大学生社会人のあなたへ

家族を支えながら、自分の未来も大切に

#自分の未来#周りに相談

一般社団法人ヤングケアラー協会

あなたは家族のために、日常的に家事や家族のお世話をしていませんか?それが勉強やアルバイト、仕事との両立を難しくしていないでしょうか?家族の介護その他の日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者を「ヤングケアラー」と言います。この役割は家族にとって欠かせないものかもしれませんが、その一方で、自分の時間や将来への選択肢が制限されることもあります。
大学生であれば、アルバイトやインターンシップを通じたキャリア形成の機会が限られたり、勉強時間を確保したりすることが難しいことがあるかもしれません。また、就職活動では、「家族のケアとフルタイムの仕事をどう両立させていけばいいのだろう」と悩むこともあるでしょう。
社会人の場合も同様です。フルタイム勤務が難しいために希望の職種を選べなかったり、家庭の事情で職場に迷惑をかけてしまうのではないかと感じたりすることがあるかもしれません。また、「周りに自分の環境や状況が理解されないのでは」という不安から、ひとりで抱え込んでしまう人もいるかもしれません。
しかし、家族を支えるために、自分の将来をあきらめる必要はありません。ひとりで悩みを抱え込まず、周りの人や相談機関を頼ることで、あなたの負担を軽減しながら両立する方法を見つけることができるかもしれません。例えば、大学生であれば、キャリア支援センターでは、状況を配慮してくれる就職先の情報を得られるなどの可能性があります。また、すでに就職している方であれば、人事管理部署や上司に状況を共有しておくことで、フレックスタイム制や在宅勤務などの制度を利用できることもあります。それによって、働きやすい環境を整えることができるかもしれません。

  • Episode07
    社会人Gさんの場合

    プレイ
  • Episode08
    社会人Hさんの場合

    プレイ

石川県では、ヤングケアラーに関する相談窓口として、LINE公式アカウント「いしかわヤングケアラーチャンネル」を開設しています。また、各市町では「ヤングケアラー相談窓口」を設けています。家族のケアと大学生活や仕事の両立に悩んでいる方、あるいは「自分がヤングケアラーかもしれない」と感じた方は、ぜひ相談窓口をご活用ください。
相談内容はどんなささいなことでも問題ありません。「家族のケアとアルバイトや就職活動が両立できない」「職場で理解が得られず困っている」など何でもお話を聞かせてください。
気になった方は、家族のケアと自分の生活を無理なく両立させるために、気軽に相談してみてください。

今悩んでるヤングケアラーへ さまざまな相談窓口があなたを待っています。

元ヤングケアラーの先輩に
気軽に相談しませんか?

市や町の職員が困り事など
あなたの話を聞きます

民間の児童福祉施設の職員が
困り事などあなたの話を聞きます

子どもの福祉に関する
様々な相談を
受け付けています

児童相談所相談
専用ダイヤル
0120-189-783

※24時間受付(年中無休)、通話料無料

ヤングケアラー同士がつながる
居場所づくりをしています

きょうだい同士でお話できるカフェや、
きょうだいに関する様々なイベントを
開催しています

困ったことがあったら、
周囲の大人にも相談してみてね。
あなたを心配して
気にかけてくれる大人は必ずいるよ。

今悩んでるヤングケアラーへ さまざまな相談窓口があなたを待っています。