病棟紹介
東病棟
東１病棟
東１病棟は精神科急性期治療病棟で高齢者男女混合閉鎖病棟です。老年期精神障害や認知症などの急性期症状がある患者さんの治療をしています。病棟では患者さんの生きがいを共有し、認知症に伴う行動や症状（幻覚、妄想、せん妄、徘徊など）を温かく見守りながら、高齢者に起こりやすい身体合併症や転倒など事故のない安全な医療に努めています。また、作業療法士による一人一人に合わせたリハビリテーションにより、日常生活動作の維持、向上に努めています。
また、早期退院を目指し、患者さんが退院後在宅での生活が円滑に行えるために院内の多職種チーム（精神保健福祉士、作業療法士、訪問看護スタッフ）が地域の支援チーム（ケアマネージャー、介護スタッフなど）と連携し、支援者への情報提供や社会資源の活用などの調整を行い、在宅生活の継続に向けた支援をしています。
東２病棟
東２病棟は精神科慢性期で高齢の方や重度の身体合併症を有する方、重度の精神・行動の障害を伴う認知症疾患の患者さんを中心に治療を行っています。精神科急性期治療病棟（東1病棟）の後方支援として、精神症状の改善に伴い自宅や施設などへの退院を目指し、患者さんやご家族が安心した生活が送れるように精神保健福祉士や作業療法士と協力しながら日々取り組んでいます。また、作業療法を行い日常生活動作や生活の質の維持、向上に努めています。
東３病棟
東３病棟は認知症治療病棟です。精神科急性期治療病棟（東1病棟）の後方支援に加え、老人介護施設等からの新規入院患者さんも受け入れしています。
自宅や施設への退院を目指し、食事や更衣などの生活機能回復訓練や残存機能の維持・向上がはかれるよう日々援助しています。また、作業療法士による一人一人に合わせたリハビリテーションにより心身機能や生活行為の維持、向上に努めています。