子宮筋腫〜経血量が増え、貧血になることも〜

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成人女性の4人に1人が持っていると言われるほど一般的ですが、症状が重い場合は治療が必要です。いつもの月経に比べて量が多いとか、貧血気味だとか感じた場合は婦人科を受診しましょう。

どんな病気?症状は?

子宮筋腫は、子宮にできる良性の腫瘍(しゅよう)です。原因についてはいろいろな説がありますが、まだはっきりしていません。子宮の外側に突き出すようにできるものや子宮の筋肉の中にできるもの、子宮の内側に向かっ てできるものがあります。人によって大きさや数、できる場所や方向は異なります。

子宮筋腫になると、経血量が増えたり、レバー状の血のかたまりが多く混じったりするほか、月経過多や月経痛、腰痛、貧血などの症状が現れることがあります。

診断方法は?治療法は?

Check List

検査は触診のほか、超音波検査や画像診断などで大きさや数、位置を調べます。生命に直接関わる病気ではないので、日常生活に支障がない場合は、定期的に経過を観察します。症状がひどいときや筋腫が大きくなって不妊や流産の原因になるような場合は、薬物療法や手術を行います。手術には内視鏡を使ったものもあり、以前に比べると傷跡が小さくなっています。

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