HOME > 菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓 「五十間長屋2階〜」
菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓
イメージ

間取図
五十間長屋2階

ここ「五十間長屋」は武器等を保管する倉庫と城壁の機能とを兼ね備えた2階建ての建物です。 ここには天井板が貼ってないので、大きな松の木の梁など、その木組みをそのままご覧いただけます。 木と木は、鉄のクギやボルトで留めるのではなく、木材に「仕口」や「継ぎ手」、或いは「ほぞ」や「ほぞ穴」と呼ばれる凹凸を造って組み合わせ、 木で作ったクサビを打って外れないようにしてあります。 今回復元された一連の建物は、日本古来の柱と梁・桁を持つ「木造軸組工法」と呼ばれる方法で建てられ、 それに、土壁と貫(ぬき)という柱と柱を繋ぐ横木を組み合わせた「耐力壁」によって構成され、 地震に対してもきわめて丈夫な構造になっています。


戻る 次へ