石川県立白山ろく民俗資料館
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長坂家

長坂家ながさかけ

長坂家は、白峰本村より上流約6kmに位置する白山市(旧白峰村)河内谷苛原の山あい(標高750m)に建てられていた永住出作り民家です。建物は、明治5年(1872)に白峰の大工、加藤八右衛門の手によって建てられました。

出作り民家の多くは簡素な造りの建物ですが、長坂家は太い柱を使った大型の出作り民家です。養蚕を営むため2階建てになっており、2階には養蚕作業用の照明窓が設けられています。壁は厚い土壁が塗り込まれた土蔵造りになっていて、強風にそなえて外側から「ツカセ」(支え棒)の丸太で支えています。クラとセンジャ(便所)もあわせて移築しています。

建築年代 明治5年(1872)
建築様式 入母屋造り平入り形式
木造二階建
茅葺
延床面積 237平方メートル(72坪)
文化財指定 石川県指定有形民俗文化財
指定年月日 平成16年1月30日
ジロとアマボシ
ジロとアマボシ

2階展示資料
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