病棟紹介
北病棟
北1病棟
北1病棟は精神科救急入院病棟で、石川県の精神科医療の基幹病院として、24時間体制で精神科救急医療が必要な患者さんの対応をしている病棟です。患者状態適応型パスの原理原則に則り、患者さんの治療目標状態を６つのユニットに設定し、その状態に応じたケアの提供や行動制限最小化に勤めています。
また、入院から退院後の生活を視野に入れ、医師・看護師・精神保健福祉士・臨床心理士・作業療法士・管理栄養士・薬剤師等がチームで連携し、3ヶ月以内の早期退院を目標に計画的な援助を行っています。
北2病棟
北2病棟は精神科慢性期治療病棟で男女混合の閉鎖病棟です。救急病棟である北1病棟の後方支援病棟として、入院が長期になることが余儀なくされている患者さんに、状態に応じて生活機能を高めることで病状の安定を図りながら退院や施設、開放病棟へ移ることが出来るよう援助しています。
生活機能を高めるため作業療法やグループ活動を通してリハビリテーションの促進、退院に向けてはご家族や地域支援者を交えてのケア会議を積極的に行い、内服薬の自己管理に加え視覚的構造化や元気回復プランの考え方などを取り入れています。
北3病棟
北３病棟は精神科慢性期治療病棟で男女混合閉鎖病棟です。救急病棟である北1病棟の後方支援病棟として退院調整に時間を要する患者さんのケアを行っています。また、長期入院を余儀なくされ身体的合併症を併発している患者さんのケアも行っています。さらに平成27年度から、地域で生活しているが、短期間入院が必要である方に対しての休息入院の対応も行っております。
このように幅広い層の患者さんのケアを行っていますが、患者さんの本来持っている力に注目し、その力を少しでも発揮できるように環境を整え、多職種によるチーム医療を推進し日々活動しています。