月経のしくみ

月経は女性ホルモンの影響を受けて起こり、女性ホルモンは体のさまざまな部分や心と深く関わっています。日々を心地よく過ごすためのポイントは、月経周期に応じて変化する体のリズムを把握することです。

周期は25日から38日

女性は生まれたときから、卵巣内に卵子のもとになる原始卵胞を持っています。この卵胞が脳からの刺激を受けて成熟し、育った卵胞はエストロゲンを分泌して子宮内膜が厚くなります。卵胞がある程度大きくなると、脳からの指令によって卵子を放出し、卵子は卵管で受精を待ちます。排卵を終えた卵胞は黄体に変わってプロゲステロンを分泌し、この作用を受けた子宮内膜は受精卵を受け入れる態勢を整えます。受精が行われないと、ホルモンの刺激が少なくなり、子宮内膜ははがれ落ち、月経血となって子宮から排出され、次の周期への準備が始まります。

正常な月経は25 日〜 38 日の間隔で繰り返され、出血が続くのは3〜7日間です。月経周期が正常で排卵があると、排卵後は体温が上がる「高温期」になり、妊娠が成立しないと体温は低下して「低温期」に移ります。

月経のしくみについて
ページトップへ

このホームページに関するお問い合わせは  石川県健康推進課 〒920-8580 石川県金沢市鞍月1丁目1番地 行政庁舍9F
TEL. 076-225-1437 FAX. 076-225-1444 E-mail:kennsui@pref.ishikawa.lg.jp