活動インタビュー

おいCまち内灘

加賀食

地元の魅力を掘り起こし、発信へ
もともと内灘はラッキョウ栽培が盛んだったようですね。
私は昭和48年に内灘に越してきました。当時は内灘砂丘にラッキョウ畑がいっぱいあって、紫色の花が秋に一斉に咲くと、まるで北海道のラベンダー畑のようでしたが、時代とともに耕作が放棄され、ラッキョウ畑はどんどん姿を消していきました。そこで、地域の農業活性化のためにラッキョウを再び町の特産品に育てられないかと構想を練り、平成21年2月に知人らに声をかけ、「おいCまち内灘」を立ち上げました。かつて自家用や他県出荷用にラッキョウを作っていた畑を借りたり遊休地を開墾しなおしたりして、約1000平方メートルの畑地で栽培をスタートしました。ラッキョウの栽培は、出稼ぎで男手のない時代から、主として女性が担っていましたので、お年寄りや女性でもできるという計算もありました。

パッケージにも工夫があるようですね。
ラッキョウの甘酢漬を、スタンド型のビニールパッケージと瓶詰めの2種類用意しています。ビニールパッケージの容量は50g、100gで、いわゆる食べきりサイズです。一方、瓶詰めの方は200g、300g、1kgで、町内にある道の駅の直売所では300gが売れ筋になっています。聞き取り調査をした結果、量が多いと余った時に容器に移し替えて保存しなければならなかったり、冷蔵庫の中でにおいがしたりするものですから、プロのデザイナーさんにも入ってもらって、若い女性にも手に取ってもらいやすいパッケージで販売することにしました。

プロジェクトイメージ写真 プロジェクトイメージ写真


親子収穫体験もされているそうですね。
グリーンツーリズムの一つとして、今年は夏休み中の7月27日と8月4日に実施します。北陸新幹線金沢開業後は、内灘への誘客につながるよう、海水浴などをセットにしてラッキョウ入りのカレーランチをふるまったり町内で宿泊していただいたりする企画も立てたいと思っています。また、内灘高校の調理研究部と一緒にラッキョウを使った新しいレシピの開発も今、進めていまして、内灘のラッキョウを地元の特産物として発信して、生産量の拡大にもつなげていけたらと思っています。