、細かな筆使いまで学びます。
石川県立九谷焼技術研修所


この課題では、九谷焼の作風の一つである「庄三」の技術を模写制作を通じて修得します。

「庄三」は陶工・九谷庄三(江戸後期〜明治前期)が確立した作風で、
当時輸入されたばかりの洋絵具や、それ以前から九谷で使われていた和絵具の技法、金彩など、
様々な作風がミックスされているのが特徴です。
(写真:色絵汐汲図撥形徳利(研修所所蔵))
石川県立九谷焼技術研修所


数ある九谷焼の作風の中でも、非常に高い技術が必要な作風です。

様々な種類の絵具を使うため、それぞれの特性について詳しく知っていなくてはなりません。(絵具中の水分・糊分の量や、塗る際の厚みなど、各自が調整しながら作業します。)

その上で人物、松、海面などを描き分ける高い描写力が必要です。


本科2年生だからこそ挑めるハイレベルな課題です。
各自、精一杯の技量をもって挑んでいます。
石川県立九谷焼技術研修所