子宮体(たい)がん〜不正出血を見逃さないで〜

挿絵

更年期に発生率が高くなりますが、最近は若い女性の発症も増えています。40 代以降に月経以外の出血があるときは要注意。早期発見のためには、毎年定期検診を受けましょう。

どんな病気?症状は?

Check List

子宮頸(けい)がんとは違い、子宮体部の内膜に生じるがんで、同じ「子宮がん」でも、原因や発症しやすい年代、診断、治療も異なります。

子宮体がんは40 代以上に多く、50 代から60 代にピークを迎えますが、最近は30 代の女性にも増えています。原因ははっきりしていませんが、女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)の乱れに関連していると考えられています。

初期症状として不正出血が認められることが多く、進行すると腹痛や腰痛を伴う場合があります。40 代以降で不正出血がある場合は、すぐに婦人科を受診しましょう。

診断方法は?治療法は?

体がんの検査は、膣(ちつ)から子宮に専用の器具などを入れ、子宮内膜の細胞をとって組織を調べます。

治療は、がんの広がり具合に応じて、手術や抗がん剤、放射線療法、ホルモン療法などを単独や組み合わせで行います。

ページトップへ

このホームページに関するお問い合わせは  石川県健康推進課 〒920-8580 石川県金沢市鞍月1丁目1番地 行政庁舍9F
TEL. 076-225-1437 FAX. 076-225-1444 E-mail:kennsui@pref.ishikawa.lg.jp