Kaga Embroidery

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加賀繍(かがぬい)

指定区分
品目 加賀繍(かがぬい)
製作者

設置場所

中2階待合室

コメント

室町時代初期に京都から金沢に技術が伝えられ、まずは仏前の打敷や僧侶の袈裟に刺繍が施されました。その打敷の代表的な図案がこの「鳳凰」です。
立体感を出すための「肉入れ繍い」、ぼかし表現のための「刺し繍い」、金糸を用いた「駒繍い」を中心とした技法で刺繍しました。

コメント作成者:森本 悦子



新幹線により、人々と文化の交流が増し、伝統工芸の発展が期待できます。この目出たさを鳳凰の図柄で現しました。はなやかさを出すため、朱地に金糸、青、黄、白糸を使い、加賀繍の技法を用いて繍いました。
小さな作品ですが、伝統技法を十分に発揮出来たと思います。

コメント作成者:土木 通子