看護部としての活動
CVPPP（包括的暴力防止プログラム紹介）
精神科に留まらずヘルスケアに携わる私たちは、一般人口に比べ暴力に受傷しやすいと言われています。当院では2007年よりCVPPPトレーナー養成に取り組み、現在、インストラクターが2名、トレーナーが女性を含めて16名在籍し活動しています。
精神科に入院する患者さんは、様々な精神症状や入院への不安が高まっていることと思われます。私たちは、そのような患者さんの援助者として、治療的で根拠のある関わりを目指し、当事者の尊重と人権の保障が行えるように日々取り組んでいます。
また、教育活動としてリスクアセスメント・ディエスカレーションなど段階的なアプローチの基礎やブレイクアウェイ・チームテクニクスといった身体的介入技術などを初任者研修や病棟勉強会で行い、病院全体でより質の高い医療が提供できるように取り組んでいます。
看護実践グループ活動
職員の看護実践能力の向上を目指し、プレーイングマネージャーである主査による主体的な小グループ活動です。フィジカルアセスメントや排泄、災害支援などタイムリーなテーマを選択し、年間計画を立案して活動します。
その成果は、院内集合研修や各部署への出前研修により、看護職員に周知し実践に活かしています。