平成29年度 デザイン支援事業成果品展 

 今年度も「デザイン支援事業成果品展」をしいのき迎賓館(金沢市)にて開催する運びとなりました。
 参加者11名による斬新な九谷焼をお楽しみいただければ幸いです。

   >>>> デザイン支援事業とは?
   >>>> 本展の見どころ
   >>>> 出品者と成果品テーマ

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  ・成果品コーナー(非売)
    11点 

  ・販売品
    100点以上(食器、置物、アクセサリーなど)

  (昨年度の展示風景)

◆会場・会期

【会場】 しいのき迎賓館 ギャラリーB 石川県金沢市広坂2-1-1

      >>> 交通アクセスについてはこちらをご覧ください。

【日時】 2018年3月24日(土)〜30日(金) 10:00〜18:00 
         ※最終日は12:00まで

【同時開催】 ギャラリーAにて 「九谷焼技術研修所 卒業・修了制作展」


 


デザイン支援事業とは?

 「現代生活に沿ったものづくりを目指す、九谷焼の作り手の勉強会です」

 

 デザイン支援事業とは、当所が平成17年から実施している、現代生活に沿ったものづくりを目指す九谷焼の作り手の勉強会です。年に6回、デザイナーや陶磁技術の専門家を招いて開く検討会において、参加者は制作のヒントを見つけます。それらを元に一年かけてデザインや制作技術を向上させていきます。

 (検討会の様子、試作品)

 


本展の見どころ

 「絵付けがより映えるようにデザインした、形態や質感」

 

 今年度の成果品展「進化する九谷ー土から考えるー」では、九谷焼の特徴である色絵に加え、土の特性や質感にも注目して制作した作品を展示いたします。
 あえて形を歪ませたり、LEDで光らせたり、樹皮を押し当てて凹凸面を作ったり…
粘土を捏ねくり回し、一年かけて作り上げたオリジナリティ溢れる形の上で九谷の色絵が輝きます。
 作り手それぞれのセンスと遊び心
を楽しんでいただければ幸いです。

  (成果品のためのテストピース)


 


出品者と成果品テーマ

 

 稲垣 淳平「九谷焼のアクセサリーの制作・ブランディング・販売戦略」
 北尾 マキ「石のテクスチャーを生かした食器と文様」
 木戸 優紀子「タタラ成形(成形技法)による鳥香合」
 米谷 彰能「美術工芸品として認められる画風・作風の確立」
 澤田 千絵「カタチについて考える」
 鷹栖 充「樹木の肌模様をいかした、タタラ成形(成形技法)の花器制作」
 中川  由加理「タタラ成形(成形技法)による箱の器」
 深澤 一正「光る九谷焼マグカップ」
 船木 大輔「無鉛デコ盛り(絵付技法)を使った食器」
 本田 真梨乃「盃とレリーフの入った盃台」
 吉田 純鼓「赤絵と色」