活動インタビュー

能登丼事業協同組合

能登食

奥能登の食材をインパクトある丼で
能登丼の定義とスタートしたきっかけを教えてください。
能登丼は奥能登産コシヒカリを使い、具材に地元でとれた魚貝類や肉、野菜、伝統保存食を用いた丼です。能登産の器とはしを使用し、はしはお客様にプレゼントしています。現在、奥能登の2市2町(輪島市、珠洲市、能登町、穴水町)にある53店が個性的な能登丼を提供しています。スタートしたのは平成19年12月です。県や市町、民間団体が一体となり、奥能登の豊富な食材をインパクトのある方法でアピールし、誘客につなげようと企画しました。アイデアを出し合って、検討していた同年3月に能登半島地震があり、震災の被害から立ち直りたいという思いも企画の実現、成功に向けた原動力となりました。

集客効果やこれまでの売り上げはいかがですか。
観光客が平日の昼間から訪れてくれるようになり、能登丼を目当てに奥能登まで足を伸ばしてくれる人も増えたと実感しています。事業開始以降、毎年平均5万9千食を販売していて、はしや器も含めた売り上げは年間で1億円以上にもなっています。平成25年度はのと里山海道の無料化が追い風となって販売数も増加し、1億2千万円の売り上げを見込んでいます。

事業開始から7年目、人気を維持する秘訣は何ですか。
食べ歩きが楽しめるようにサイズの小さい「コンパク丼」を発売したり、全店を制覇すると「スーパードンブリスト」の称号を贈るスタンプラリーを実施したりと、より多くの方に関心を持ってもらえるように絶えず仕掛けを考えています。神奈川県小田原市など丼でまちおこしに取り組む16地域と連携する全国丼サミットもその一つです。これは、平成22年に私たちの呼びかけで始まった取り組みで、全国各地域で能登丼をPRする絶好の機会となっています。

プロジェクトイメージ写真 プロジェクトイメージ写真


これからの取り組みについて聞かせてください。
能登丼を企画した背景には、北陸新幹線の金沢開業があります。金沢駅で電車を降りた人にとって、能登丼が奥能登まで足を運んでもらうきっかけになればと思っています。観光客が増えることで、各店ではもっとおいしいものを提供しようと工夫を凝らしており、能登丼はどんどん進化しています。接客に関する勉強会も開いていますから、味だけでなく、おもてなしの面でも磨きをかけていきたいですね。