避妊〜望まない妊娠を避けるために〜

近年、性交渉の低年齢化が進み、若い女性の人工妊娠中絶は以前に比べ増えています。中絶手術による心身のダメージを防ぐためにも、正しい知識を身につけ、パートナーの協力を得て、自分に合った方法を選びましょう。

特徴や方法は?

妊娠は精子と卵子が結びつき、受精することによって起こります。何らかの方法で精子と卵子が結びつくのを防ぐのが避妊です。

●コンドーム 男性器に装着し、精子が膣(ちつ)内にもれるのを防ぎます。性感染症予防に効果があり、手軽に入手できますが、装着ミスなどの失敗率が高いのが問題です。

●基礎体温法 基礎体温を測って排卵期を推測します。月経周期を知ることは大切ですが、体調などの影響で体温が変わることもあるので注意が必要です。

●ピル 女性ホルモン剤を服用し、排卵を抑えます。月経周期の安定などにも効果があります。医師による処方が必要で、副作用があるほか、体の状態によっては服用できない人もいます。

●殺精子剤 セックスの前に膣内に入れて精子を殺すことによって避妊するもので、フィルムやゼリー、錠剤があります。単独では効果が低いので他の方法と組み合わせましょう。

● IUD(子宮内避妊器具) 子宮内にプラスティック製の器具を入れ、受精卵が着床できないようにします。取り外せば再び妊娠も可能ですが、医師に挿入してもらう必要があり、出産経験のない女性には適しません。

●不妊手術 卵管や精管を縛ったり、切断したりして、卵子や精子が出ないようにします。一度手術を受けると、妊娠できなくなります。

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