活動インタビュー

合同会社加賀温泉(レディー・カガ)

加賀おもてなし

温泉地の女性100人で結成。知名度は海を越える
レディー・カガではどのような活動を担ってきましたか。
レディー・カガは、温泉旅館だけでなく、飲食店や観光施設のスタッフなど、加賀温泉郷で働く100人の女性がメンバーです。さまざまな活動に力を入れ、2014年に加賀温泉郷で開いたイベント「加賀四湯博」では、キャンペーンのシンボルを務めました。温泉地を巡る周遊ゲーム参加者への景品としてレディー・カガのトランプを渡したり、宿泊者に抽選で等身大のバスタオルをプレゼントしたりするなどの企画を展開しました。おかげさまで、国内での知名度の高まりを感じていて、海外でも加賀温泉郷を発信しようと、2014年2月にはアメリカ・ニューヨークでの観光PRも行いました。現在はレディー・カガの写真集を制作したところで、新たなノベルティグッズとして活用策を探っています。

レディー・カガ誕生の背景には、2011年3月に発生した東日本大震災の影響があるそうですね。
はい。当時は全国的に観光や宴会などの自粛ムードが広がり、加賀温泉郷も大きな打撃を受けました。そのころ、県旅館ホテル生活衛生同業組合青年部加賀支部長だった私は、新幹線が開業し元気だった九州の温泉地に視察に行き、地域一丸となって誘客に取り組む姿勢に感銘を受けたのです。半面、北陸新幹線開業まで3年を切っていた当時の石川県では、それほどの盛り上がりを感じられませんでした。「このままではいけない」。首都圏に向けて情報発信する必要性を強く感じました。そこで、加賀温泉郷の最大の魅力である手厚い“おもてなし”を伝え、観光業界だけでなく地域全体でお客様をお迎えするというメッセージを込めるため、女性100人でレディー・カガを結成し、活動の第1弾として加賀温泉駅で動画撮影を行いました。レディー・カガというプロジェクト名やユニークな映像が受け、動画配信サイト「YouTube」では閲覧回数が30万回以上を数えるほどの評判を呼びました。

プロジェクトイメージ写真 プロジェクトイメージ写真


今後の展望について聞かせてください。
引き続き、加賀温泉郷の観光大使として、こちらから各地に足を運び、アピールに努めていきたいと考えています。同時に、加賀だけでなく、日本の文化を海外に伝える役割も担っていければとの思いも強くなっています。ニューヨークを訪れた際、着物姿でキャンペーンをしたのですが、思っていた以上に受け入れられている印象を受けました。これからも海外に関する事業に積極的に取り組んでいきたいですね。並行して、講師を招いて講習会を開くなど、地元・加賀温泉郷のおもてなしの向上にも一層、力を入れていきたいと思います。