活動インタビュー

白山商工会 白山麓賑わい創出事業実行委員会

加賀リーディング

県境・国境を越えた食の事業で白山のブランド化
「白山百膳」の開発と発信に至る経緯をお聞かせください。
白山商工会の中に白山麓賑わい創出事業実行委員会が立ち上がったのは平成18年です。地域活性化の手始めとして、まず「郷土料理のブランド化」をめざしました。 白山麓固有の食材を地元で多く消費するには、金沢など域外の人に足を運んでもらうことが必須と考え、「山のもんづくしの健康ごはん」をコンセプトに企画したのが「白山百膳」です。 郷土料理である報恩講料理をベースに、20年秋から各飲食店ならではのアレンジで幅広いオリジナル御膳を用意し、特に40〜60代の女性をターゲットに据えました。 メニューの間口を広げたことが奏功して、リピーターも含め狙いどおりのお客様が増えました。また、北陸新幹線金沢開業を見据えて、22年には富山県五箇山、23年には岐阜県白川郷に事業に参加いただき、 県境を越えて白山の食文化を情報発信しております。

23年秋に発売を開始した「白山もんぶらん」も好評ですね。
「モンブラン」にはフランス語で「白い山」という意味があり、フランスと白山をつなぐスイーツとして企画したのが「白山もんぶらん」事業です。 「白山もんぶらん」は、フランスと白山麓の食材を使い、白い山の形をイメージしたご当地スイーツで、石川県白山麓、富山県五箇山、福井県大野・勝山の11店舗で12種類を提供しております。 本事業では、「在日フランス大使館企業振興部‐ユビフランス」から後援名義の使用が認められたほか、世界的リゾート地であるフランス・シャモニーモンブランから観光局長を招いて講演会を開くなど、 国境を越えた取り組みを展開しております。

プロジェクトイメージ写真 プロジェクトイメージ写真


「第3弾」となる新商品の企画も進んでいるそうですね。
世界の白山と連携した第2弾事業として、アフリカの最高峰キリマンジャロが現地語で「白く輝く山」を意味することから、タンザニア大使館と連携したご当地コーヒーの商品開発を現在企画調査しております。 25年度を目途に商品化をめざし、コーヒー豆はタンザニア産「キリマンジャロ」、水は白山麓の水を使用する予定です。コーヒー単品のほか、「白山百膳」や「白山もんぶらん」と組み合わせてお客様に提供することも可能で、 白山周辺のより多くの飲食店でメニューに加えていただくことを期待しており、名水コーヒーとして定着し、より多くの誘客につながればと思っています。