| 2010年4月5日(月) |
| ハンザキの呟き(つぶやき)の終了について |
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2010年4月5日をもちまして、このページの更新を終了いたします。
約10ヶ月にわたって、内水面水産センターの業務や場内及び周辺の里山の出来事について、関連した話題を添えて更新してきました。終了後も当センターの概要の説明として、当面は、このまま掲載いたしますので、新たに当ページを見られるかたは、参考までご覧ください。
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| 2010年4月5日(月) |
| 最後の一葉 |
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先週末、ケヤキの枝に、まだ昨年の枯葉が一枚残っているのに気がつきました。
「最後の一葉」(The Last Leaf)は、小中学校の教科書にも採用されていたオー・ヘンリーの有名な短編小説です。
古いアパートで貧しい生活を送っていた画家のジョンジーは肺炎になってしまいます。そして、心身ともに疲れ切った彼女は、窓の外に見える煉瓦の壁を這う、枯れかけた蔦の葉を数え、「あの葉がすべて落ちたら、自分も死ぬ」と同居しているスーに言い出します。彼女たちの階下に住み、酒びたりで口ではいつか傑作を描いてみせると豪語するだけで長らく絵筆を握っていなかったベアマンは、ジョンジーの「葉が落ちたら死ぬ」という思い込みを、「馬鹿げてる」と罵るのですが、その夜、一晩中激しい風雨が吹き荒れ、朝には蔦の葉は最後の一枚だけになっています。その次の夜にも激しい風雨が吹きつけるのですが、翌朝になっても最後の一枚となった葉が壁にとどまっているのを見て、ジョンジーは生きる気力を取り戻します。実は、その最後に残った葉は、嵐の中ベアマンが煉瓦の壁に絵筆で描いたものだったのです。そして、彼女は奇跡的に全快するですが、ベアマンは肺炎になり、最後の一葉を描いた二日後に亡くなる・・・そんなお話です。
ベアマンのような傑作を書くことはできませんが、せめて、何が最後の一葉なのかを判ってあげる事くらいはできないかとは思っているのですが・・・朝、出勤の車を降りると、今年初めてのウグイスの鳴き声に出迎えられました。場内の桜は蕾を膨らませ、今ようやく咲こうとしています。センターの最後の一葉は、春まで持ちこたえてくれたようです。
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| 2010年4月2日(金) |
| Misty (ミスティー) |
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朝方の周辺の山々は深い霧に包まれ、このセンターは雲の中。霧に合わせて「ミスティー」を聞きながら構内に車を止めました。
ミスティーは、エロール・ガーナーが1954年に作曲した曲です。ガーナーは、シカゴへ向かう飛行機の中から窓の外に見える深い霧の景色をながめているうちに、この曲のメロディーが頭に浮かんだのですが、独学でピアノを学んだ彼は譜面を書いたり読んだりすることが苦手で楽譜を書けなかったため、忘れないように頭の中でメロディーを繰り返しながら、空港からタクシーでホテルに駆け込み、そこのピアノを弾いてテープに録音したそうです。後で歌詞が付いたのですが、その歌詞は、
Look at me. I'm as helpless as a kitten up a tree.
I feel I'm clinging to a cloud.
I can't understand. I get misty holding your hand. (中略)
I'm too misty and too much in love.
わたしを見て!降りることが出来ない木の上の子猫のよう
まるで雲にしがみついているかのよう
わからないの あなたに抱かれると霧に包まれているよう (中略)
あなたを愛しすぎた私は深い霧の中
ラブバラードなんてこんなものという言い方もできますが、改めて日本語訳を見ると、甘ったるくて赤面してしまいそうです。サラ・ボーンのボーカルも良いのですが、こんな日はベーシックにピアノトリオでミスティーのしらべに身をゆだねれば、あなたもガーナーと同じニューヨーク発・シカゴ行きの機内。雑誌から目を上げて気がつくと窓の外は霧・・・
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| 2010年4月1日(木) |
| 手取川にアユが上ってきました。 |
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ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。
鴨長明「方丈記」
私の好きな、方丈記の有名な書き出しです。
今年も、昨年と同じようにアユが手取川へ上ってきました。
でも、毎年上ってくるアユは同じように見えても、昨春のアユの子供たちです。車輪がちょうど一回転した時に、車輪の回転位置が同じ所に戻り、同じように見えても、車は一回転分先に進んでいます。昨年と同じように、海から上がってくるアユを迎える私も、一回転分、人生を進んでいたようです。若いころであれば、一年、一年前へ進んでいたのでしょうが、どうやら、年取るとバックに入ってしまうらしく、年毎に記憶力が抜け落ちているようです。行方不明だった、調査の写真を撮ったデジカメが、昨日突如出現しました。まあ、置いた所ですぐ忘れてしまっただけたったようですが・・・・(^^;
ゆく河の流れのように、上りくるアユのように、生まれてはやがて消えゆくうたかたの人生ですから、今を楽しむことに尽きるのでしょうが、なかなか小人には、達観できない世界ではあります・・・まあ、人に迷惑をかけない程度に生きたいとは思うのですが・・・
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| 2010年3月31日(水) |
| キクザキイチゲはアネモネの仲間です。 |
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昨日は、手取川河口の近辺で、鮎の調査を行いました。小舞子海岸や、金沢側の海岸では、波が強かったせいか残念ながら稚アユを捕まえることができませんでしたが、河川内にある船溜まりで、全長8cm弱の多数の稚アユを投網で捕まえることができました。水温は8度を下回っていましたが、もう、大きなアユは川を上り始めているようです。昼までの調査や、なんやかやで、昨日はページの更新ができませんでしたし、事情によりアユ調査の写真も提供ができなくなってしまいましたが、昨日の午後、キクザキイチゲが咲いてるところを撮影できましたので、今日は、その話題を。
キクザキイチゲの学名はAnemone pseudoaltaicaということで、園芸植物のアネモネの仲間です。アネモネanemoneは別名ハナイチゲ(花一華)、ボタンイチゲ(牡丹一華)ともいい、ギリシャ語の「風の娘」「風の子」という意味だそうです。アネモネは、ギリシャ神話に出てくる美少年中の美少年アドニスが、狩猟中にイノシシに突き刺されて死んだ時に流れた血から咲いた花。アドニスに恋した美の女神アフロディーテが、その風(アネモス)に吹かれて散るはかなさを見て流した涙から咲いたのがバラだそうですから、美しい花の代名詞のような由来ですね。アドニスを巡っては、アッシリア王である父を愛してしまった娘ミュラーからの不幸な出生であったり、彼を巡って、アフロディーテと、冥界の神ハデスの妻ペルセポネが取り合いをしたり・・・そのような愛憎劇の果てについた花言葉が「儚い恋」。同じアネモネの仲間でも、このキクザキイチゲは、所詮 はかない人生を、焦りも嘆きもせず淡々と受け止め、静かに咲いているようにも思えます。
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| 2010年3月30日(火) |
| お知らせ 【予告】 |
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昨年の6月から連載しておりました「ハンザキの呟き」ですが、どうやら、お迎えが来たようで?・・・・4月5日をもって終了することとなりました。短い期間でしたが、ご愛読いただきありがとうございました。
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| 2010年3月29日(月) |
| ハートマークのカメムシ |
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先週末に、「テレビで見た、ハートマークのカメムシがいました。」と一匹のカメムシが机の上に持ち込まれました。このセンターは、森を背にして白い建物が南の日差しを受ける形になっているせいか、虫たちの冬眠の場所に最高と思われるらしくて、冬が近づくとカメムシやテントウムシが一斉に入り込んできます。入ってきても、じっと冬眠していればいいのですが、暖かい日など、一斉に部屋の中で活動を始めるので、大変な騒ぎになります。しかし、カメムシは見慣れているものの、こんなキュートなカメムシは初めて見ました。ネットで調べたところ、「エサキモンキツノカメムシ」のようです。漢字で書くと、江崎紋黄角亀虫となり、江崎さんが見つけた黄色の紋のあるツノカメムシ科の虫、ということになるようです。山間部では、クサムシ(臭虫)と言われ、忌み嫌われるカメムシですが、このカメムシならば、「見ると幸福になる」とかいう噂を流せば、中・高生の間で人気者になれるかも?しれません。
先ほど、カジカの調査の担当者は、川へ産卵期のカジカの調査に出かけました。朝からすっきりしない天候なのですが、空は、早朝に比べ、やや明るくなってきました。
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| 2010年3月26日(金) |
| 蒲は角ぐむ (がま は つのぐむ) |
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明け方の雨が早朝にはミゾレへ、そして荒谷に着くころには雪へと換わり、ゴルフ場の芝も、今にも芽吹こうとしていた広葉樹林も、パウダーをまぶしています。しかし、今また、ビオトープ池は雨です。もう、桜の蕾も色づいているというのに、早春の寒さに逆戻りです。ところで、唱歌の早春賦の歌詞は、
1:春は名のみの 風の寒さや 谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず時にあらずと 声も立てず
2:氷融け去り 葦は角ぐむ さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空 今日も昨日も 雪の空
ですが、2番目の歌詞にある「葦(あし)は角(つの)ぐむ」というのは、葦が芽吹き、スックと出ている様を表したものだそうです。この写真は、蒲(がま)なので、「蒲は角ぐむ〜」なんですがね。ビオトープの抽水植物(地面から生え、水中から突き出す葉をもつ植物)には、がま:蒲、あし:葦、かんがれい:寒枯葦(寒鰈ではありません)が生えていますが、今のところ、角ぐんでいるのは、ガマだけのようです。
陸封型(大卵型)カジカの採卵が始まり、先ほども、メスの熟度鑑別を行っていました。午後からは、石川県内水面漁連の研修会があり、担当者が講演する予定になっています。
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| 2010年3月25日(木) |
| キクザキイチゲ(菊咲一華) |
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今日は、雨。鞍掛山も雲の中です。動橋川や鶴の川沿いに広がる林縁の明るい木陰では、しばらく前から、キクザキイチゲが今や遅しと開花を待っているようなのですが、彼女たちの心を開かせるためには、どうやら、太陽の微笑が必要のようです。それなのに、ここの所、天候が不順で、垂れ込める暗雲は、迫り来る定期異動という名の不吉な前触れでしょうか?異動発令日が少し遅れていますが、私としては、このままずっと凍結していただいて、なんら問題はないのですがね・・・と呟いても、イチゲ達はうつむいたまま・・・(^^;
・・・とまあ、個人的な感傷?は、おいといて、キクザキイチゲ(菊咲一華:Anemone pseudoaltaica)はキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。この花と同じように、春先に花をつけ夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす草花をスプリング・エフェメラル(春の儚いもの、春の短い命)と呼ぶそうです。この荒谷でも、その可憐さでは、1,2を争う?この花のシャッターチャンスをここ1週間待っていたのですが、開花を待ちきれずに、昨日の写真を掲載してしまいました。キクザキイチゲには白〜紫あるいは水色まで、バラエティに富んだ花色があり、群生している所もなかなか綺麗なので、来週には、お日様に微笑み返ししている姿をお見せしたいと思っているのですが、どうでしょうか?
と、入力していると、「ハートマークのカメムシを捕まえてきました・・・・」。これは、また後日。
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| 2010年3月24日(水) |
| つくし |
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動橋川沿いの土手に、つくしがニョキニョキ、一斉に背比べしています。ちょっと曲がった先端が、一生懸命、背伸びしているみたいに見えてかわいくありませんか?
ところで、童謡の「背比べ」は、五月五日の端午の節句の様子を歌ったものですけれど、歌い出しの歌詞の「柱の傷は、おととしの」って、なぜ、去年でなくて、おととしなんだろうって思ったことありませんでしたか?調べてみました。作詞の海野 厚には、3人の妹と3人の弟がいて、この歌は、その海野の弟の視点から書かれているそうです。昨年は、東京の早稲田大学に通っていた海野が静岡の実家に帰省出来なかったために、弟の背丈を計ってやることができなかった、それで、「柱の傷はおととしの・・・」となったそうです。海野は、28歳で若くして結核でなくなっていますが、この歌の前の年に帰省できなかったのは、その結核の治療のためだったと言う説もあるそうです。
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| 2010年3月23日(火) |
| クルミ |
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鶴の川沿いでは、川の斜面に立っている数本の大きなクルミの木が鬱蒼とした茂みを作っています。秋には実がフサフサと生っているクルミの木の下を歩いていて、雪解けの地面にある落し物に、ふと気が付きました。この辺りにクルミの実が落ちているのはいつものことなのですが、その周辺だけ、どのクルミも同じように穴が空けられています。どうやら、この森の住人の仕業のようです。秋になると、センターの中では例年リスの姿を見かけます。きっと、いつもここで食事をしてたんですね。クルミを抱えてカリカリかじっているリスの姿が眼に浮かびます。また、来年も来てくれるのでしょうか?
そろそろ、陸封型(一生を川で過ごす)カジカの産卵の時期がきます。今日は、カジカの担当者が川へカジカの産卵時期の調査に行っています。
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| 2010年3月19日(金) |
| お玉ヶ池? |
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つい数日前までは、ごま塩頭だった鞍掛山も、雪が消え、朝陽を背に受け黒々と浮き上がっています。ビオトープ池では、オタマ、オタマ、オタマジャクシ・・・・・だらけです。まさに、オタマヶ池といった趣です。この写真は、バケツに集めたわけでもなんでもなくて、池の中の、最も集まっているところを撮影しただけなので、一体、池には何匹いるのやら?
池のほとりに「お玉ヶ池」とでも看板をかけておきましょうかね? そうすれば、2、300年後には「お玉の悲恋伝説」が池の名前の由来になっているかも・・・。そういえば、動橋の「グズ焼き祭り」は、「お袖と文七伝説」でした。でも、この池は浅いので、身を投げても、「頭からオタマジャクシを滴らせた泥だらけの女が池から、ヌッと・・・」これでは、悲恋と言うより怪談になっていしましそうです。
今頃、担当者は、柴山潟漁協のKさんの舟で潟の水の上で水質測定です。今日は、本当に調査日和でしょうね。
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| 2010年3月18日(木) |
| ヤマメの稚魚 |
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ふ化室の水槽では、ヤマメが餌を食べだしました。稚魚が、お腹についた「臍(さい)のう」の栄養を吸収した後、浮き上がって餌を食べだす時期のことを、(そのまんまですが)「浮上」と呼んでいます。タイマーに合わせて自動給餌機から配合飼料が落ちると、稚魚たちが一斉に水面に広がる餌の粒を突き出し、静かな水槽内は一転してお祭り騒ぎになります。でも、残念ながら、写真撮影のために近づくとシャイなヤマメ達は水面から離れてしまうため、その大騒動を写すことはできませんでした。この稚魚たちは、10月の末に採卵され、1月にふ化した魚ですが、1月からずっと薄暗いふ化室の水槽で暮らしてきました。稚魚たちが明るい外へ出てゆくのは、1尾12円で配付されてゆく4月になります。
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| 2010年3月17日(水) |
| ショウジョウバカマ |
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雪解けの増水で動橋川も手取川も、どうどうと流れています。ここ数日、深い雲に隠れていた鞍掛山は、春霞の中に輪郭を現しました。
取水用の水門近くの斜面で、ショウジョウバカマが咲いていました。近くの林内では、キクザキイチゲも薄紫の蕾をもたげ、開花間近です。六地蔵側の灯篭のミツバチたちは、気温の低下で出入りもなく、冬眠状態に逆戻りですが、ビオトープでは、オタマジャクシが大量に発生しています。春の野山は、急に賑やかになってきました。
アユの稚魚は、冬は海で生活し、春になると川に上ってきます。そこで、アユの稚魚を生産するときは、その習性に合わせて、冬は海水で育て、春になると淡水で育てることになります。生産部では、これまで海水で飼育していた志賀や能登島の事業所から美川事業所への引越し大作戦の時期が迫ってきました。今年のアユは順調に育っているようですが、内水面センターを含めて水産総合センターを挙げての移動となるため、各所のアユの担当者は、その打ち合わせに余念がありません。
月末には、手取川の河口と海岸で、海洋生活期から遡上期のアユの調査も行なう予定にしています。
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| 2010年3月16日(火) |
| ミツバチたちのバイキングレストラン |
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六地蔵側のニホンミツバチが、先だっての春の陽気に活動しだしたと風の頼りに聞いていたのですが、ここのところの寒気の戻りで、鳴りを潜めていました。でも、先週の金曜日に行って見ると、もう活発に巣から出入りしていました。それも、働き蜂達は花粉を沢山つけて帰ってきます。こんな時期に、どこで沢山咲いているのかな?と思い、周りを見渡しながら歩いてくる帰り道・・・。ありました、ミツバチたちのバイキングレストラン。夏にはヤギ達の牧場、冬には小学生達がカンジキで歓声をあげていた、あの野原の中に3m程の大きなネコヤナギの木があり、満開となった、そのふわふわの花を巡り、蜂たちは食べ放題状態です。主なお客はミツバチですが、その他にもマルハナバチのような蜂や、ジガバチのような黒い蜂など数種の昆虫が群がっています。
昨日は、内水面漁場管理委員会で外来魚の報告をしてきました。この、ページを打ち込んだ後は、本庁舎(金沢)で開催される石川県水産振興協議会に出席します。
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| 2010年3月12日(金) |
| オウレン |
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日課となっている朝の犬の散歩は、冬の間は6時にしているのですが、真っ暗でボタン雪が降っていた昨日とは様変わりに、今朝は清々しい夜明けとなりました。正に、「春はあけぼの、やうやう白くなりゆく、山ぎはすこしあかりて・・・」(枕草子)という風情でした。一昨日の雪がまだ残っていて、空気は少し肌寒いものの、センター内は春の明るさです。
昨日、辻政信の銅像の写真を撮りに言った折、集落内の道路を歩いていて、石垣の上に白い小さな花が咲いていることに気が付きました。廃屋となっていた民家が数年前に取り壊され、今は、目線の高さにある宅地が林の様になってしまっています。一面にポツリポツリと咲いている見慣れない花は、差し込む木漏れ日に白く輝いていました。こんな時期に?と思って調べてみたところ、どうやら「オウレン」のようです。その根茎が漢方の胃腸薬の成分として有名なオウレンですが。このオウレンは、「セリバオウレン」か「キクバオウレン」のようです。オウレンって、3月のこんな早い時期に、こんな清楚な花を咲かせるんですね。知りませんでした。
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| 2010年3月11日(木) |
| 辻 政信 の銅像を見てきました。 |
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荒谷の集落内に銅像がある辻 政信は、一つ上の今立という集落出身の陸軍軍人・政治家です。高等小学校出ながら苦学して陸軍大佐、衆議院議員(4期)、参議院議員(1期)などを歴任した、地元では立志伝中の人です。外地で終戦を向かえ捕虜・復員した私の父のような人間には有名な人のようです。
経 歴
明治35年 石川県江沼郡東谷奥村今立 生れ
大正 9年 陸軍中央幼年学校入校
昭和 3年 陸軍大学校入校
昭和 6年 陸軍大学校卒業
昭和18年 陸軍大佐
昭和20年 第18方面軍参謀(作戦課長)
昭和20年 地下に潜行
昭和23年 佐世保上陸
昭和24年 復員
昭和25年 戦犯指定解除
昭和25年 逃走中の記録「潜行三千里」がベストセラーに
昭和27年 衆議院議員(旧石川1区)
昭和34年 参議院議員(全国区)
昭和36年 ラオスで行方不明
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| 2010年3月10日(水) |
| 杉〜!! |
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3月10日に雪景色を見ようとは思ってもいませんでした。20cm弱の積雪でしょうか?平野部では、路面の積雪はもう殆どありませんが、この荒谷では昨晩の2時に玄関先まで役場の除雪車が入ったようです。でも、この時期ですから、構内は除雪しなくても直ぐに溶けそうです。裏山の杉には、枝もタワワに花粉が〜〜花粉症の身の上としては見ただけで鼻がむず痒くなってきます。枝に積もった雪から滴り落ちる水に包まれた花粉・・・このまま、一生そうしてろ!!という願いは、聞き入れられそうにありませんが・・・・
昨日の夕方、夜警をしに出勤された地元のおじさん曰く、山中温泉から四十九院のトンネルを抜けたところで、車2台の衝突事故に加え、2台の単独事故を見たそうです。
今日の午後からは、白山市の方が市役所の人と一緒にドジョウの視察に見えられています。つい先ほど、現地を見に行かれました。残念ながら、ドジョウは冬眠中ですが。
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| 2010年3月9日(火) |
| 少し気が早くはないですか? *** アザミ *** |
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粟津〜那谷にかけての車窓から望む鞍掛山は山合から立ち上る雲に隠れていました。冬型になるという天気予報にしては、まだ小雨だな・・・と、思っていたら、9時過ぎにはミゾレから雪へと変わってきました。もう、それ程積もることは無いと思うのですが、裏の杉藪は既に薄っすらと白んでいます。
先日、場内を見回っていて、冬の間、地面に張り付いてロゼット状態だったアザミも、少し葉っぱが立ち上がってきたな、と思っていたら、なんと気が早いことに、もう、花芽を抱えたアザミを見つけました。場内広しといえども、この株だけのようですが、先だっての、春の陽気に勘違いしたのでしょうかね?戻り寒波に今日は震えているかもしれません。
昨日、イノシシを見せてもらった猟師さんと、あの後お話をしていたのですが、今年の冬はイノシシが良く取れたそうです。でも、この猟師さんは猟期の最初に山に入らなかったので、少なかったそうですが、それでも、この冬に12頭仕留めたそうです。100kg級の大物を仕留めたときには、数時間かけて、川まで持ってきて一晩沈めておいて、次の日に取りに来たのですが、それから道まで出すまでに6時間かかったとか。
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| 2010年3月8日(月) |
| 「啓蟄」改め、イノシシ! |
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そういえば一昨日は二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」だったようですから、今日の話題は春になって地面から出てくる虫の話題で・・・と思っていた矢先、玄関先に止まった車が一台。「イノシシが獲れたけど、いらんかね?」という知り合いの猟師さんでした。私達のセンターがある荒谷の集落の一つ上流側の今立(いまだち)という集落に仕掛けてあった篭罠にかかったイノシシでした。昨年の春に生まれたイノシシのようです。(良い子達も見るかもしれないことを考えると)右の写真から先は、とてもお見せできません。(それでは、先日の内臓はどうなんだと言う、突っ込みは置いておいて)このイノシシはオスだったのですが、「大きい奴は、この金玉が美味い!」・・・そうです (^^;
ちなみに、下の写真は、猟師さんの相棒の「リキ」です。ピックアップトラックの後ろの穴から覗いている顔は、確かに、同じ北海道犬だというソフトバンクのお父さん犬に似ていましたね。イノシシには勇敢だけど、人には優しい犬だそうです。左下の荷台にちょっぴり見えるイノシシを前に得意そうな顔にも見えますが、今回は、檻の中のイノシシを出しただけなので活躍はできなかったようです。でも、先日、100kg級のイノシシ狩りを行なったときは大活躍だったそうですよ。
両側回遊型のカジカの卵は全てふ化を終えました。ビオトープのカエルの卵も、早く産みつけられた卵からオタマジャクシになり始めていますが、戻った冷気のせいか、動きは鈍く感じられます。センター内の木々や草花も芽吹き始めていますが、その話題はまた後日。
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| 2010年3月4日(木) |
| カジカの卵が、殆どふ化しました。 |
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カジカの卵も、もう殆どふ化してしまいました。そういえば、ふ化に気を取られ、ふ化まじかの卵の写真は撮ってなかったことに気が付きました。あわてて、僅かに残った卵で記念写真を撮影しましたが、こうやって、じっくり眺めてみると、ふと、ガチャポン(あるいはガチャガチャ)の透明なボールに入っているポケモンのように見えました。ん、そういえば、今を去ること、7年ほど前のポケモンブームの最盛期の頃のことです。見学に来た小学4年生に、イシガメの説明をした際に、「これは、ゼニガメです。(イシガメの小さなものをゼニガメと呼びます。)」、「それでは、ゼニガメの進化形は?」と問い、「イシガメ」と答えた子に、「ブー!カメックス!」と説明?し、とても受けたので、次の年に小学5年生に同じことを言って、冷たい視線を浴びてしまったのを思い出しました。
明日は、能登町の本所に朝9時までに出頭するように言い渡されているので、次の更新は月曜日以降になります。
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| 2010年3月3日(水) |
| 森の新聞 |
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50年以上前の古い児童文学、ビアンキの「森の新聞」をご存知でしょうか?男の子が好きそうなこの手の自然の本としては、シートン動物記や、ファーブルの昆虫記、椋鳩十の児童文学などが有名で、私も子供の頃に読みましたが、私的には、この「森の新聞」がとても心に残っているのですが、世間では、マイナーのようで、余り知られて無いように思います。久しぶりに、ふっと思い出しましたが、もちろん絶版で、図書館でも置いてあるところは殆ど無くて、やっと、県立図書館で借りることができました。私の読んだ初版に加えて、加筆され「ビアンキ動物記」としても出版されていたようです。本の内容については、次の前書きで紹介させていただきます。
読者の皆さんへ 「森の新聞」ビアンキ より
ふつうの新聞には、人間のことしか書かれてありません。けれども、動物や鳥や昆虫はいったいどんな暮らしをしているかということを知るのも、みなさんには興味深いことでしょう。
森の出来事は、町に比べて少なくありません。そこでもやはり仕事がおこなわれていますし、たのしいお祭りや不幸な事件があるのです。森には森の英雄や悪漢がいます。でも、町の新聞には、そのようなことはさっぱり書いてありません。ですから森のニュースは、だれもなにひとつ知っている人はいません。たとえば、このレニングラード州で、寒さの厳しい冬に、翼の無いカが地面のなかからはいだしてきて、雪の上をはだしでかけまわっているという話を聞いた人がいるでしょうか?森の巨人―オオジカの戦いの話、渡り鳥の大移住の話、ヨーロッパじゅうをてくてく歩いたヒメクイナの愉快な旅の話などは、どんな新聞を読んだら、でているでしょう?・・・
・・・わたしたちは、一人の特派員を、有名な狩人スイソーイ・スイソーイチのところへ派遣しました。二人は一緒に狩猟をやりますが、たき火をかこんで一休みするときなどに、スイソーイ・スイソーイチは、よく自分の冒険談をしてくれます・・・
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| 2010年3月2日(火) |
| う〜肝い?! |
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先週の春のような陽気から一転し、山並みは強く煙り、鞍掛山も雲の中、手取川も大増水でした。鶴の川も、先週末には泥濁りの増水になり、夜警のおじさんは気の毒にも、濾過槽の逆洗(濾材の目詰まりを防ぐために、汚れると自動的に、濾材を洗う作業をするのですが、その時、警告のブザーがなります。)で、夜中に何度も起こされたようです。
昼前に取水用の水門へ見回りに行くと、遠目にも、なんとなく異様な物が川岸に引っかかっているのが見えました。近づいてみると、「うっ!」、獣の内臓です。恐らく、猟師が撃った獲物の内臓だけを捨てていったようです。上流から流れてきたのではないでしょうか?かなり大きいので、いのしし かな?、熊かな?と思いつつ、戻ってきて地元の人に、このことを聞いてみると、「この近くで地元の猟師さんと話していたら、先週、鶴の滝の上流で大きなイノシシを仕留めた。熊はもう捕れないけれど、イノシシはまだ獲っても良い(狩猟期間中)」などと話していたそうです。どうやら、イノシシのようですね。気持ち悪いので、一番遠くから写した物をアップしました。だったら載せるなって?すいません、この気持ち悪さを、だれかと共有したくって・・・・。ドアップの写真は、「この手の物が好きそうな人にメールでもすれば?」との忠告?に従いましょうか?。(本当は、今日は、かって読んだ児童文学の話でもと思っていたのですが・・)
カジカのふ化は、明日にも、殆ど終わりそうです。今日から、餌のアルテミアの給餌を始めました。
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| 2010年3月1日(月) |
| ビオトープ池で、カエルが卵を産みました。 |
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先週の金曜日に、ビオトープの池でカエルが産卵していることに気が付きました。先週の木曜日に、池から聞こえてきた不思議な鳴き声は、カエルたちの恋の歌だったようです。いったい何匹が生んだものやら、一面に大量の卵が産みつけられています。寒天質が水面を押し上げ、水中には黒豆のような胚が無数にあります。発生が進んで、形が細長くなった胚も見られますので、どうやら、数日に渡って産んでいたようです。姿は見えなかったのですが、カエルの歌のような「ケロケロ、ゲッゲッゲ」ではなく「フワ、フワッ」みたいな不思議な声でしたが、何ガエルだったんでしょうね?
今日で、やっと断水が終わりました。このセンターへは、水道が来ていないので、鶴の川の水を濾過機で濾して飲料水やトイレの水に使用しています。濾過機の濾材の入れ替えで断水していたのですが、やっと工事が終了したようです。一週間ではありましたが、いざ出なくなってみると、水が無いと言うのは本当に不便なものですね。
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| 2010年2月26日(金) |
| カジカが本格的に、ふ化しています。 |
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昨日は、春一番が日本列島中を吹き荒れたようです。今朝の出勤の折、車が荒谷地内に入ると、路上に散らばった杉の枝で夜間の強風を知らされました。風は午後には収まってきたようですが、動橋川は増水し、コーヒー牛乳の濁流が渦巻き、流れてゆきます。
採卵室のカジカの卵が本格的に、ふ化したので、午後にはコンクリート製の飼育水槽へ移し塩水飼育を始めました。塩分濃度は1%弱です。いきなり、淡水から塩水に入れられた稚魚たちですが、まったく何事もなかったように泳いでいます。ふ化の時から海水で生活できる体の準備が整っているんですね。 塩水が眼に入って痛いということも無いようです・・・。
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| 2010年2月25日(木) |
| ガマ の花穂が飛び散りました。 |
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ビオトープでは、ヒメガマの花穂が一斉に破裂しました。ガマの花穂の茶色は、密生した花の雌しべの柱頭の色なのですが、その一つ一つの花の根元には白い毛が沢山ついています。花穂が熟して来ると、雌しべの子房の下の柄が伸びるので、花穂の直径が大きくなり、ついには破裂するようにほつれて、果実が風に乗って飛び散ります。果実が飛び散った穂綿が白い毛の塊のように水面に浮かんでいました。
昨日今日と春のような陽気です。春霞で遠くの山々は、うっすらと霞んで見えます。ビオトープでは聞きなれないカエル?の鳴き声だけが響いています。姿は見えませんが、アマガエルともトノサマガエルとも違う声です。
昨年の春から新たにドジョウの増養殖技術の開発を始めたのですが、今日は県内のドジョウの遺伝的変異について共同研究させてもらっている北海道大学の先生が来られました。昨年、採取し分析した石川県内のドジョウの遺伝的変異について、日本国内及び中国でのドジョウの遺伝的分布の中での位置づけについて説明をしていただきました。DNAの分析結果などのかなり専門的な話になるので、そのうち概要について、判りやすくお話できる機会があればと思っているのですが・・・。調査に行った中国でのドジョウの養殖の状況等についても教えていただきましたが、先生は、先ほど当センターの担当者と共に、能登地区へ向かいました。
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| 2010年2月24日(水) |
| カジカが ふ化しました。 |
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採卵室のカジカの卵が、ふ化しはじめました。今、ふ化しているカジカは両側回遊型(中卵型)のカジカで、生まれると一度海へ下るタイプのカジカです。写真のように、まだ、お腹に卵嚢(らんのう:栄養分)を抱えているのですが、ふ化直後から、泳ぎ出します。天然では、この性格から、直ぐに川の流れに乗って海へ下ることになります。4月に採卵する陸封型(大卵型)のカジカが、ふ化すると直ぐに底生生活を始めるのとは対照的です。同じ種とはいえ生活史はかなり違い、むしろアユに近いような生活を小さいときはすごします。冬の間は海で生活し、春になると川を上ってくるのです。成長した後は、一生川に残る陸封型とは区別が難しいほど似ている姿になるんですがね。
川に住む魚には、このカジカのように、同じ種や近い種なのに、海に下るものと川に残るものの2タイプが現れる種が結構います。ヨシノボリ、ウグイ、サクラマス(ヤマメ)などがそうです。そして、ヨシノボリの仲間でも、カジカと同じように川に残る(陸封型)カワヨシノボリの方が大きい卵を産むという点で、カジカと似ています。これは、外敵が多く餌の少ない川では、生まれて直ぐ逃げられ、少しぐらい餌がなくても育つ大きな卵を少数産む方が有利であるが、海には餌が豊富なので、小さな卵を沢山産むほうが有利だったから、このように進化したんだろうといわれています。
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| 2010年2月23日(火) |
| ふきのとう |
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ポカポカ陽気に誘われたのでしょうか?鶴の川沿いの土手に、今年一番の「ふきのとう」が出ていました。ネコヤナギ(正確には、ヤマネコヤナギ等のネコヤナギの仲間だと思いますが)に続く、春の便り第2弾です。冬も峠を越え、山里にも春は確実に近づいてきているようです。採卵室では、数日前から、カジカがふ化し始めています。ふ化した稚魚の様子は、また明日にでも、ご報告したいと思います。
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| 2010年2月22日(月) |
| アライグマ |
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朝、出勤すると、夜警のオジサンから、「今日は狸汁にすると良いよ!」と言われました。篭のところへ行くと、?なんだか、狸と違う・・・アライグマでした。数年前、地元の人の家に侵入し、餅まで食べて荒らしていったアライグマが捕まったときには、このセンターの職員もお相伴?にあずかったそうです。(その日、私は幸いなことに出張中だったのですが・・・)
特定外来生物ですから処分しなければならないところなのですが、この文章を正に打とうとした、その時、「篭を持ち上げようとしたら、思ったより(アライグマが)重くて、扉の方に下がってしまって、少し開いた扉から必死こいて(アライグマが)逃げてしまった。」と連絡がありました。せっかく、変わったものなら何でも食べてみたいと言っていた本庁?課のOさんに持って行ってあげようと思っていたのに・・・。
今日は、お昼から内水面漁場管理委員会があります。今日の委員会は、年1回、内水面の漁業権に義務付けられている目標増力量を決める日なので、少し時間がかかりそうです。
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| 2010年2月19日(金) |
| 動橋(いぶりはし)小学校にて (後編) |
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16日に開催された動橋小学校での出前授業は、「新堀川潮止め水門の魚道」と題して北陸農政局が説明されたものです。子供達の後ろに私と並んで座った漁協のY組合長さんの、この新堀川水系の魚道へのこだわりは大変なものです。「この魚道は私が作る様に言ったものである!」との、お話を授業の前後に渡ってお聞きしておりましたが、なんと言っても、この日驚いたのは、授業後に大人顔負けの質問をした児童達でしたね。(当然ながら)先生が育てていたのは、水槽のグズだけではなかったようです。最後に、動橋川へ行って、学校で育てていたサケを放流したのですが、このサケ達が帰ってくる頃には、みんな立派な中学生になっていることでしょう。
追伸:夜明けまでに金沢に薄っすらと雪を積もらした雪雲は、朝になってやっと加賀南部まで到達したようです。鞍掛山は、水彩絵の具で刷いた輪郭の様に煙って見えます。降り出した雪の中、柴山潟の水質調査に公用車が出てゆきました。
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| 2010年2月18日(木) |
| 動橋(いぶりはし)小学校にて (前編) |
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今朝の冷え込みで、水溜りも養魚池も薄氷が張っています。朝は晴れていたのですが、午前中の消防訓練で駐車場に避難した時には雪が降っていました。
一昨日、動橋(いぶりはし)小学校へ行ってきました。動橋まちづくり推進協議会の案内で、「北陸農政局の出前授業とサケの放流」に参加するためです。小学校に入ってゆくと、まず、入口においてある水槽で、昨年、当センターからお渡ししていたドンコに再会しました。ドンコは、この辺りではグズとも呼ばれているハゼ科の淡水魚です。動橋地区では、振橋神社の夏祭りとして「グズ焼き祭り」が行なわれています。魚の形をしたグズの張子を持って練り歩くお祭りですが。昨年、小学校からの「子供達にグズを見せてあげたい」という依頼で差し上げたのですが、お祭りのグズ顔負けの迫力に育っていました。そして、会場の図書室に入ってゆくと、見覚えのある組合長さんが農政局の人を相手に熱弁をふるっている光景が・・・(後編に続く)
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| 2010年2月17日(水) |
| 冬は早朝(つとめて) |
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春は曙、夏は夜、秋は夕暮れ、そして、冬は早朝(つとめて)が趣深いといったのは、枕草子の清少納言でした。こんな朝は、きっと良い情景に出会える!?と思いながら場内の見回りの折にはまず立ち寄るゴミ取機の所へ行くと、2、3m真下の川原を歩く大きな獣が・・・そうそう、「冬は早朝、鶴の川でカモシカと眼と眼で通じ合うなど、いとおかし」となってしまいましたね。カモシカ君は偉い!こちらが身動きさえしなければ、何枚写真をとっても、凍りついたようにポーズをとり続けてくれます。もっとも、見つめる眼を離した瞬間に行ってしまいました。一時、心が通じ合っているかのように見つめあった二人だったのに冷たいなぁ・・・。
昨日は動橋(いぶりはし)小学校へ行って、サケの体験放流に立ち会ったので、今日はその話題でと思っていたのですが、カモシカ君のおかげで、そのお話は「また、明日の心だぁ!」(古いっ!小沢一郎さんでしたっけ?・・・それでは、「消費税は、また、参院選後の心だぁ!」になってしまいますよね、昭一さんの方でした・・・(^^;)。
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| 2010年2月16日(火) |
| ネコヤナギ |
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再び冬型の気圧配置が訪れ、朝の気温も0℃に舞い戻り、浅い水溜りは薄く凍っていました。でも、真っ先に春の訪れを告げていた鶴の川のネコヤナギの芽はしっかり膨らんできています。朝から断続的に降っていた雨を弾き、猫の尻尾のような芽に乗った水玉が綺麗です。ところで、この尻尾は日本猫ではなさそうですね。ロシアンブルーといったところかな?(私はイヌ派なので、猫の品種には詳しくないのですが)
濾過槽棟では、カジカ(両側回遊型)の稚魚のために、塩水を作るべく、セメント袋の並塩が次々と水槽に投げ入れられています。数十トンの塩水を作るためには、数十袋の塩が必要です。カジカのふ化も近づいてきました。
追伸:昼からまた雪が降ってきました。今日は午後から動橋小学校に出かけます。
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| 2010年2月15日(月) |
| テンの引渡し |
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先週、ハクビシンがワナにかかったと聞いていたのですが、忙しさにかまけて、「又ですか?前のと一緒のやつですかね?」「いや、少し小さいようですよ。」などと話しているだけで、見に行くことができなかったのですが、どうやらワナにかかったのはテンだったようです。気づいた職員が「いしかわ動物園」に電話したところ、「テンなら欲しい」ということだったので、日曜日に動物園から獣医さんに来てもらい、引き取ってもらいました。
先週は、「全国湖沼河川養殖研究会 アユ資源研究部会」が東京海洋大学で開催され、担当者のピンチヒッターで手取川のアユについて発表してきました。全国から集まったアユの研究者の熱い討議は夜の10時まで続きました・・・・本当に10時まで仕事の話でしたね。話が終わったのは、二日目の会議終了後、帰りの電車に乗る品川駅の改札口でした。行革で人員や予算の削減など明るい話題は少ないのですが、この熱さが内水面研究の原動力ですね。
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| 2010年2月10日(水) |
| 加賀っ子自然塾 |
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右の写真は、当センターの入り口にある昨年の夏場はヤギの牧場であった広場です。この前の日曜日に子供達が集まっていました。加賀市役所が主催する「加賀っ子自然塾」が開催され、21名の小学生が参加していたそうです。例年、この時期にカンジキで雪の上を歩く体験をしているそうです。雪の状態も天候も良かったようで、まずまずだったようですね。日曜日に飼育管理のために出勤する職員にお願いして、鶴の川のセンター側からでいいからと、撮影を頼んでありました。
朝から雨が降ったり止んだりの一日です。周辺の山は強く煙っていて、いつもは出勤途中で山合から見える鞍掛山も今日は見えませんでした。今日は来客の応対やら、舞い込んだ資料の作成依頼への対応やらで、気が付くと、お昼になっていました。12日はお昼から研修が入っているので、次の更新は来週になりそうです。今週は更新の成績が悪くて申し訳ないのですが・・・
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| 2010年2月5日(金) |
| 眼、眼、眼・・・・・・ (カジカの発眼卵) |
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今朝は晴天、僅かに降ったサラサラの新雪が気持ち良い朝となりました。雪の上には、夜の間に飛び回っていたイタチ達の足跡が、あちらこちらに残っています。昼には、一度雪が降ったのですが、今(午後3時)は、曇りで気温も多少上がり、雪も緩んでいます。新たな積雪があったので、日曜日に予定されている小学生のカンジキ体験教室も行なわれるそうで、日曜日には子供達の歓声が雪野原に響きそうです。
ふ化室ではカジカの検卵作業が折り返し地点まで来ました。今日中には、1月8日の第1回の採卵分の検卵が終わるだろうということで、これで両側回遊型のカジカ卵の半分の検卵が終わりそうです。発眼率(発眼の時点で生き残っている卵の割合)も、約半数と、まずまずの成績です。
月、火曜日とHP担当者出張のため、次回更新は10日(水)以降となりそうです。
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| 2010年2月4日(木) |
| カジカのふ化槽 |
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再び、冬に舞い戻り一面、雪景色となりました。積雪は20cm程と、それほどでもありませんでしたが、路面は凍結し、今朝の出勤時には事故渋滞に巻き込まれました。また、センターの一つ手前の菅生谷という集落では、溝にはまって救出中の軽自動車を見ました。雪は今も降り続いており、除雪車も、久々に動いています。
採卵室の中にはカジカ用のふ化槽が3基セットされています。検卵が終わったカジカの卵は、このふ化槽の中で、約1ヶ月間、ふ化までの時期を過ごします。ザルの中では、発眼卵が水に煽られ、フワフワと漂っています。ところで、卵の中に眼が見えますが、卵の中のカジカって、外が見えているんでしょうかね?人間で言うと胎児がお腹の中から外を見ているみたいな感じに・・・でも、見えたとしても、ほとんどザルだけなんですけどね。
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| 2010年2月2日(火) |
| カジカの検卵 |
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時折アラレ混じりに降り続く雨に、周辺の山は紗がかかったように薄く煙っています。
両側回遊型カジカの卵が発眼しだしたのに合わせて、昨日から検卵が始まりました。約2mmの卵の中には眼が二つ。暗闇の採卵室の中で、ピンセットに突かれている卵槐だけがルーペのライトに照らされて浮き上がって見えます。死んだ卵を取り除かれた後の卵槐は、ふ化槽に移され、注入される水に、フワフワと漂っています。この卵は産卵から約一ヶ月たちましたが、ふ化まで後一ヶ月、暗闇の中で漂わなければなりません。
また、このカジカは、本来であれば、ふ化後、直ぐに海へ降りて、春まで海洋生活をします。そこで、ふ化後に塩水で飼育する為の準備も平行して行なわれています。
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| 2010年2月1日(月) |
| 冬来たりなば春遠からじ |
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鶴の川の雪解けの出水は少し収まってきましたが、水辺のネコヤナギは、まだ冷たい流れに根元を洗われています。先週はどの冬芽も硬い燐片を被っていたネコヤナギですが、今朝、赤い帽子を取ろうとしている冬芽があるのに気が付きました。おなじみの猫の尻尾のような銀白色の毛が帽子の下から見えてきました。春はまだ遠いのですが、遠い春の準備はゆっくり着実に進んでいます。
カジカ(両側回遊型:中卵型)の卵も発眼(卵の中の稚魚の目が見えること)が始まりました。採卵室では、カジカの、ふ化に向けてふ化槽の準備もできたようです。朝方パラツイた雨も、遅くには再び雪へと変わるだろうという予報ですが、春へ向けた準備はここでも、着々と進んでいます。
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| 2010年1月29日(金) |
| 熊の被害 (平成6年夏) |
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朝からの雨は収まり、山合の靄は風にあおられ谷筋を昇って行きます。綿菓子が生じるように谷合から舞い上がってくる靄の下で、冬の眠りについているはずの熊たちですが、地元の人の話では、冬眠し損ねたのか、最近、この周辺で熊を見かけるそうです。ここのところはイノシシを捕っていた猟師さんが、「今度は熊でも捕ろうかな?」と言っていたそうです。
ところで、現在、このセンターの周りは、熊避けの電牧線が張り巡らしてありますが、以前は周辺に柵などは何もありませんでした。平成6年の夏に池の鯉やサクラマスが襲われる事件が頻発したため、当時の所長さんが夜中中、ビデオを回しっ放しにしたところ、9月15日午前3時6分、侵入した熊の撮影に成功しました。(写真右上)そこで、猟師さんに檻を設置してもらいましたが捕まらなかったため、電牧線を設置することなったそうです。
追伸:動橋小学校から、水槽のカジカが卵を産んだけれども調子が悪そう?と言うことで、担当者が今出かけました。
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| 2010年1月28日(木) |
| ネコヤナギ?の冬芽 |
積雪に降り注ぐ雨に立ち昇る靄が一帯にたちこめ、鶴の川は大増水しています。ネコヤナギでしょうか?増水した川の流れに震えるヤナギの枝先の冬芽は、まだしっかりとしています。あのフワフワの毛が現れるまで、春まだ遠し、ですね。
そういえば、先ほど、市役所の方が来られました。例年、この周辺で小学生がカンジキをはいて歩く体験というのを行なっているのですが、2月7日の日曜日に、この写真の直ぐ右にある、例のヤギの牧場あとで行ないたいので、お弁当を食べる場所等を貸して欲しいと言うお願いでした。その日まで雪が残っていると良いのですが・・・。昨年は、雪がなくて、更に谷の奥の大土という集落まで行って行なったそうです。
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| 2010年1月27日(水) |
| ビオトープ池が結氷しました。 |
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金沢市内は雲も多く、川北大橋でも気温表示は5度でしたが、南下するほどに晴れ渡り、それとともに、気温が下がってゆきました。小松市那谷辺りでは、路面に撒かれた凍結防止剤が夜の冷え込みを物語っていました。
ビオトープ池も結氷しました。雪の上を沈まずに歩けるので、撮影地点まで行くのも簡単です。枯れたガマやアシも凍り付いています。
昨日は、金沢市内の長寿生きがいセンターで開催されている「長寿大学」でお話をさせていただきました。2時間と言う長丁場に備えて作った127枚のスライドは、開講の3時間前にやっと完成するという手際の悪さであったのですが、睡魔が襲うお昼の一時からの割には、皆さん居眠りもせず、真剣に聞いていただけました。これは、講師よりも、平均年齢60台後半という20人程の受講生の方がしっかりしていたというべきでしょう。もっとも、「百聞は一見にしかず」と持ち込んだカジカとホンモロコが好評で、10分の休憩時間は大盛り上がり、講師の休憩時間はありませんでした。昨日一番の功労者は魚達でしたね。私はその運搬役としては役にたったかな?
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| 2010年1月26日(火) |
| ヤマメふ化仔魚 part.2 |
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前日に続き、ヤマメのふ化仔魚の第2弾です。今日の仔魚は、ふ化後20日ほどの魚です。一見、昨日のものと似ていますが、じっくり見ると、臍のうが小さくなっており、臍のうの上に色素が少し増えているのが判りますか?でも、餌付けまでは、まだまだです。既に、半分ほどの仔魚の餌付けが始まっていますが、昨日の仔魚などの餌付け開始は3月になりそうです。
6度台の冷たい水の中、仔魚達は、暗い水槽の中でじっと春を待っています。
今日は、お昼から,金沢市内へ出張し,長寿大学で講演しなければなりません。学生?の年齢を考え、このページの内容を元に「東谷の歳時記」と銘打ってお話をすることとしましたが、2時間と言う長い時間,はてさて、どうなりますことやら・・・(^^;
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| 2010年1月25日(月) |
| ヤマメふ化仔魚 part.1 |
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手取川に架かる川北大橋の今朝の気温表示は7℃、吹流しは強くたなびいていました。平野部の雪はほとんど残っていませんが、当センターへ曲がる荒谷神社の角は、除雪車が造った雪山が、まだ背丈ほどあります。
ふ化室に並んでいるふ化槽では、ヤマメの稚魚たちの餌付けが始まっています。右の写真は先週の金曜日の撮影ですが、餌付け前の、最も遅い時期に採卵したヤマメの稚魚です。採卵は11月18日で、撮影時点でふ化後10日程度経っています。
まだ、お腹に付いている臍(さい)のう に蓄えている栄養だけで成長できますが、もう少しで餌付けを始めることなります。黄色い臍のうには、まだ色素がなく、血管が目立っています。成長に従って、臍のうは小さく、色素は多くなり、やがて見えなくなってゆきます。
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| 2010年1月22日(金) |
| 荒谷神社の狛犬 |
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今朝は、本格的な冬型の気圧配置が戻ってくるという天気予報だったために、かなり身構えていたのですが、気温も零下まで下がらなかったのか、路面の凍結も無く、積雪も極く僅かでした。昨日は、春の陽気に雪解けの水がどっと出て、鶴の川も大増水となり、水槽内のカジカも濁った水で我慢の一日でした。今日はまだ水量は多いものの、水は透明度を取り戻してきました。
センター入り口にある荒谷神社の狛犬は雪の帽子を貰ったようです。ちなみに、狛犬と言うのは、想像上の獣で、犬ではないのだそうです。そして、元々は、向かって右側の「阿(あ)」は角はなく口は開いていて、向かって左側は「吽(うん)」は1本の角があり口を閉じているのだそうで、両方を合わせて「狛犬」と呼んでいますが、厳密には、角のない阿が「獅子」、角のある吽を「狛犬」と言うのが正しいとされているそうです。昭和以降に作られた物は左右共に角が無い物が多くて、これらは本来「獅子」と呼ぶべきものなのだそうです。だから、荒谷神社の像も、そういう意味では獅子のようです。
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| 2010年1月20日(水) |
| 寒鮒漁 |
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今日は柴山潟での漁場モニタリングの調査日でした。当センターでは、柴山潟漁協の組合員の舟に乗せてもらい、月に1回、潟内を巡り水質の調査を行なっています。しかし、待ち合わせ場所の柴山潟の漁港に調査員が着いても、いつも先に来て待っている潟漁師のKさんの姿が見あたりません。待つことしばし、やがて、遅れてやってきたKさん。今は、寒鮒漁の盛期ですが、今朝は200kg余りの大漁だったために運搬に時間がかかっていたようです。漁獲されたフナは小松の市場へと出荷されます。
今日は寒気も緩み、晴天で暖かく、風も無いという絶好の調査日和でしたが、午後からは曇りとなりました。陽気に誘われたのでしょうか、ここ数日、いろいろな鳥の姿を見ることが多くなりました。今朝も、路上でキジのメスかヤマドリを見かけました。また、林の中を何種類かの鳥が飛び去ってゆきますが、いずれも、お馴染みのカワガラスやカワセミ、アオサギ、セキレイといった鳥たちとは違うようです。
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| 2010年1月19日(火) |
| 雪上の足跡 |
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昨日の朝、用水のゴミ取機の確認に行った時、鶴の川の対岸の斜面から、夏の間ヤギの牧場となっていた広場にかけて、特徴のある足跡が続いているのに、気が付きました。ウサギのようです。ウサギの足跡は、大きな小判型の後ろ足の後に、前足の小さな丸い足跡が続くという特徴があるので、非常に判り易いですね。右真ん中の写真でいうと、右上へ、右下の写真では右方向へ歩いていったようです。なにか美味しいものを見つけられたのでしょうか。この辺りでは、最近はウサギの足跡は珍しく、イタチやテン、イノシシと思われる足跡が、ほとんどではないかと思います。
そういえば、今を去るン十年前、手取川の河口近くで、サケの密漁監視の為、夜を徹して交代で、川を見張っていたことがあるのですが、そのとき、川沿いの河川管理用の道路を走る車の前を次々と横切るノウサギが余りに多かったのに驚かされたことを思い出しました。走り去るウサギがヘッドライトに照らし出される、あの光景が今でも目に浮かびます。昨年も、アユの調査で手取川の川原を歩いていると、ウサギらしきフンを見つけましたから、今も健在かな?と思っているのですが。
追伸:先週の土曜日にこのセンターのある荒谷の地内で、ハンターによってイノシシが7匹、仕留められたそうです。
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| 2010年1月18日(月) |
| きんかんなまなま |
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夜明け前の犬の散歩の時は、金沢市内も路面が凍結し、長靴でも滑りそうになる状態でした。もっとも、冷え込みはさほどでもなく、日が昇るにつれて緩んできましたが、それでも、出勤時のセンター玄関前は、つるつるの状態でした。路面が凍結した状態の事を、金沢弁で「きんかんなまなま」といいます。「カンカンに凍りつき、ツルツルになっている」という感じでしょうか?テレビの方言の特集などで最近は結構有名になっている「きんかんなまなま」ですが、私も金沢育ちなので、知ってはいるのですが、親戚関係で当たり前のように自然に使っている場面に出くわしたことはありません。滅多に聞く言葉ではないのに加え、使うのを聞いたときも若干のわざとらしさを感じてしまいます。一応、私も金沢の土着民というかネイティブ金沢人と思っていたのですが、「きんかん・・」を使いこなすには若すぎると言うことでしょうか?
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| 2010年1月15日(金) |
| 除雪・除雪・除雪 |
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昨日から降り続いた雪は、ピークを越えたようではありますが、累積の積雪量は腰の高さ程となりました。この辺りは、以前は1mを超える積雪量があったのですが、最近の暖冬傾向の中では、久々の大雪となりました。集落内の道路は、除雪車がよけた雪が車の屋根の高さまで積みあがっています。昼にはロータリーの除雪車が来るだろうということですから、帰る頃には道路ももう少しすっきりしていると思います。昨日、帰宅の約40kmの道中で、事故に立ち会うパトカーを2件見ました。追突と、路肩への自爆でした。今朝の通勤は、幹線道路の除雪がしっかりしていたので、普段の4割増し位の所要時間と言うことで、昨日よりは改善していたようです。
場内では朝から職員総出で、除雪車の運転に、屋根の雪下ろし、通路の確保、ビニールハウスの雪落し、と除雪・除雪・除雪の午前中でした。左下の写真は作業場の裏ですが、トタン屋根から落ちた雪が軒先と繋がり屋根から一連のスロープと化してしまいました。
除雪中、久しぶりにスズメの群れを見ました。除雪車が間違えて掘り現れた地面で餌を探していたようですが、私に驚き、飛び去っていきました。プクプクに膨れた体が可愛い雀達でしたが、カメラには収まってくれませんでした。
オオサンショウウオの篭も雪に埋もれ、会いに行くのにも除雪が必要です。ビオトープには近づけません。
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| 2010年1月14日(木) |
| この冬、一番の積雪 |
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昨日、能登に大雪をもたらした寒気団は、一日遅れて加賀地方にも雪を降らせました。能登にある本所の話では、昨日の昼で20cm、今朝は累積で60cm位ということでした。この荒谷では、昨日から30cm位の積雪と、山添にしては多くはありませんでしたが、前の雪が残っているため、除雪していない所はひざ上まであり、累積では本所と同じ位でしょうか?
通勤時の渋滞はさほどではありませんでしたが、それでも普段の1.5倍ほどの時間がかかりました。雪に合わせ、エディ・ヒギンズのクリスマスソングのアルバムを聞きながらの通勤でしたが、ずっと降りっぱなしだったのは、1曲目がLet
it snow(雪よ降れ降れ)だったのがまずかったからでしょうか?。でも、エディ・ヒギンズはやっぱり良いな〜オジイチャンになってから売れたジャズピアニストなのですが。(残念ながら、昨年亡くなったとか。一度生で聞きたかった)
足元から冷え込む雪の上、職員は淡々と除雪に当っています。昨日、よく飛び交っていたカワガラスは姿を見せず、代わりにセキレイが横切っていきました。ガラスハウス(写真左下)には大きなツララが整列し、ビオトープ池(右下)も、鶴の川(右上)も雪景色です。ただ、篭の中(左上)のオオサンショウウオだけは相変わらず・・・
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| 2010年1月13日(水) |
| カジカのメス |
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今朝は吹き荒れる風の音に起こされましたが、この谷あいは下界の暴風とは無縁の静けさです。昨日と打って変わって冷え込む一日となりましたが、出勤途中に1度だった気温も、ここは0度位でしょうか?平野部では見られなかった積雪も、この荒谷では、薄っすら1、2cm程積もっています。荒谷神社の狛犬も粉雪でできた白い帽子と肩掛けを掛けてもらい、ビオトープに張った氷の上にはアラレが散らばり、時折差し込む日差しに輝いています。
昨日選別されたカジカのメスですが、改めてじっくり見ると、丸々と太り、顔も厳ついオスに比べると優しく見えます。場内では2+(ニプラ)と呼ばれる、この春でふ化後3年となるメスです。カジカは、1+から採卵を始め3+まで採卵しますが、この2+が採卵の主力となります。腹側から見ると卵が透けて見えるほど卵を抱えたメスは、加齢するほど卵も大きく、胞卵数も多くなる傾向にあります。今回採卵した両側回遊型のカジカは、概ね2mm程の卵を1腹当り1000粒ほど持ちますが、採卵できるのは、平均300〜600粒ほどとなります。
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| 2010年1月12日(火) |
| カジカ採卵(第2回) |
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平地では、もう見られなくなっている積雪も、この山間は別格で、まだ、除雪車が積み上げた雪の間をセンターへ入ってくる状況なのですが、降り続く雨に、駐車場部分の舗装面だけはやっと全面現れてきました。溶けた雪からの蒸発霧でしょうか、山間は、強く煙っています。今朝の平野部の気温は5度でしたから、冬にしてはかなり暖かったのですが、明日から、また冬型の気圧配置になり、しばらくは最低気温が零下になりそうです。
今日は、本年2回目のカジカの採卵日でした。前回に引き続き、今回も大漁となりました。重量にして2kg、卵数にして20万粒程をとることができました。これで当初の計画数量を2回でクリアすることができましたが、念のため、もう一回分だけ産卵床のセットはすることになりそうです。
上の写真は、産卵床からこそぎ取ったばかりのカジカの卵槐です。奥に見えるのは卵をこそぎ取る金属製のヘラです。採取された卵槐は、下の写真の卵管理槽に、約40gづつ収納し、管理されます。卵管理槽はつづら折の道のようにジグザグに水が落ちてゆく構造になっていて、卵は常に新鮮な水に浸されているようにするため、水はかけ流しされます。槽内の卵は約1ヶ月で卵の外から目が見える発眼の状態になり、更に1ヶ月すると、ふ化します。その間、卵は、発眼した後に、死んだ卵を除去する検卵を行い、ふ化槽に移されます。卵は、これから2ヶ月間、暗闇の中でふ化を待つことになるのです。
カジカの飼育ハウス内では、たぶん最後となるであろう次のメスの熟度鑑別が、「卵が多くて、卵管理槽が足りないよ!」、「あんまり多すぎるのも、問題だな!」、などと贅沢な悩みを話しつつ進んでいました。
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| 2010年1月8日(金) |
| カジカの採卵 |
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今年第1回目のカジカの採卵を行ないました。L型鋼を利用して作った三角屋根の産卵床を起こすと、屋根の裏側に、ツヤツヤと光る卵槐が産みつけられています。巣を守っていたオスには「ごめんよ!」とばかりに、お引取り願うとオスはシブシブ離れてゆきます。卵槐は金属のヘラでこそぎ取られ、ふ化槽に移されます。今日は約20万粒程が採取できました。この数は、今日、採卵を行なっている両側回遊型のカジカの採卵予定数の半分を超えており、良好な成績です。次の採卵予定日は火曜日ですが、順調な滑り出しとなりました。
カジカの採卵で、いつも思うことがあります。カジカも人間も同じだなって。水槽には産卵床とほぼ同数のオスが入っていますから、各産卵床には、1尾ずつのオスが陣取っているわけです。そこへオスの2〜3倍の産卵間近のメスを入れてありますから、各産卵床に最低一つは産卵していても良さそうなものなのです。ところが、何尾ものメスに産卵してもらっている?モテモテのオスがいるかと思うと、1つの卵槐も無い、つまりどのメスに振り向いてもらえないオスも多いのです。中には、「どのオスも私のお眼鏡にはかなわないわ」とばかりに、産卵床以外にかってに産み付ける(オスなしですから、当然、未受精)メスもいたりします。不公平だ!!!!私にも愛を!?と叫んでいるかもしれない?「おひとりさまカジカ」に深く同情することしきりの私なのでした。
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| 2010年1月7日(木) |
| カジカの産卵床 |
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明日の金曜日は、カジカの採卵日です。テントの中のコンクリート水槽では準備が完了しています。まず、L型の鋼材で作った産卵床をコンクリート水槽に入り口が互い違いになるように並べます。そして、産卵床とほぼ同数のオスと、オスの2〜3倍の産卵間近のメスを入れてあります。左上の写真は、産卵床を守っているオスの尻尾です。三角屋根の産卵床に逆さまに張り付いているので、裏返しになった尾びれが入り口からはみ出ているのが見えます。壁沿いには、お腹がパンパンに膨らんだメスがいます。あぶれたのか、それとも周囲の偵察に出たのか、右下の写真のようにオスも外に1尾見えました。
オスは、産卵床に1尾づつ入り、そこを縄張りとし、メスを呼び入れ、産卵させます。卵は、産卵床に固まって付着します。産卵が終わるとメスは追い出され、オスが卵を守るのです。明日は、産卵を確認し、産み付けられた卵を取上げ、ふ化槽に移す作業を行なうことになります。今年第1回目の採卵の結果やいかに!?
ゴミ取機、除雪車、そして昨日の夕方はファンヒーターと、故障続出の新年の幕開けとなりましたが、そんな状況を払拭するような会心の成果を期待したいところですが??
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| 2010年1月6日(水) |
| 湿った雪が降り続いています。 |
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朝の0℃から気温は、なかなか上がろうとしません。朝方のミゾレ交じりの雪は、湿ったボタン雪へと変わりましたが、相変わらずしんしんと降り続いています。除雪車が出てゆく音が聞こえます。降り続く雪に除雪のタイミングを計っていた職員も決断?したようです。つい先ほどは、除雪車の調子が悪くて調整していたようですが、どうやら(除雪車の)ご機嫌も直ったようです。
そういえば、昨日の朝は用水路のゴミ取機が本格的に機嫌を損ねました。ゴミを取る金網が空回りしてしまいます。動けとばかりに、足蹴にされたのが気に障ったのでしょうか?ミゾレの降る中、職員総出で修理を行い、こちらについても、無事機嫌を直してもらいました。
やはり、サンタさんに、もっと真剣に「新しいゴミ取機が欲しい!」とお願いすべきだったのでしょうか?それとも、新しいのを欲しいと言うお願いが、気に障ったのでしょうか?
地球温暖化の影響を受けて、北極圏の氷も緩んでいるとか。まだ、トナカイも北極海を渡るのに苦労しているに違いありません。航行中のサンタさんに、プレゼントしやすいもっと安価な見積書を追伸すべく、午前中に地元の業者さんを呼び、現場で「どう?」とお願いしたところではあるのですが・・・
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| 2010年1月5日(火) |
| カジカの選別 |
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晴天の先日から、一転して冬型の気圧配置になった今日は、雷鳴に起こされ、車のヘッドライトを点灯して出勤する一日の始まりとなりました。
日中もミゾレ交じりのアラレが降り続いていますが、ハウスの中では、新年の初仕事、カジカの選別が昨日から始まっています。県内ではゴリと呼んでいるカジカには、卵からふ化した後一度海へ降り再び川へ遡上してくるタイプ(両側回遊型)と、一生を川で過ごすタイプ(陸封型)がいますが、この時期に卵を産むのは両側回遊型です。陸封型は、4月に卵を産みます。
採卵作業の第一段階として、メスを熟度鑑別し、選別する作業が始まりました。当センターでは、カジカのメスの成熟度を、A〜Dの4タイプに別けています。お腹の中の卵ではち切れそうなBタイプのメスから、(写真では解りにくいですが)さらに産卵口が開いてくると、産卵直前のAタイプになります。これまでの試験では、Bタイプで10日以内、Aタイプになると3日以内には産卵しているようです。
熟練した職員は、ヒヨコの雌雄鑑別士よろしく、次々と選別してゆきます。
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| 2010年1月4日(月) |
| 新年のご挨拶 |
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明けまして、おめでとうございます。内水面水産センターも御用始となりました。もっとも、魚を飼育している関係から、年中、誰かが場内にいる体制になっており、年末年始も職員が交代出勤です。晴れ上がり、雪の反射が眩しく、目に痛いほどですが、雪の上を歩いていると、あちらこちらでイタチやタヌキたちの年末・年始の宴の跡を見かけました。並んで歩いているかと思うと、交差し、突然Uターン・・・
ところで、皆さんは、年末年始、いかがお過ごしでしたか?私はといえば、人並みに紅白歌合戦を見たのに肝心のスーザン・ボイルを見逃し、「やっぱり、コニー・タルボットちゃんの子供紅白出演でしょう?!」などという訳の解らない憎まれ口をたたきつつ、新年には、BSの酒場放浪記 新年特番・・・っと、これではブログです。事業報告書の原稿もようやっと送り出し、次は、1月末の長寿大学の講義のパワポ作成・・という状況ですが、今年も、よろしくお願いいたします。
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| 2009年12月28日(月) |
| お地蔵様 |
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朝から降り続く雨。「山沿いでは、日が落ちる頃、雨は雪へと変わるだろう」と天気予報は告げています。朝、平野部の気温は5℃でしたが、昼に向かって、むしろ冷え冷えとしてきたようです。雨に濡れる手が気温以上に冷たく感じます。降り続く雨に全ての音が吸い取られ、餌をくわえて飛び去るカワガラスの声だけが聞こえてきました。
センターの入り口近くにある、荒谷神社の後ろに、お地蔵様があります。地蔵菩薩は、お釈迦様がなくなった後、56億7000万年後に弥勒菩薩が出現するまでの間、現世に仏が不在となってしまうため、民を救う菩薩だそうです。いつも、地元の人が花を供えられてるお地蔵様ですが、お地蔵様も新年の準備は整ったようです。今年一年、職員を守っていただいたお地蔵様に御礼して,御用納めとします。
このつたないページを見ていただいた皆様、一年間ありがとうございました。良いお年をお迎えください。
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| 2009年12月25日(金) |
| クリスマスの朝 |
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出勤の時、いつも通る、手取川に架かる川北大橋の温度計は0℃でした。澄み渡る朝の放射冷却で、日陰の道は凍っていました。降り積もっていた雪は凍りつき、沈まずにその上を歩くことができます。最近は、こんな日も少なくなりました。快晴の空の下、輝く雪の上を歩くのは気持ちの良いものです。薄っすらと立ち昇る靄が漂う谷間に差し込む朝日は、神々しささえ感じさせます。「ホワイトクリスマス」というよりも、「アメージング グレース」が聞こえてきそうです。
ところで、昨日の夜は、サンタさんに「どうか、ゴミ取機を下さい。部品だけでも良いですから!?」とお願いして眠ったのですが、朝起きたときに枕元には何もありませんでした。(置いてあっても困るんですがね・・・(^^;) それどころか、出勤した私の机の上には うん百万円の「ゴミ取機 見積書」のFAXが・・・なんて素敵なクリスマスプレゼントでしょう!?・・・・
やはり、入り口にあるヒマラヤシーダー(樅ノ木にちょっと似ているのですが)の下に大きな靴下を置くべきだったでしょうか? このゴミ取機、設置以来うん十年のご老体で、最近、ときどき動かなくなることがあり、故障したテレビ同様、ドン!と足で押すと動くようになったりして、生命線の機械にしては、心もとない状況にあるのです。
そういえば、このゴミ取機の直前の水路の中にはイワナが住み着いています。水路を遡って行けば、川に出られるので、ここに閉じ込められているのではなく、ここが彼の縄張りなのです。同じイワナかどうかは解りませんが、何年も前から住んでいるのです。ココまでが、彼ら川の魚達の領域なのですね。イワナたちにもメリークリスマス!?
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| 2009年12月24日(木) |
| 靄(もや)にかすむ谷あい |
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今朝は、谷あい一帯が、薄っすらと靄(もや)に包まれました。墨絵のようなモノトーンの風景の中を走る出勤の道すがら、取り残された柿の実だけが、朱を散らしたかのように突然目に飛び込んできます。
今日も、センターの間近で携帯で連絡を取り合っているハンターらしき車を見かけました。地元の職員によると、「最近はイノシシも慣れてしまい、なかなか檻に入らず、捕まらない。」と、猟師さんも言っているそうです。
ビオトープから望む谷の入り口方向の山も白く霞んでいます。
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| 2009年12月23日(水) |
| ハンター! |
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月末の原稿締切に追われて休日出勤したところ、センターの前で、ハンターを見かけました。
雪が降ったので、イノシシでも狙いに来たのでしょうか? センター周辺では、イノシシやクマの猟が盛んで、ハンターも良く見かけます。いきおい、その関係の話題も良く聞きます。例えば、だれそれのお父さんはクマに襲われ、顔面を・・・・とか、奥さんがガレージに物を取りに入ると、そこで、ハンターのご主人が仲間と大きなクマの解体ショウーを盛大に行なっていて卒倒しかけた・・・・とか、クマを仕留めたハンターが、クマに近づいたところ、そのクマはまだ死んでいなくて、そのハンターの顔面を・・・・(*_*;)。
夏にはヤギが草を食んでいた、あの牧場も雪で覆われ、その雪原を獲物を求めるハンターが林の中へと消えてゆきます。
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| 2009年12月22日(火) |
| 真夜中の訪問者? |
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土曜日に、古いビニールハウスが突然、潰れました。その横には、足跡が?これが潰した犯人でしょうか?まさかね。
積雪は、30cm位でしょうか?この辺りでは大した量ではありませんが、それでも、この冬初めての本格的な積雪となりました。
新雪の朝は、夜に侵入してきた動物達の足跡が、あちらこちらで見られ、彼らがどうしようとしていたのかを、足跡から推理しつつ歩くのが楽しみなのですが、今日は、問い合わせの電話や、急な依頼が重なり、段々ピンチになってきました。月末の原稿の締切が!?!?・・・・・(^^;
足跡シリーズは、原稿提出後に、乞うご期待!?
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| 2009年12月17日(木) |
| 初雪 |
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今年初めての雪が降りました。周囲の山々も、センターの中も一面、薄っすらと雪景色です。電牧線を跨いで隣の民有地から張り出している柿の実も雪の帽子を被っています。ビオトープは水面に薄っすらと雪が積もり、浮かび上がるジュンサイやスイレンの葉はミゾレアイスの中の小豆や白玉のようです。そんな中、オオサンショウウオだけは、相変わらずの自然体です。静まり返った構内を歩いていると、時は、山間を移動してゆく雲のように、ゆっくりと過ぎてゆくように感じます。
積雪量は山中では2cmということですが、県全体を見ると加賀地区では、片山津0cm、白峰18cm、谷峠48cm、能登地区では海沿いは0cmですが、能登空港3cm、大谷峠26cm。珠洲市では除雪車が出動したそうです。この周辺は、轍の雪は溶けており、除雪車までは必要なさそうです。
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| 2009年12月16日(水) |
| ゴリ(カジカ)泥棒 |
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カジカの飼育棟で、以前から一つの水槽だけカジカが減り続け、餌も食べなくなっていたのですが、その原因が判らずにいました。でも、昨日、その原因が判明しました。イタチでした。どうも、少し前から住み着いていたようなのですが、気が付きませんでした。
ビニールハウスの飼育棟では、以前からイタチが侵入してくるため、水槽毎に網を掛け対策を取っていたのですが、この建物は排水口等が網で厳重に仕切られており、これまでも被害がなかったことから油断していました。よりによって、大事な産卵用のメスの水槽だけ、半分ほど食べられ、被害を受けてしまいました。イタチだって、どうせ食べるなら、おいしい卵を持った子持ちのメスの方から食べますよね!?
正月明けからカジカの採卵が始まりますが、大事な産卵用の親魚を守るため、早速、網を掛けて対策を取ることにしました。
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| 2009年12月14日(月) |
| ゴリ料理 |
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先週の金曜日は、当センターの忘年会でした。会場は、「ほくりく荘」です。ゴリ料理の臨場感溢れる?写真を取ろうとデジカメ持参で宴会に望んだのですが、いざ飲みだすと、あっという間に年どころか撮影まで忘れて飲み呆けてしまいました。(あ〜〜楽しかった mm(_ _)mm)そこで、ゴリ料理の写真は、「ほくりく荘」提供の写真でご勘弁ください。「ほくりく荘」は、山中温泉にある公共の宿で、当センターでは、よく使わせて貰っています。ゴリ料理をリーズナブルな料金で食べることができるということでもお勧めの宿です。
金沢では、藩政時代より、カジカはゴリ料理として珍重され、唐揚げ、お刺身、骨酒などで楽しまれてきました。「ほくりく荘」では、この秋冬のシーズンは、全コースにゴリの唐揚げが付いてくるそうです。本来は、高級料亭で出されるゴリ料理ですが、この機会に「ほくりく荘」で一度経験されてみてはいかがでしょうか?職員一同、お待ち申し上げております。!?
当センターで種苗生産しているカジカは、漁協の放流用の他、県内各地の養殖業者さんへ配布され、ゴリ料理の素材として提供されています。「ほくりく荘」のカジカも当センターから輪島市のFさんの養魚場へ配布され、育成されたものです。Fさんは、輪島の朝市に「カジカの蒲焼」も出されています。
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| 2009年12月11日(金) |
| 魚のお医者さん |
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この時期は、一年間の報告書を取りまとめたり、県内の養殖業者さんを巡回したりする重要な時期でもあります。
先日は、養殖業者さんへの巡回のおり「カジカがポツポツ死に続けているが、原因が判らない?」との相談を受け、この春生まれのカジカの稚魚を持ち帰りました。見ためには、寄生虫も付いてないようですが・・・。魚病の担当者は、さらに詳しく調べることになります。
当センターには「魚類防疫士」が2名います。魚類防疫士は、仕事の傍ら魚病学、薬理学、免疫学、関係法令等についての三年次に亘る研修を受講したのち、日本水産資源保護協会の試験に合格すると与えられる、魚のお医者さんの資格です。魚類防疫士は魚の病気を診断したり、投薬や飼育管理方法を指導したりします。ただし、医薬品の使用基準は厳しく、魚類は種類毎に使用できる医薬品が決まっているのですが、カジカ目魚類には殆どの薬が使えないため、病名が判っても、塩(医薬品ではないので)位しか使えないのが悩みの種です。
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| 2009年12月10日(木) |
| アザミ 2 |
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熊避けの電牧線沿いに歩いていて、冬枯れの景色の中にポツリと咲いている花を見つけました。良く見るとアザミです。日本にアザミ属は60種あるといわれていますが、このアザミは、どうみても5〜8月に咲く最も普通に見られるノアザミ(野薊) Cirsium japonicum のようです。しかしなぜか、この株だけ花を咲かせています。そして、ロゼットの中には蕾も見られるのです。その花の色は夏とは装いを変え、ストケシアを思わせる淡いピンクです。
「どうせ私は冬咲くアザミ〜〜」 いえいえ、「春は菜の花、秋にはキキョウ〜〜」よりも綺麗ですよ。あの初霜の朝、このアザミ嬢は朝日に輝く霜の衣装をまとい、一足早いホワイトクリスマスを一人で迎えていたのでしょうか?
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| 2009年12月9日(水) |
| ホンモロコの取上げ |
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ホンモロコを一池、取上げました。240uの、この池からは、4万尾程の稚魚が配付されていきましたが、今日、残された魚を全て取上げました。春に池入れした稚魚は4、5g程に成長していました。
もともと石川県では、ホンモロコは馴染みのない魚でしたが、ここ数年で、新聞等で取上げられるなど、美味しい魚であるという認識が少しずつ広まってきたような気がします。当県では、平成15年からホンモロコの養殖試験に取り組み、今年からは、有償で卵と稚魚を配付するようになりました。養殖される方も能登地区を中心に20件近くにまで増えましたが、初めて魚類養殖に取り組む方が多いことや、副業としての取り組みが殆どであることなどから、安定した生産が今後の課題となっています。自家採卵についても技術指導しているのですが、当面は、当センターからの卵と稚魚の供給が必要なようです。
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| 2009年12月8日(火) |
| アザミ |
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今朝の荒谷は、このシーズン初めての気温0℃でした。水温は、まだ約8℃、天気は快晴です。放射冷却で冷え込み、霜が降りた野原は、朝日を反射して一面銀色に輝いています。
初夏の頃、構内のあちらこちらで、燃えるような赤い花が太陽を目指しているアザミも、この時期は地面に張り付き、だれにも気づかれないよう、ひっそりとしています。そのアザミも今朝は氷結し、とても綺麗なのですが、写真がイマイチで、朝日に輝く、その美しさを伝えられないのが残念です。
中島みゆき の「アザミ嬢のララバイ」を思い出し、ついその葉に触れてみました。フユイチゴやミゾソバなど、このセンター内で見られる美しい花や美味しい実のある植物には、結構痛い棘がある植物も多く、アザミも夏の間は、その美しさを守るかのように全身に棘をまとっていますが、このアザミには、ほとんど痛さを感じませんでした。
アザミの葉は、冬の間、地表に張り付き、そして光を受けられるように広く葉を広げるのです。そして、冬の寒さを耐え、春を待ちます。この様に地面に葉を放射状に並べたような形の植物を「ロゼット」といいます。「ロゼット」という言葉は、元来は八重咲きのバラの花びらの様な配列を現す言葉なのだそうですが、「ロゼット」状態のアザミの棘は、それほど痛くないということでしょうか?そういえば、話は少しずれますが、その昔、白峰村で地元の人と山菜取りをさせてもらったおり、アザミの若葉を汁の実にして頂いたことがあり、まったくトゲが口に当らない、その食感に驚いたことを思い出しました。
「でしょ?ホントの私は優しいのよ!?」 そう、アザミ嬢が言っているようです。ちなみに、「夜咲くアザミ〜〜」は当センターにはいなくて、「夜歩く、夜警のオジサン」だけがいます・・・(^^;
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| 2009年12月7日(月) |
| ハクビシン(白鼻芯) |
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このセンターでは、魚を飼っているということもあって、様々な動物が侵入してきます。イノシシ、イタチ、テン・・・など、彼らから大切な飼育魚を守るのも大切な仕事です。そこで、猟師さんに、篭を仕掛けて貰ったところ、先日、ハクビシンが入っていました。
ハクビシン(白鼻芯: 中国語名 果子狸)は、額から鼻にかけて白い線があることが特徴で、日本に生息する唯一のジャコウネコ科の動物です。日本の在来種なのか移入種なのかもはっきりしないそうですが、雑食性で、果実、種子、小動物、鳥、鳥の卵など、なかでも果実を好みます。果樹を食べるので、近隣の農家の嫌われ者です。中国南部では、広東料理の食材として煮込み料理などに用いられてきたのですが、SARS伝染の媒体になりうるとして、流通が禁止されたことを覚えている方もいらっしゃるかもしれません。
相談の上、センターから離れたところで、放してやることにしました。もう、戻ってくるなよ!
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| 2009年12月2日(水) |
| ヤマメ発眼卵の配付 |
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今朝の気温は7度、平野部よりは1度低いのですが、終日晴れ渡り、暖かく過ごし易い一日でした。お昼過ぎ、ヤマメ発眼卵の配付が一件ありました。今回は、いしかわ動物園です。
闇の中のふ化槽から取上げられた卵が木綿に包まれる、その一瞬、窓越しの秋の日差しを浴びてツヤツヤと輝きました。卵の中では、ふ化を待つヤマメの稚魚たちが、静かに息づいています。 卵はヨード剤で消毒された後、水を含ませた晒し木綿に包まれて動物園へと旅立ってゆきました。
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| 2009年11月30日(月) |
| アキノウナギツカミ(秋の鰻攫)???(10月1日撮影) |
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ヤギの牧場近くで、ミゾソバに似ていますが、ちょっと違った花を見つけました。多分、アキノウナギツカミ(秋の鰻攫)だろうと思います。(類似の「ヤノネグサ(矢の根草)」の可能性も少しあるのですが・・・)
ミズソバの仲間で、私が是非見たいと思っていた花が2種類ありました。アキノウナギツカミ(秋の鰻攫)と、ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)です。さすが、牧野富太郎博士です。よくこんな名前を付けたものです。いずれも、茎に下向きの棘があり、鰻を掴むのに便利そう!とか、母親が継子の尻を拭うみたいに痛そう?という発想で付けたようです。今だったら、問題でとても付けられない名前です。ちなみに、ママコノシリヌグイは、韓国では、「嫁の尻拭い」と呼ばれているとか!。恐ろしや、恐ろしや・・・・・。(もっとも、これは、尻を拭われた嫁が痛いのか? 嫁に尻を拭われると痛いのか?どうなんでしょうかね?)
10月1日に撮影したのですが、イマイチピントが合ってなかったのと、種がはっきりしなかったので、載せられずにいましたが、先日、名残のミゾソバを見て、とりあえず紹介させていただこうと思い直しました。(種が違ってたらごめんなさい。両種は、とても良く似ているのです。)
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| 2009年11月27日(金) |
| 里山のハンター *** スズメバチ *** |
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鞍掛山登山道入り口の六地蔵の側にある、当センターの敷地内の杉の木が枯れ、「六地蔵に倒れるかもしれない!?」と言う事態になりました。以前、六地蔵の屋根を地元で直した時は20万円かかったとかで、これは大変と言うことになり、早速、職員で伐採することにしました。
ところで、杉の木を挟んで六地蔵の反対側(左上写真では、右端)にある、ニホンミツバチが巣作りしていた灯篭ですが、巣を移したのかと思ったら、まだ、中にも残っていたようで、時折、ミツバチが出入りしています。そして、それを狙ってスズメバチが1、2匹、入り口付近で待ち伏せしていました。ミツバチは、夏のように集団では防衛していないようで、スズメバチは出入りするミツバチの一瞬の隙を狙って捕らえようとしています。そう簡単には捕まらないようですが、首尾よく捕まえると、その瞬間に自分の巣へ飛び立ってゆきます。
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| 2009年11月26日(木) |
| キノコの里 |
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秋になると、あちらこちらからキノコが生えてきます。特に左上のキノコは、とても大きくて(不思議の国の)アリスならば、その上に、キセルをくわえたキャタピラー(イモ虫)を見つけることができそうです。キノコの里というと聞こえは良さそうですが、このセンターにキノコが判る人はいないので、誰も見向きもしません。でも、改めて見直すと、とても個性豊かで、なかなか面白い形をしています。
ところで、不思議の国のアリスは Alice in Wonderlandという曲名でジャズのスタンダードナンバーとして有名です。ディズニー映画からのスタンダードとしては、「星に願いをWhen you wish upon a star」(ピノキオ)や「 いつか王子様が Someday
My Prince Will Come」(白雪姫)よりはなじみが薄いかもしれませんが、私の好きな曲の一つです。今宵、ビル エヴァンス辺りの演奏でAlice in Wonderlandを聞けば、チシャ猫や三月ウサギとスウィングする夢に遊べるかもしれません。その時は、キャタピラーに、このキノコの上に乗れる大きさになる方法を聞くことにしましょう。
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| 2009年11月25日(水) |
| 冬苺 (フユイチゴ) |
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昨日、ニホンミツバチを見た帰り道、草むらに赤い実を見つけました。近づいてみたところ、木苺の実のようです。木苺というと、春の学校の遠足の時、道端で見つけた黄色い実と、その甘酸っぱい味が思い出されますが、こんな時期にと思って調べたところ、フユイチゴ(冬苺)でした。
フユイチゴ(冬苺、Rubus buergeri)はバラ科キイチゴ属の常緑小低木です。9月から10月に花を咲かせ、果実は11月から1月のころに熟しますが、木苺としては美味しい方なのだそうです。この冬苺は、葉の形などから、ミヤマフユイチゴ(深山冬苺 Rubus
hakonensisi)ではないかと思います。
ヨーロッパでは、元々はクリスマスケーキの上にのる苺は、この冬苺だったという話を聞きました。確かに、苺は春の果実でクリスマスシーズンにはなかったろうし、時期的には、ありえる話だなと思いますが、真偽はあきらかではありません。でも、ケーキの上に乗せれば、その宝石のように透明な赤色は、普通の苺よりもクリームに映えそうです。
ジャムにしたりするそうなのですが、一粒、食べてみたところ、まだ少し早かったようで、口の中に酸味が広がりましたが、甘酸っぱさには、もう少しという感じでした。職場の女性が玄関に飾ってくれましたので、今、センターにいらっしゃれば、この冬苺、見ることができます・・・・・
今日は、ヤマメ発眼卵の配付が1件あります。発眼卵の配付も、もう終盤になりました。
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| 2009年11月24日(火) |
| ニホンミツバチ |
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鞍掛山登山口にある六地蔵脇の灯篭に巣を作っていたニホンミツバチですが、最近、出入りがなく,もうはや越冬なのかな?と思っていたら、直ぐ側の道の脇に巣を移していたようです。
車の轍から、ほんの20〜30cm程しか離れていない踏み潰してしまいそうな草むらです。そこだけ、ほんのわずか露地になっていて、虫が飛んでいたので、やっと気が付きました。灯篭は、越冬には向かないと思ったんでしょうかね?地面の中の方が暖かいのかも知れません。
越冬準備のためでしょうか、夏と変わらない位、頻繁に出入りしています。出勤時の気温は4度でしたが、時折差す暖かい日差しの中、忙しく働くミツバチたちを見ていると、冬眠はまだまだ先のように思えます。
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| 2009年11月20日(金) |
| 野菊の如き君なりき |
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先週、探し回って良さそうな花をやっと見つけた野菊ですが、ヤギを連れて行っていた牧場に久しぶりに行くと、ヤギ達が食べたクズの茂みの跡にポツリポツリと咲いていました。これも、ヤギ達の置き土産でしょうか?
ところで、「野菊の墓」を映画化した木下恵介監督の「野菊の如き君なりき」(1955)を思い出しました。テレビの再放送で見た微かな記憶だけなのですが、美しい田園風景に加え、杉村春子や浦辺粂子、笠智衆と言った脇役の人たち(ふっ古い・・・(^^; )の名演が印象的だったような。でも、主役の二人の印象が?どんなだったっけ・・・・。見てはいませんが、松田聖子主演のリメイク版はアイドル映画って感じですけど。
今朝はきれいに晴れ渡り、鞍掛山への登山道から望む前山(センターの裏山になりますが)の紅葉がきれいでした。しかし、デジカメの調子が悪く、紅葉の写真はお預けです。来週にでも再挑戦してみたいと思います。
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| 2009年11月19日(木) |
| 除雪車の試運転 |
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今朝の気温は6度、用水の水温は9度でした。まだまだ、冬将軍の到来には間がありますが、午前中に除雪車の試運転を行ないました。この除雪車も荒谷に来てもう20年とご高齢のため、慎重な点検が必要です。このセンター周辺も、最近は以前のような1mを越える積雪はありませんが、それでも構内は広いので、除雪車は必需品です。
午前中は柴山潟の環境調査も行なっています。午後に一時、天候が崩れるとの天気予報でしたが、何とかもったようです。大人数での調査は一段落し、センター内も落ち着いてきましたが、採卵室では暗闇の中でヤマメ発眼卵の検卵が続き、事務室内にはドジョウの担当者がドジョウ養殖に興味を持つ会社の応接をする声が鳴り響いてい・・・あっ!今、試験池にご案内のようです。・・・と、担当不在の間に、私に「ある企業が副業でドジョウ養殖したいと・・・」という相談の電話です。まだまだ、冬眠?!はできようないです。
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| 2009年11月18日(水) |
| ドジョウの流通調査 |
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9月に金沢市内及び近郊において「ドジョウの蒲焼き」に使用されているドジョウの流通状況について調査を行いました。昨年の入荷実績は県内で最もドジョウの取扱量の多い店が約2.5トン、2番目の店が約1トンでした。殆どが天然もので、入荷先は青森産が半分以上を占めており、養殖物は島根県(安来)から1割程度入荷しているようです。県内における「ドジョウの蒲焼」原料の需要は3〜4トンといったところのようです。また、入荷量は7〜8月の2ケ月で全体の約9割を占め、取り扱い銘柄は大(12cm〜)中(10〜12cm)小(〜10cm)で、蒲焼きとして利用するのは主に大の銘柄でした。なお、金沢市近江町や鶴来町の小売店によると、多い日には1本100円の蒲焼きが1,000本は販売されるようです。
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ドジョウの小売店 ドジョウの蒲焼 |
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| 2009年11月16日(月) |
| 食べるな危険!? |
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10月21日に紹介した,マムシグサの仲間ですが、気が付くと倒されていました・・・。周りは、イノシシが荒らしまわっているのに、この実だけは避けるように、きれいに残っています。やはり、こいつは「食べるな危険!」なのでしょうか!?・
今日は、外にでられなかったので、10日ほど前の写真で失礼します。ちなみに、先週末もそのまま残っていました・・・
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| 2009年11月13日(金) |
| 野菊 |
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うす曇の空の下、時折、小雨がぱらつく一日です。そろそろ咲き終わりの野菊が、秋の終わりを告げています。この花は、野紺菊(ノコンギク)ではないかと思います。秋の山野に普通に咲いている野菊です。
「民さんは野菊のような人だ」のセリフで有名な伊藤左千夫の「野菊の墓」の野菊は、千葉県で秋に咲いていることを考えるとノコンギクかカントウヨメナではないかと思われます。探し回って、ようやく木陰でひっそり咲いている民子さんのような野菊を見つけました。
今日は、ヤマメ発眼卵の配付が3件ありました。
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| 2009年11月12日(木) |
| ディナータイム |
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先月下旬のヤマメ採卵の時は久々の豪華なディナータイムでした。そろり、そろ〜り、気づかれないようにゆっくり餌に近づき、水面を揺らしたのは、食べたその瞬間だけ。採卵後のヤマメは口の幅より大きいのですが、これくらいは一のみです。一年中、のんびり、ゆっくりしているように見えますが、ボーっとしている訳ではないんですよ。
オオサンショウウオの食事シーンの少し大きな写真と、パラパラアニメを場内案内のページに載せました。
今日は小雨が降っています。手取川は白濁していましたが、鶴の川の水は澄んで来ました。この辺りは岩山なため、雨が降ると、どっと水がでるのですが、雨が止むと水量が収まるのも早いので、「ホントに正直川だよな」と言われてしまうのです。
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| 2009年11月11日(水) |
| 雨の荒谷 |
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色づいてきたトウカエデの並木は雨に濡れ、山間は霧に煙っています。昨日の夕方からの累積雨量は40mmを超え、動橋川の水位は30cm程高くなりました。待ち望んだ雨ではありますが、夜勤の職員は午前2時と5時に警報で起こされたそうです。お勤めご苦労様でした。
増水した鶴の川の水は濁り、カジカもオオサンショウウオも薄茶色によどんだ水槽の中で物憂げにうごめいているように見えます
ちなみに、靄(もや)、霞(かすみ)、霧(きり)の区別が良く解かってなかったので、広辞苑で調べてみました。平安時代以降、春に立つのが霞(かすみ)で、秋立つのが、霧(きり)だそうです。また、気象観測では水平視程が1キロメートル以上が靄(もや)、1キロ未満を霧(きり)というのでそうです。だから、写真の煙は霧(きり)になるようです。
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| 2009年11月10日(火) |
| ヤマメ卵の検卵 |
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採卵室では、ヤマメの検卵作業が行なわれています。暗い採卵室の電灯の下で、サイホンを利用して死んで白くなったりカビた卵を取り除いてゆきます。
採卵した卵は、受精後、積算温度(一日毎の水温の合計)200度程で眼ができてきて眼球の黒い色素が卵の外からも見えるようになってきます。下の写真をご覧ください。薄っすらとオレンジ色に色づいた卵の中に黒い点が見えますか?この時期の卵を発眼卵と呼んでいます。発眼卵は衝撃に強いため、この時期に死んだ卵や発育不良の卵を取り除く検卵を行ないます。また、乾燥させなければ、水中に入れなくとも大丈夫なことを利用して、この時期に卵を輸送し、養殖業者さんへ配布したり、川底へ卵を埋めて放流することも行なわれています。今日、検卵してた卵は、3日後には手取川の最上流にある白峰漁協へ配付され、漁協の施設でふ化することになりそうです。
ヤマメの卵は光を嫌います。そのため、検卵を終えた卵は、太陽光を遮光した水槽の闇の中で、静かにふ化を待ちます。
つい先ほど、「ヤギが居るって聞いたんですけど?」と訪れた方がおいでました。「草がなくなったので、ヤギは返していまい、もういないんです。」と説明すると、残念そうに帰ってゆかれました。「来年も来るのですか?」と聞かれたのですが、「・・・来るかもしれませんが・・・」と、歯切れの悪い回答しかできなかったことが私も残念です。
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| 2009年11月9日(月) |
| アユ卵の計数 |
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手取川でのアユの産卵場調査も先週で終了し、今、実験室ではアユ卵の計数作業を行なっています。産卵場から採取してきた石をピンセットで選り分けながら付着した卵をカウンターで計数してゆきます。昨年の手取川は、近年になくアユの産卵量が多い年でしたが、今年も産卵量は多そうです。一方、採卵室では、ヤマメ発眼卵の配付を控え、今日から発眼卵の検卵が始まりました。
センター周辺の木々も紅葉が深まり、一日中薄曇ではありましたが、その落ち着いたコントラストに心休まる一日でした。もっとも、天気予報では明日から雨という事ですが、用水に使っている頼みの綱の鶴の川の水も少なくなってきてきるので、雨が待ち遠しいところです。雨が降らない→鶴の川の水が少なくなる→本川からポンプで水を上げる→電気代がかかる、という関係にあるので、予算厳しき折、紅葉を愛でるより財布が心配になる今日この頃・・・(^^;
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| 2009年11月6日(金) |
| ヤギ の ベスト写真集 |
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4ヶ月の間、除草に勤めてくれたヤギ達のベスト写真集を場内案内のページに掲載しました。
今日は、秋の日差しが気持ち良い一日となりました。ヤギ達を送っていった、あの日は、いったいなんだったのかと思ってしまいます。
今週の月曜日には、まるでヤギの居なくなったのを見計らったように夜にイノシシが親子でセンター内に侵入しました。今シーズン初めての出来事です。朝になると、ヤギの小屋の直ぐ側まで地面を掘り返した跡が見つかりました。電牧線の外は、随分前から既に全面に渡って荒起こしした田んぼのようになってるのですが、やはり、ヤギはイノシシに対して抑止力があったのでしょうか?
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| 2009年11月5日(木) |
| ホンモロコ取り上げ |
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昨年から、ホンモロコとジュンサイの混養試験に取り組んでいます。今年は、7月から3試験区で試験を始めました。今日は、ホンモロコの取上げです。
7月に0.12gだった稚魚も、平均で4g位に成長していました。ジュンサイの収穫は、ジュンサイ単独飼育区よりも、むしろホンモロコと混養した区の方が良好だったようです。今日の水温は11度位と少し冷たさを感じるようになってきました。
養殖の月刊誌「養殖」の今月号でホンモロコの特集を行なっていました。ホンモロコの養殖は全国15府県で約190戸まで増加し、生産量は約40tと予想される、とのことでした。石川県では能登地区を中心に約20戸にまで増えましたが、生産量は1tに満たない現状で、養殖業者の技術レベルの向上や販路の開拓が課題となっています。
昨日は更新したい話があったにもかかわらず、取材の対応等でバタバタしてしまい、気がつくと外は暗くなりはじめていました。昨日出したかった話題は、また後日・・・・
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| 2009年10月28日(水) |
| ヤマメの採卵 |
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桜並木の桜もかなり落葉し、ヤギたちは牧場への行きかえりに桜の落ち葉を食べ食べ、道草するのが日課になっています。そのヤギ達も、牧場の草が少なくなり能登へ帰る日が近づいてきました。
採卵室では、ヤマメの採卵が終盤を迎えようとしています。生後2年の成熟したメスから卵を絞り、オスの精液をかけて受精させます。写真のメスからは約700粒ほどの卵がとれます。河川で産卵する天然のヤマメは1回の産卵で、その一生を終えますが、人工採卵に使っているヤマメは、1割ほどが生き延びて次の産卵をすることが出来るようです。
受精させた卵は、ふ化槽に収容してふ化まで管理します。卵の発生速度は水温に左右されるので、毎日の水温を累積した「積算水温」で卵を管理します。(例えば、毎日10度であれば、5日間の積算水温は10×5=50)ヤマメは積算水温200度ちょっとで卵の中に稚魚の目が見えてくる発眼卵(はつがんらん)の状態になり、さらに250度ほどでふ化します。今、当センターの飼育水温は13度位なので、200÷13≒15になり、約半月程で目が見えてくるはずです。
発眼した卵は11月の中旬以降になると1,000粒1,800円で養殖業者さんや漁協へ販売されます。そして、1〜2gに成長した来年の4月には1尾12円で販売されることになります。(なお、申し込みは発眼卵が11月27日まで、稚魚が来年の5月15日までになりますので、お求めの方はご注意下さい。)
今日は、調査班の方が手取川の下流で今シーズン3回目のアユ産卵場調査に出かけています。また、明日からカメラマンが長野県に出張するため、次回のページ更新は11月2日以降になりそうです。
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| 2009年10月27日(火) |
| ドジョウの取上げ |
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先週の23日金曜日は、輪島市三井の試験池でドジョウの取上げを行ないました。水温は既に8.7度と、先日の加賀市荒谷の池の18.3度に比べずいぶん低くなっていました。
歩留まりは、稚魚が22%、親魚が80%でした。稚魚の歩留まりが悪かったのは、放養した大きさが全長7.4mmと小さかったことが原因と考えられます。やはり、荒谷の池に放した13mmは必要だったようです。全長は9cmに成長していましたので、来年は、量産化を目指したいと思います。
当日は、ドジョウ養殖に関心があるという珠洲市の方や、ドジョウの養殖の導入に熱心な地元選出の県議さんもお出でになり、作業をじっくり見てゆかれました。写真は、取上げを終え、ほっと一息ついたスタッフです。気がつけば、右の3人は奥能登農林総合事務所の皆さん・・・ほんとに半年間お世話になりました。来年もよろしくお願いします・・・(^^;
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| 2009年10月22日(木) |
| 柴山潟の噴水 |
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今日の午前中に、柴山潟で毎月1回定期的に行なっている環境調査と、年2回の水草群落の調査を行ないました。天気は快晴、気温は20.6℃、水温は17.5℃と調査日和でした。
柴山潟の中央には大型の噴水の装置があり、1日15回、高さ70mの噴水が見られます。夜はライトアップされて、きれいです。噴水の背景に見えるのは片山津温泉のホテル群です。
柴山潟では4月から10月にかけて屋形船が運航していて、500円で約30分の柴山潟遊覧が満喫できます。いつも調査でお世話になっている漁師さんは屋形船の運転もされているので、私達と同じ船頭さんで、同じ光景が見られるかもしれません。一度いかがですか?
明日は輪島市の試験池へドジョウの取上に行きます。次のページ更新は27日以降です。
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| 2009年10月21日(水) |
| マムシグサの仲間 |
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センターの周りには熊避けの電牧線を張り巡らしてありますが、この周辺をイノシシが荒らしまわっており、電牧線はイノシシ避けと化しています。そんな電牧線の直ぐ外のイノシシが耕していった藪の中に20cmはあろうかという赤い実がスックと立ち上がっています。春に蛇が鎌首をもたげたような大型の苞(仏像のうしろにある光背に見立てて仏炎苞というそうです)が目立つマムシグサの仲間の実です。
この周りの地面はイノシシが餌を求めて地面が畑のように耕されています。このマムシグサはサトイモ科だそうですが、そのままになっているというのは?毒でもあるんでしょうか?いかにも毒々しいのは確かですが??
今日は午前中に県政バス(小松レディスネットワーク)と滋賀県の漁協の視察に加えてカジカの配付が重なり、そして私も県庁へ出張ということで、てんやわんやだったようです。残念ながら、賑やかな午前中の模様はお伝えできず、静まりかえった夕方の藪の写真となりました。
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| 2009年10月20日(火) |
| ドジョウ取上げ |
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ドジョウ試験池で飼育していたドジョウの取上げを行ないました。6月に全長13mmの稚魚を200尾入れたのですが、6割を取上げることができました。また、全長は9cmに成長しており、歩留まり、成長とも良好でした。
現場は、テレビ4社、新聞3社の取材でごったがえしました。取材を受けているうちに、このページ用の撮影を忘れてしまい、あわてて最後まで残っていた読売新聞さんを撮影させてもらいました。
取材の終わりごろに一時、雨が強く降りましたが、なんとか天候も持ちこたえたようで、ほっと一息です。取上げたドジョウたちは、場内の池で冬を越し、来年春からの試験に備えます。
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| 2009年10月19日(月) |
| カメラマンのご夫妻 |
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午前中のビオトープで熱心に被写体を狙うカメラマンのご夫婦とお話をしました。このビオトープが好きで、しばしば通っておられ、今回はジュンサイの葉と水面に映る空とガマの穂の影が被写体でした。名刺代わりにと、今開催している写真展の案内をいただきました。いずれも、このセンターの周辺の自然を被写体にされていて、大変幻想的な写真を撮られています。また、駅前の量販店での写真展にも、うちのヤギがお友達の会員の方により写真展示されているとの情報もいただきました。
追伸:土、日曜日に県産業展示会で行なわれた「石川の農林漁業まつり」は、大盛況で、マグロの解体ショーと即売は大変な賑わいで、即売には長蛇の列がつきました。当センター出展の「淡水生物のふれあい水槽」も子供達で終日にぎわいました。
明日は、ドジョウ試験池のドジョウの取上げです。マスコミに資料提供したので、既に数社から問い合わせもあり、ドジョウ池も冬支度の前に最後の賑わいとなりそうです。
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| 2009年10月16日(金) |
| 出番を待つモクズガニ達 |
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今週の土、日曜日、金沢市にある産業展示館で「石川の農林漁業まつり」が開催されます。
例年、水産総合センターからは、海の魚のふれあい水槽を出展するのですが、今年は淡水生物のふれあいをすることになり、このセンターから写真のモクズガニやカメ三種、マゴイ、フナ等を出展する予定です。
このモクズガニは上海蟹で有名なチュウゴクモクズガニの仲間で、石川県ではあまり食されませんが、九州等では高価で取引されているようで、柴山潟の漁師さんがとるモクズガニも県外へ回るようです。ところで、今ほど、兵庫県の岸田川漁協さんがサクラマスの件で視察に来られていましたが、岸田川漁協にはモクズガニの漁業権があるのですが、ここ数年、篭による大規模な密漁があり困っているそうです。そして、密漁されたカニは高価で取引される韓国へ送られ、なんと、しょう油になるのだそうです。そこで最近は、組合員の人の中には、韓国向けに出荷される方もおいでるのだとか。
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| 2009年10月15日(木) |
| アユ産卵場調査 |
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今日は、手取川の下流でアユの産卵場調査を行なっています。右の写真は数年前の写真ですが、手取川下流とアユの産卵場です。当センターでは、毎年10〜11月にかけて産卵場の石を採取する等して、産み付けた卵の数を調べています。
手取川では、例年10月になるとアユが産卵のため上・中流から降りてきて下流で産卵します。この時期のアユを「落ちアユ」と呼びます。そして、右下の写真のような、水深10〜20cmで、1〜2cmの小石がザクザクとしている(浮石といいます)ところで産卵します。手取川河口近くにある水産総合センター美川事業所では、アユの種苗生産を行なっていて、既に採卵を終えたところですが、川では今が産卵の盛期になります。「落ちアユ」は体の色も黒ずんできますが、オスは肌がザラザラしてきます。種苗生産でオスメスを選別する時など、目をつぶっていても魚を掴むだけでオスが判る位です。
この産卵場で生まれたアユはふ化すると直ぐに海に降り、冬の間を河口や岸近くの沿岸で過ごし、春になると5cmほどになって再び川に上ってきます。そして、釣り人はアユ解禁の6月16日まで、「今年のアユは沢山上ってきているか?」と、そわそわしながら待つことになります。
アユを増やす場合、一般的には稚アユを放流していますが、以前からアユの人工産卵場の造成が細々と行なわれてきました。最近、アユの産卵場所やその後の生活について詳しく判ってきたこともあり、自然にやさしい増殖方法としてアユの人工産卵場の造成が見直されつつあります。
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| 2009年10月14日(水) |
| アサガオ |
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カジカの種苗生産を行なっている温室に夏場の日よけにと植えた西洋アサガオが屋根の上まで伸び、毎日20〜30輪の花を咲かせています。今年は、残念ながら、温室の温度上昇を抑えるほどにはなりませんでしたが、今年取った種を元に来年こそは・・・・。
今日は養護学校の生徒が見学に訪れました。明日は小学校の生物調査、明後日は柴山潟で小学校の外来魚調査に講師を派遣します。例年、この時期になると学校等の見学や生物調査への講師派遣依頼が多くなります。子供達が参加するイベントは、このページのシャッターチャンスでもあるのですが、別途カメラマンがいるわけではないので、説明をしていると、なかなか写せなくて紹介できないのが残念です。
明日は手取川でアユの産卵場調査です。
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| 2009年10月13日(火) |
| トビケラ(再び) |
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10月7日に撮影したヒゲナガカワトビケラの成虫は、あまり良く映っていなかったので、今日見つけたトビケラで再挑戦しました。
トビケラは羽を屋根のように畳むので、ガに似ていますが、羽にはガにある鱗粉がなく、その代わりに細かい毛が生えています。そのため、トビケラの羽を掴むとサラッとしています。これが
ガ との簡単な見分け方になります。
トビケラの仲間には、ミノムシのような運べる巣を作る種と、このヒゲナガカワトビケラのように川底の石の間に網を張る種がいます。川がしょっちゅう増水して、川底が動くようだと、網を張る「造網性」の種の割合が少なくなります。調査のときに捕まえられた水生昆虫の中での「造網性」の種の占める割合を、「造網係数」と呼び、河川の安定を示す指標としています。
ところで、天竜川の漁協では、このヒゲナガカワトビケラの幼虫であるザザムシを取るのに入漁料が必要なのだそうです。
※今日は、浅野川での河川調査班と、輪島市でのドジョウ測定班が出ていて、誘ってもらえなかった?私は留守番です。 (^^;
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| 2009年10月9日(金) |
| 台風一過、朝の牧場、 10/7 動橋小学校見学 |
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昨日の台風通過がウソのように、清々しい朝となりました。
朝、出勤すると、ヤギ達の出迎えを受けました。夜勤のオジサンが既にヤギを牧場に出してくれたようです。昨日は台風で外に出られなかったヤギたちは、黙々と草を食んでいます。
※一昨日は、加賀市内の動橋小学校の4年生が見学に来てくれました。いつもですと場内のカジカやヤマメなどの魚と、オオサンショウウオの説明を行なうのですが、今回はヤギの所へも案内しました。最近は、ヤギに直接ふれあう機会もそうそうありませんから、子供達は大喜びでした。クズを食べさせられるやら、体に葉っぱを乗せられるやら、
「ウーッツ、クサイ」
「このヤギの名前ないの?」
「じゃ、メイにして!」
「おす!?じゃ、メイター!」
(芽衣太、迷太、酩太、目痛・・・(^^;)
「この紙(パンフ)食べる?!」
「コラ〜!わざわざ食べさせるな」(これは先生)
黄色い声に囲まれ、喜んでいるのか、戸惑っているのか?相変わらずクール?で表情が判らないヤギ達でした。もっとも、オオサンショウウオも久々に篭を開けて間直に直接見てもらいましたが、こちらは更にクールで子供達のドヨメキにも身動きもしません・・・。
以前は、「せせらぎ教室」という事業があって、小学校に来てもらったり中学校へ出前授業を行い、魚に触るだけでなく、釣り大会をやったり、柴山潟の漁師さんに投網を教えてもらったりと、いろいろ企画していたのですが、予算がなくなって立ち消えになり、寂しいかぎりです。また、来年も来てくれるかな?
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| 2009年10月8日(木) |
| 台風一過の動橋川 |
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台風18号が本州を通り抜けて行き、この荒谷町も午前10時前後には、猛烈な風雨に見舞われましたが、今のところ目に見える被害はなく、胸をなでおろしているところです。
センター横を流れている動橋川(いぶりばしがわ)は、普段は長靴で対岸に渡れる川ですが、さすがに久々の大増水となっています。
台風一過、お昼には薄日も差しましたが、モヤが漂う山間は静まり返り、早や暮れようとしています。
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| 2009年10月7日(水) |
| トビケラ の 成虫 |
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先日、動橋川沿いのポンプ小屋に多数のトビケラが止まっているのを見つけました。
トビケラは、幼虫時代を川底で暮らします。カゲロウやカワゲラと共に川虫と呼ばれています。川虫は川に住む魚の大好物です。藻を食べるアユ以外の川に住む魚の殆どが、この川虫のお世話になっています。川虫は専門的には水生昆虫と呼ばれています。私は水生昆虫には余り詳しくなく自信はないのですが、この写真はヒゲナガカワトビケラではないかと思われます。このトビケラの幼虫は、日本の河川でもっとも普通に見られ、石と石の間に糸で網を張り、流れてくる落ち葉の破片などを捕まえて餌にしています。
長野県では幼虫をザザ虫と呼び、佃煮にします。さすが蜂の子を食べる土地柄です。恐るべし長野県民。
明日は、金沢市内を流れる浅野川で調査を行なう予定でしたが、協力依頼している漁協の都合や台風来襲も予想されること等から中止となりました。そういえば、数年前、台風による大雨で、当センターへの道路が、がけ崩れとなり、一晩センターに閉じ込められたことがありました。今回の台風は、予想どおりに来ると直撃となるので、心配なところです。
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| 2009年10月6日(火) |
| 郷谷川、大杉谷川の生物調査 |
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午前中、梯川(かけはしがわ)の支流の郷谷川、大杉谷川の生物調査を行ないました。
梯川の上流では、1881年に旧加賀藩の家老が尾小屋鉱山を開発し銅の採掘を始めました。
しかし、富山県のイタイイタイ病を機に行なわれた調査で重金属汚染が問題化するなか、銅山は71年に閉山しました。土壌汚染対策として100億円程の対策工事が行われたそうです。
今回の調査は、以前の郷谷川を取り戻したいという地元NPOグループの調査に協力しているものです。
郷谷川は、上から見ると川底が非常にきれいな川です。きれい過ぎるくらい・・・。石の上にも藻類は殆ど生えていないし、水生昆虫も殆どいません。支流から紛れ込んだと思われる魚を除けば、タカハヤ(右写真)位しかいません。この後調査した鉱毒の影響を受けていない大杉谷川で、カジカやヨシノボリ、ウグイなどが多数生息してるのとは対照的に生物の気配の薄い川です。今では、一般的な水質の項目は異常がないのですが・・・・。地元のNPOグループは、河川敷に池を作り、なんとか魚の飼育を試みたりしているのですが・・・・。
最近、自分達の地元の川の自然を守りたいという市民グループからの調査協力依頼が増えています。できるだけ対応したいと思っているのですが、人員、予算の減少が続く厳しい状況を考えると、どこまで対応できるのか悩ましいところです。
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| 2009年10月5日(月) |
| ツリフネソウ(釣舟草) |
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鶴の川の岸辺で満開だったツリフネソウが、ちょっと油断していたら終わりかけていました。あわてて、なるべく程度の良い花を撮影しました。
ツリフネソウは、ホウセンカの仲間で、9〜10月に水辺などの湿った薄暗いところで咲いています。種が熟すとはじける所などはホウセンカにそっくりで、満開の時は日本の野草とは思えない華やかさです。花の色は、仲間のキツリフネの方が好みなのですが、鶴の川には咲いてないようです。
花言葉は「詩的な愛」「私に触らないで」だそうですが・・・・文学少女・・・なのでしょうか?。
今日は、手取川でアユの産卵場調査を行ないました。わずかではありますが、産卵が始まっていたようです。調査は11月上旬まで行なう予定です。
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| 2009年10月1日(木) |
| ミゾソバ(溝蕎麦) |
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ヤギが夏に食べたクズの藪の跡に、ミゾソバ(溝蕎麦)の野原が出来ました。
今、山間の畑で咲いているソバの花は白ですが、ピンクの花がなんともかわいらしいミゾソバは、ソバ属ではなくタデの仲間です。田のアゼや水辺などの少し湿ったところによく生えています。
ミゾソバは鶴の川の水辺に生えているツリフネソウとともに、この時期に咲く花としては私の好きな花の一つです。
ここ二日間、天候不順で外に出られなかった草刈隊は、清々しい秋晴れの牧場で黙々と草を食んでいます。お盆以降、休日には多くの人が見に来たり、先日は新聞記事になるなど、彼らも、この辺りではちょっとした人気者のようです。
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| 2009年9月30日(水) |
| ホンモロコのテレビ取材 |
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昨日の午後、ホンモロコ養殖について、テレビ取材がありました。
その前日には、能登の養殖場で取材をしてきたとのことでした。今日の主役のモロコ君たちは、突然の取材に最初は若干戸惑い気味?だったのですが、数分で普段の演技ができるように?なりました。今日の午後6時過ぎのニュースで放映されると、今朝の新聞のテレビ欄にも出ていました。
昨日、配付されたカジカは、漁協が資料提供したようで、新聞に放流の様子が出ていました。
今日は、サクラマス・カジカ調査隊が能登へ遠征に出かけています。私は、ヤギ君と一緒にそぼ降る雨の荒谷で留守番です。能登方面は晴れていると良いのですが?
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| 2009年9月29日(火) |
| カジカ稚魚を配付しました。 |
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県内一円で未明に大雨が降ったようですが、朝には小雨がパラつく天気となりました。草刈隊のヤギ君達は、小屋の中に寝そべり、のんびりモグモグやっています。金沢弁で言う「いんぎらぁと」している感じです。
朝9時から、金沢漁協にカジカの稚魚を配付しました。約2万尾を引き渡しましたが、この稚魚達は、今日中に犀川と浅野川の上流に放流される予定です。
金沢ではゴリ料理として藩政時代から知られているカジカの分類は、はっきり決まっていませんが、ふ化した後に一度海に降りるタイプ(降海型又は両側回遊型と呼ぶ)と、一生を川で過ごすタイプ(陸封型)がいます。
産む卵の大きさから、
陸封型:大卵型
両側回遊型の内、太平洋産 :小卵型
日本海側産:中卵型
とも呼んでいます。
当センターでは、大卵型と中卵型の2タイプを生産しています。測定中の写真は、陸封型ですが体重0.6g、全長4cm位です。
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| 2009年9月28日(月) |
| センニンソウ(仙人草)の種 |
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8月27日に紹介したセンニンソウ(仙人草)の花ですが、気が付くと、もう種になっていました。
仙人草の名前は、この種に付いている白くて長い毛を仙人の髭にたとえたと言われています。
当センターのある荒谷町は谷あいにあり、風は余り強くない方なのですが、今日は、時折吹く強風に乗って、飛び散り出しています。
その様子を卓上で再現してみました。(こんな感じでしょうか?)
先週末はコイ成魚の池からの取上げを行ないました。今日は、月1回のドジョウ池の水質測定をやっています。本業?の写真は、自ら作業をやってたりして、意外と撮れなかったりします。
明日は、カジカ稚魚の漁協への配付、明後日は能登方面へ出向き、カジカの調査やサクラマス親魚の捕獲等を行なう予定です。
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| 2009年9月24日(木) |
| 柴山潟の漁港内はヒシで覆われていました。 |
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当センターでは、例年、漁場環境調査として、柴山潟の水質等についてモニタリング調査を行なっています。水質は毎月1回、底生生物については年2回行なっています。
今日は、水質と底生生物の調査を行ないました。柴山潟の潟漁師も少なくなってしまいましたが、その数少ない一人である柴山潟漁協のKさんの船で湖内を巡り水質の測定や採泥を行ないました。
近年この時期になると湖内の岸沿いはガガブタが生い茂っているのですが、今年は少ないようです。右の写真は加賀市柴山町にある漁港の中ですが、一面ヒシで覆い尽くされていました。
Kさんの同僚のWさんは、今、モクズガニの篭漁を行なっているそうですが、今年は余り取れないようです。漁獲されると小松の市場に出荷するのですが、県内で食べる人は少ないので、モクズガニは県外へ送られるようです。
秋晴れの陽気の中、「干拓までは、春、秋にはざっこ(雑魚)が(柴山潟と旧今江潟をつなぐ小松市串町で)良く取れた。春秋以外は、夜、灯火を灯し、四手網で取ったもんや。捕ったざっこは、町の女の人がお得意さんに売り歩いていた。」というような話を聞きながら、波一つない湖面を船は進んでいきました。
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| 2009年9月18日(金) |
| サクラマス親魚の捕獲を試みる |
春先になると犀川にサクラマスが遡上してきます。近年は、ネットで良く釣れるとの情報を見て県外からも多くの釣り人が訪れ、釣り具メーカーのテスターが来る等、全国的に注目されているようです。そのため、例年、犀川の漁業権を持っている金沢漁協が採卵用の親魚の捕獲を試みており、私たちも協力しています。
昨日は、法島町の児童会館そばに集合し、金沢漁協が連絡したマスコミ各社も見つめる中、センター職員と漁協の組合員がウエットスーツに身を包み刺網漁を行ないました。昨年は3尾捕獲しており、期待したのですが、今年は残念ながら捕獲できませんでした。
※サクラマス:秋に川で産卵しますが、一生を川ですごすタイプをヤマメ、一度海で生活し、川へ上ってくるタイプをサクラマスと呼んでいます。
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| 2009年9月16日(水) |
| カジカ稚魚の計数 |
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昨日、一昨日とカジカ稚魚の計数を行いました。
カジカには生まれた後、一度海へ降りる「降海型(こうかいがた)」と一生川に残る「陸封型(りくふうがた)」がいますが、この写真は、陸封型の稚魚の計数風景です。
なにせ、暗い作業場なので、ブレてしまい、多少お見苦しい写真ですが、お許し下さい。
4月に採卵し、5月にふ化した陸封型のカジカは、2〜3cmに成長し、もう、雌雄の成長差がではじめています(オスは大きく、メスは小さい)。
カジカ稚魚は、1尾15円で好評発売中です。数に限りがありますので、ご希望の方はお早めにお申し込みください・・・・・・(^^;
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| 2009年9月14日(月) |
| ムラサキツメクサとヒメアカタテハ |
ヒメアカタテハがムラサキツメクサの蜜を吸っていました。
アカタテハとヒメアカタテハは良く似ていますが、翅の裏の蛇の目模様などから、この蝶はヒメアカタテハのようです。
ムラサキツメクサは、レッドクローバーとも呼ばれ、明治時代にシロツメクサとともに日本へ牧草として入ってきたようです。貴重品の緩衝材としてシロツメクサが用いられたため、詰草と呼ばれるようになったそうですが、このムラサキツメクサはデンマークでは国花となっているほど有名な花のようです。ちなみに、当センターのヤギの好物は、1にムラサキツメクサ、2にクズのようです。ヤギは好き嫌いなく地際から食べてしまうとの話でしたが、なんでも食べられる環境になると、好きなものを選んで、それも若芽から食べていくようです。贅沢になると好き嫌いがでるのは人間と同じですね。
先週は、金沢方面でドジョウの市場調査を行いました。その模様は後日、紹介させていただきます。 |
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| 2009年9月10日(木) |
| ミツバチ団子 |
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当センターの生命線である水門を見回りした帰り道、通りかかった六地蔵を見ると、灯篭の前にミツバチの団子?ができていました。
灯篭に巣作りしたニホンミツバチを襲ってきたスズメバチを、一致団結して蒸し殺し?にしているところのようです。
左端には、今まさに団子にされようとしているスズメバチの足と羽が少し見えます。
3倍ズームのコンパクトデジカメで、ここまで寄るのはちょっとオッカナビックリでした。なにせ、周りをスズメバチやミツバチがブンブンとんでいるので。※カメラマン魂?・・・・・そのうち刺されるぞ。
(^^;
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| 2009年9月9日(水) |
| トチカガミ |
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ビオトープでトチカガミが満開です。
最近のビオトープはスイレンとジュンサイが勢力を伸ばしすぎて、ヒツジグサやアサザはほとんど咲いていませんが、トチカガミはがんばって生き残っているようです。
トチカガミの花は花びら3枚の2cmほどの白い花です。周りで咲き誇るスイレンの豪華さには比べるべくもありませんが、モネが描いた睡蓮の油絵の大作の横に水彩画の小品が並んでいるかのような清楚な花です。
名古屋の方言でトチはスッポンのことだそうで、別名をスッポンノカガミとも呼ぶそうです。トチカガミの艶々の葉を鏡にウットリしているナルシストのスッポン??なのでしょうか・・・。そういえば、昨日、スッポンの養殖について相談があったのを思い出しました。
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| 2009年9月8日(火) |
| エノコログサ(狗尾草) |
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いつのまにか、エノコログサの野原が広がっていました。気が付くと、降り注ぐセミの声もミンミンゼミやツクツクボーシが優勢になっていました。
狗(いぬ)の尾の草ということで、イヌコログサが語源のようです。ふつうはネコジャラシって呼んでますよね。英語ではFoxtail glassだそうですから、狐尾草になります。
エノコログサ属にも、いろんな種類がありますが、この写真は、どうもキンエノコログサかコツブキンエノコログサの様に見えます。エノコログサ属で最も有名なのはアワ(粟)です。アワはエノコログサを原種とする栽培品種らしいです。アワは、日本ではコメより早く縄文時代には栽培していたようですが、弥生時代以降は米が大規模に栽培されだしました。最近、五穀米などで再び見直されています。
狗といえば、「魏志倭人伝」によれば、米が栽培されるようになった弥生時代に邪馬台(やまたい)国の南に、男王・卑弥弓呼(ひみここ)の支配のもと狗奴国(くぬこく)
という国があったそうです。狗奴国は対立していた女王国29か国連合と戦争していましたが、この間に邪馬台国の女王卑弥呼は死亡したのだそうです。
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| 2009年9月7日(月) |
| 岐阜駅のスーパーにて |
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先週は、岐阜県に出張していました。全国湖沼河川養殖研究会という、年に一度、内水面関係の研究者が集まり、成果発表・情報交換を行います。大正8年から続いている大会だそうです。
昨年は外来魚の分布について報告したのですが、今年は、議長を仰せつけられ、分不相応にも研究発表のコメントなどをさせていただきました。 (^^;
さて、岐阜駅に着いた時間が少し早かったので、駅ビルの中にあるスーパーの鮮魚売り場を覗いてみました。なんと、ロシア産ズワイガニ680円と並んで、「サワガニ」 1パイ40円!
下の写真では、「真あじ」と並んで、「アマゴ」が大量に売られていました。更に、その隣はアユです。アユは焼き魚でも大量に並んでいました。アユ位は県内のスーパーでも良く見かけますが、アマゴやサワガニはあまり見かけません。さすが、内陸県ですね。
※アマゴ:太平洋側に住んでいるヤマメにとても近い渓流魚で、ヤマメの体の横に朱色の点を散らすとアマゴになります。
ちなみに、ヤマメの海に降りるタイプがサクラマスで、アマゴが海に降りるとサツキマスになります。
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| 2009年9月1日(火) |
| 親ドジョウの捕獲 |
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ビオトープにいるドジョウを篭で取り、来年行うドジョウの採卵用の親として、別に用意した池に移しました。
下の写真内の上がメス、下がオスです。メスは体が大きい割には、ムナビレが丸っこくて小さく、オスは体が細い割には、ムナビレが大きく先が尖っているのが見分けるポイントです。
見慣れると、上からちょっと見ただけで雌雄の区別ができるようになれそうですね。これで、貴方も立派な「泥鰌鑑別師」(資格を認定している団体は聞きませんが)です。
ちなみに、オスは生後1年で成熟しますが、メスは成熟するまでに2年かかるようです。ドジョウは水温が10度近くなると泥に入り込み、5度程度になると冬眠状態になるそうです。ドジョウが活発なうちに取り上げ、オス・メス別に飼育し、春の採卵の準備をしておきます。
お知らせ:メインカメラマン出張の為、次回の更新は来週の月又は火曜日になります。 m(__)m
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| 2009年8月28日(金) |
| タヌキモ(狸藻) |
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ここ数年、ビオトープにタヌキモが増えだしました。
タヌキモは、ロシアからニュージーランドまで世界中に分布する長さ数10センチの水草です。
長さ数十センチの多年生植物で、遠目にはキンギョモが沢山浮いているようにしかみえません。
全体がタヌキの尾の形に見えることが和名の由来なのだそうですが、どうでしょう?
このタヌキモ、実は食虫植物なのです。種か、藻に付いている貝のように見えるものは、「捕虫のう」で、漂流生活しながら、ここで虫を捕まえて栄養にするようです。
先日、産業展示館で行われた「環境フェア」には、休耕田の有効利用ということで、ホンモロコを水槽展示しましたが、ここしばらくの、このページの方が環境っぽかったかもしれません。
なお、環境フェアには、このセンターがある加賀市の東谷地区も出店していて、オハギは大人気で、あっと言う間に売り切れたようです。(とてもおいしかったです!)
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| 2009年8月27日(木) |
| 仙人の住む谷に咲く花 |
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管理棟前のツゲの生垣の下からセンニンソウ(仙人草)が伸びてきて覆うように咲いていました。
昨年、咲いているのに気がついたのですが、その後の草刈りの時に切られてしまい、今年は咲くのかな〜?と思っていたところ、また、咲いてくれました。
センニンソウは園芸品種のクレマチスやテッセンの仲間になります。山に自生する蔓性の野草ですが、園芸店で売られているのを見たこともあります。2,3cmの小さな花ですが、沢山群れて咲くので、とても綺麗ですし、むしろ園芸品種よりも清楚で上品な感じさえします。
漢方では根を威霊仙(いれいせん)と呼び、利尿、鎮痛などに用いるのだそうです。
花が終わると、種の先が伸びて白くて長い毛が密生するので、これを仙人の白髭にたとえたと言われています。
そういえば、数年前に当時の職員の一人が休日に親を職場に連れてきたところ、センターの裏山の岩山を眺めて、「仙人が住むところのようだ。」と言われたそうです。
仙人の住む谷に今年も咲きましたよ。
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| 2009年8月26日(水) |
| 百虫の王? スズメバチ! |
ホームページのメンテナンスの関係で、しばらく更新できず、更新を心待ちにされていた皆様(いるのか?)にご心配をおかけいたし申し訳ありませんでした。m(__)m
先日、ヤギ小屋の中を飛んでいたアブを叩き落としたつもりだったのですが、よく見るとスズメバチでした。
昨日、いつもの牧場でヤギにたかっている虫をよく見ていると、たしかにスズメバチが一匹混ざっていました。飛んでいるアカウシアブとスズメバチは本当にそっくりなのです。これがアカウシアブの生き残り戦略(生態学や行動学でよく使う用語ですが、いまの場合、アカウシアブがスズメバチに擬態(体を似せる)することにより、身を守る。そのことにより、生き残れる。という意味で使いました)なのでしょうか?
しばらく見ていると、一緒に飛んでいたスズメバチが突然ウシアブに飛びつき、クズの葉の上で、2匹が取っ組み合いの喧嘩のように、猛烈に絡み合ったとおもうと、スズメバチがウシアブをくわえて飛び去って行きました。その間、わずか数秒の出来事でした。
ここがアフリカのサバンナであれば、さしずめ、ライオンがヒョウを仕留めた瞬間を目撃した感じでしょうか?(それとも、フランケンシュタインがドラキュラ伯爵を・・・・) |
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| 2009年8月19日(水) |
| 黄昏(たそがれ)のビオトープ |
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来客多数で、何かと落ち着かない一日が終わりました。
暑い日でしたが、黄昏(たそがれ)に染まるビオトープは、ちょっとシックな雰囲気で、感傷的な気分に浸れそうです。
睡蓮(すいれん)が一輪だけ咲き残っていました。
睡蓮は、午前中に咲き、夜は閉じるので、眠る蓮ということで名前が付いたようです。(熱帯性のスイレンには夜咲く品種もありますが)
スイレンの属名nymphaea(ニンファエア)は、ギリシャ神話で、英雄ヘラクレスに捨てられナイル川に身を投げた水の精(ニンフ)にちなんでいるのだとか。
他の睡蓮がみんな眠りについているのに、まだ咲いているこのスイレンは、まだ眠りたくない夜更かしさんなのでしょうか?それとも、思いを捨てきれない水の精なのでしょうか?
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| 2009年8月17日(月) |
| オロ !!!!!!!!! |
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今朝の出勤時、センターの駐車場に車を止めたとたんに、窓の外を虫の群れに取り囲まれてしまいました。
今年、最初のオロ! の大発生です。
1cm程の吸血性のアブで、オロ、オロロなどと呼ばれていますが、標準和名をイヨシロオビアブといいます。胸の後端の背中側の白い帯が名前の由来のようです。
7月から9月上旬頃まで発生します。渓流釣りの釣り人に最も忌み嫌われる虫ではないでしょうか。メスは、最初の卵は無吸血で産むのですが、2回目は血を吸わないと産めないようで、群れを成して動物を襲います。玄関の中まで襲ってきた数匹で記念撮影しました。今年は、長雨のせいか、オロは少なかったのですが、梅雨明けと共に一気に発生したのかもしれません。しばらくは、車に入れて家まで連れて帰らないように注意が必要のようです。
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| 2009年8月14日(金) |
| アカウシアブ |
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例年、旧盆前後になると、山間部ではアブが発生し、釣り人などを悩ませます。
うちのヤギにも、大きなアブがたかるようになりました。
日課のブラッシングの時に、まとい付くアブをブラシで一振り!お見事! 「敵をとってやったぞ!」と、宮本武蔵の気分で記念写真を一枚・・・・。そんな武蔵には目もくれず、ヤギたちは無心に草を食んでいましたが。
どうやら、日本最大のアブ、アカウシアブのようです。体長3cmになる、その巨体!?はスズメバチと見まがうばかりの迫力です。幼虫時代は湿地でミミズなどを食べているのだそうですが、成虫になるとメスは動物の血を求めて飛び回ります。一方、オスは花粉などを食べているのだそうです。少し小さいウシアブが動物の腹側に取り付くのに対して、アカウシアブは背中側から攻めてくるのが特長だそうで、そういえば、ヤギの背中によく取り付いています。アブの発生の盛期は9月上旬までということで、しばしの辛抱です。
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| 2009年8月13日(木) Part 1 |
| シオカラトンボ |
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ヤギを繋いでいるロープの上に、シオカラトンボが止まっています。撮影している私を、もう一頭のヤギが遠くから不思議そうに眺めていました。
今日は、午後から強い雨だということで、いつもの牧場へは連れて行けませんでした。
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| 2009年8月13日(木) Part 2 |
| 渦を巻く錦鯉 |
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飼育している魚の給餌は殆どが自動給餌器で行っています。タイマーで設定してある給餌の時間が来ると、魚たちは大騒ぎです。ニシキゴイの稚魚たちは渦を巻きだしました。目を回すことはないのかな?と、いつも思うのですが、最後にはすごいスピードで回り続けるのです。
隣の池のマゴイの稚魚は渦を巻いていませんでしたが、餌の落ち口に集まりすぎて、真ん中のコイは周りのコイに押されて水面から盛り上がって跳ね上がる始末。餌の時間はまさに、お祭り騒ぎです
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| 2009年8月12日(水) |
| 見渡すかなたに?! |
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遠くに見えるのが草刈部隊の最前線のようです。
見渡すかなたにかすかに見える、あの2匹が見えますか?
この辺り一帯も、ちょっと前までは、背丈も隠れそうなクズの葉で覆われ、とても踏み入れる気のしないところでした。
ヤギたちは意外とクズの葉が好きなようです。木の上へ登っていくクズも背伸びして食べていました。
日本では「秋の七草」のひとつとなっているクズですが、最近、世界各地へ外来種として侵入し、問題になっているそうです。日本でセイタカアワダチソウが問題となっているのと逆にクズを輸出してしまったようで、侵入された国では悪名が高いのだそうです。
ヤギ達が外来種としてのクズ駆除対策の救世主として脚光を浴びる日がいずれ来る・・・・・かな?
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| 2009年8月7日(金) |
| 雨の鶴の川 |
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お昼過ぎからの強い雨で、正門の前を流れる鶴の川は増水し、山間を もや が移動して行きます
強い雨は通り過ぎ、林から押し寄せるセミの声がよみがえりましたが、まだ小雨がシトシトと降り続いています。
ここのところ、コイとホンモロコの配付が断続的に続いています。
ヤギ達は、お昼には牧場から戻され、小屋の中で雨宿りです。人を見かけるとメエ〜〜と鳴くのですが、何を訴えているのでしょうか?雨が嫌いなので「出してくれ!」では無いはず。午前中にヤギ達の大好きなブラッシングが終わったのですが、「もっとブラッシングしてくれ!」でしょうか?
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| 2009年8月6日(木) |
| 郷谷川、大杉谷川の河川調査 |
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先月予定され雨で延期されていた郷谷川、大杉谷川の河川調査を行いました。
郷谷川は「おおかわの会」の、大杉谷川は「大杉谷川漁協」の調査に協力して行ったものです。
写真背景は郷谷川の十二ヶ滝です。待ち合わせ時間に行くと、新聞社やTVがいて、びっくりしました。
どうやら、新聞社は「おおかわの会」が資料提供し、TVは、NHKがたまたま、この西尾地区の取材に来ていたのと鉢合わせして、調査の取材もすることになったようです。8月14日夕方のNHKの「旅なんとか・・・」で放映されるそうです。
郷谷川は、昨年と同様、アブラハヤが多少捕れる程度でしたが、今年は本流筋で初めてドンコがとれました。
大杉谷川は、カジカが調査対象種でしたが、ヨシノボリが沢山捕れました。調査終了を待ってたかのように雨が降り出しましたが、川で水遊びしていたあの子供達はいまごろ、どうしているでしょうか?
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| 2009年8月5日(水) |
| コイの配付を始めました。 |
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マゴイとニシキゴイの稚魚の配付を昨日から始めました。5cm内外の稚魚を1尾、マゴイは8円、ニシキゴイは18円で配布しています。予め申請が必要です。申請期間は8月31日までなので、注文されたい方はご注意下さい。
内水面センターの種苗の配付は、量的には漁協の放流用や養殖業者の種苗が殆どなのですが、マゴイとニシキゴイだけは、個人の方の小口が多いのが特徴です。今回の方も100尾でした。普通は庭の泉水に入れるとか、防火用水に入れるとかなのですが、先ほどの方などは、何に使うのか聞いた所、ガーパイクなどの観賞魚の餌に使うのだとか。いろんな人がいるものです。
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| 2009年8月3日(月) |
| ドジョウのルームサービス |
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とうとう、長かった梅雨が明けたのでしょうか?
昨日までの雨と曇り空から一転、晴天となりました。まだ湿度は高いようで、蒸し暑いのですが、降り注ぐ陽の光とセミの鳴き声は夏そのものです。明日から、コイの配付が始まるため、担当者は準備に余念がありません。
コイの配付準備の合間をぬって、ドジョウに餌をやりました。ドジョウの餌は、ザルに配合飼料を練って入れ、飼育池に沈めて与えます。
さながら、担当者は、ドジョウホテルのルームサービス係と言った所でしょうか?
ドジョウの食欲は旺盛で、餌は数時間でなくなってしまいます。(写真円内は、1時間後に取り揚げた所)
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| 2009年7月30日(木) |
| スズメバチ襲来! |
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ここ数日は、ホンモロコの稚魚の出荷の最盛期となりました。先ほども、かほく市のグループに稚魚を配付しました。
鞍掛山登山口脇の六地蔵の横のミツバチの巣にスズメバチが襲来していました。(写真中央の少し左側にスズメバチがいます)
ミツバチ達は、入り口に集結し、一斉に羽を振るわせて威嚇します。
ミツバチ達の団結力の前に、5,6匹のスズメバチも、攻めあぐねて、周りをいつまでも飛び回っていました。
がんばれ、ミツバチ!
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| 2009年7月29日(水) |
| ドジョウの取材 |
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気温は低いのですが、湿度がとっても高いようで、ちょっと動いただけでも汗がでてきます。
先ほど、ドジョウの養殖試験について、石川TVの取材がありました。夕方のローカルニュースで放映されるそうです。撮影されるドジョウ君も、今では取材慣れして、じっとカメラに収まっていました。(測定用に麻酔しただけなんですが・・・(^^;)
写真は、ドジョウの養殖試験池での捕獲用の篭の取り上げを収録しているところです。
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| 2009年7月27日(月) |
| 姫女苑(ヒメジョオン) |
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池の周り一面、ヒメジョオンのお花畑です。でも、もうすぐ第2回目の草刈りをしますから、この風景が見れるのも、もうしばらくです。周りは雑草が盛大に生い茂っています。
ヒメジョオンは、明治維新の頃に北アメリカから日本へ入ってきた外来種です。淡水魚で言うと、ブラックバスと同じようなものですね。その当時は珍重されたそうですが、いまや日本中にはびこっています。かわいい花なんですけどね・・・。
アメリカでは結石の人等に利尿剤として使われたそうですよ。
花に止まったベニシジミ(紅小灰蝶)の羽が猫の耳のように見えました。
ところで、ベニシジミの仲間って世界中にいるようで、なかにはソライロベニシジミ(アメリカ)、サファイアウラフチベニシジミ(中国)のもいて、まるでルリシジミみたいなんですけど、ベニシジミだそうで、昆虫の世界も深いですね。
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| 2009年7月24日(金) |
| 草刈り隊長? |
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霧雨だった昨日から一転して、今日は真夏の日差しが照りつけています。
草刈り部隊は朝から快進撃を続けています。
手前が、食べた所です。(奥は果てしないのですが・・・)這い回るクズの蔓も ものともせず、バリバリ食べていきます。
激戦の合間に一休みしている隊長?の顔には、快進撃を続ける自信のような表情さえ伺えます???
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| 2009年7月23日(木) |
| 十二ヶ滝は雨だった・・・ |
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梯川支流の郷谷川にある「十二ヶ滝」は、この周辺の景勝地「西尾八景」の一つです。流れが12本に分かれるので、この名前があるとか。巾は36mで、昔は高さも6mあったのだそうです。今はもっと低いのかな?
今日は、郷谷川、大杉谷川の調査の予定でしたが、魚類調査を行う為には水量が多かった為、中止となり帰ってきました。天気予報では曇りだったのですが、十二ヶ滝では結構な雨降りでした。緑なす水田のかなたの山々は、うっすらと煙り、良い雰囲気ではあるのですが・・・
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| 2009年7月22日(水) |
| ジュンサイの測定 |
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昨晩の豪雨により、手取川も動橋川も増水し、濁流になっています。
天気は一転からりと晴れ上がり、久しぶりの牧場?にヤギも大喜び、6輪付けた朝顔の花も今日は青空に映えています。
昨年から、ジュンサイとホンモロコの混養飼育試験を始めました。
今日はジュンサイの定期的な測定の日です。食卓に出てくるジュンサイは、ジュンサイの葉の蕾ですが、その蕾を採集するとともに、展開した葉の数を数えていきます。
写真では見えませんが、葉の下にはホンモロコの稚魚が泳いでいます。
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| 2009年7月21日(火) |
| 朝顔 |
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朝から雨が降ったり止んだり、梅雨らしい天気です。ヤギはあまり外に出られなくて不満そうです。
曇り空の下、咲き出した朝顔は、夏を待ちこがれているようです。
この朝顔はカジカの稚魚等を飼育しているガラスハウスの夏場の温度上昇を防ぐために植えた西洋朝顔です。朝顔といっても、午後4時になってもまだ咲いています。廃物利用の刺網を登り、やっと軒下を越え5合目位に届きました。旧盆の頃には屋根の頂上まで咲きそろわないかな、と期待しているのですが……。
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| 2009年7月17日(金) |
| 輪島試験池のドジョウ測定 |
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14日に、輪島市三井にあるドジョウ試験池で、ドジョウの測定をしました。測定は、共同で試験を行っている県奥能登農林総合事務所と共同で行いました。
6月12日に平均体長7.4mmで放養したドジョウ仔魚は、1ヶ月で平均約6cmまで成長していました。
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| 2009年7月14日(火) |
| 蒲(がま) |
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真夏の暑さの中、ビオトープの池の上では、チョウトンボが飛び回り、産卵し、その鋭いターンはまるで黒いドレスでタンゴを踊っているようです。
池では、ガマが、その茶色い穂を付けています。目立つ茶色い穂は雌花で、雄花は茎の先(写真の外)につきます。
写真のガマは、どうも、ガマ属に三種ある内の姫蒲(ヒメガマ)のような気がします。(自信はないのですが・・・)
古事記のなかで、因幡の白兎が皮を剥がれて赤裸になった時、大国主命に教えられ、ガマの花にくるまった話は有名ですが、ガマの花粉は古くから漢方の止血剤に使われていたおり、既に奈良時代にはその薬効が知られていたのだそうです。
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| 2009年7月13日(月) |
| ジュンサイ栽培の視察 |
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6月下旬に秋田県山本郡三種町でジュンサイ栽培の視察を行いました。
当センターでは、ホンモロコと水生植物の混養試験を行っています。休耕田の高度利用を図る目的で、昨年から、ジュンサイとホンモロコを同時に飼育・栽培し、その効果を試験しています。
秋田県はジュンサイの全国シェアがダントツの一位の生産県です。
三種町では、ジュンサイ田での採取から選別、出荷までの行程について視察を行いました。
また、ジュンサイというと、酢醤油で食べるのが一般的かと思いますが、さすが本場秋田は、いろいろな食べ方があるようです。写真のジュンサイそばの他にも、ジュンサイ鍋、ジュンサイの酢みそ和え等があるようです。JAが経営している「じゅんさいの館」という直売所もありました。
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| 2009年7月10日(金) |
| 雨上がりの牧場? |
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前線の接近に伴う土砂降りもお昼で上がり、久しぶりの日差しです。
広大な?敷地の草刈り対策と、イノシシの侵入対策に、ヤギを飼ってみることにしました。
ここ荒谷町の住人となって1週間、そろそろ慣れたかな?
久しぶりの牧場でくつろぐ2頭・・・・名前はまだ付いてません・・・どうしましょうかね?
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| 2009年7月9日(木) |
| ドジョウの測定(荒谷地区:第1回) |
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今日の手取川は大増水となり、普段は左岸に1本ある流れが、両岸いっぱいの2本になっていました。動橋川も濁流です。
センター横のドジョウ試験池で飼育していたドジョウ稚魚の第1回の測定をしました。
放して1ヶ月後、ふ化後でも40日後しかたっていないのですが、前日の夕方に入れた篭に入っていた19尾のドジョウのサイズは、なんと平均で5、6cmにもなっていました。
天然に近い飼育環境で、ふ化後40日で4cm近くになるという報告があるので、飼育密度が低く非常に良い飼育環境であったことを考えると異常ではないのでしょうが、予想以上の好成績でした。
飲み屋さんでの唐揚げサイズを超えていますね。
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| 2009年7月8日(水) |
| 雨の日のジュンサイ池 |
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今朝方の土砂降りは止んだものの、一日雨降りでした。動橋川も、梯川も濁流に近い増水ぶりです。
雨の日はジュンサイに乗った水玉が綺麗です。
ただ、この時期になると、マダラミズメイガ(奥の葉を食べた犯人)やジュンサイハムシといった、ジュンサイを食べに来る害虫が増えてきます。
一番下の水中に見えるのが、お店で売られているジュンサイの葉の蕾です。
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| 2009年7月7日(火) |
| 新たな住人・・・? |
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センターは3万平方メートルと、かなり広く、かつ未舗装の露地が大半なため、年3回の草刈りにもかかわらず、この時期は、草原と化してしまいます。
・・・と、このシッポ?・・・新たな住人か?
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| 2009年7月2日(木) |
| ドジョウ採卵試験 Part.6? |
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朝方降っていた雨は止みましたが、山はまだ薄く煙っています。
静まりかえった山間に、巣立ったばかりのツバメの声だけが僅かに聞こえます。
昨日巣立ったばかりの雛は、まだ、空中で飛びながら、親から餌を貰っています。
今日は、午後から、能登町で採捕したドジョウにホルモン注射を行い、採卵試験をしました。うまく行くと良いのですが。
先日、試験池の端にドジョウの稚魚を久しぶりに発見しました。3cm位でしょうか?成長しているようで、一安心です。
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| 2009年7月1日(水) |
| イトトンボの羽化 |
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晴れた日であれば、真っ白に咲く満開のスイレンの上を黒いチョウトンボや真っ赤なショウジョウトンボが飛び交い、強烈なコントラストを見せるビオトープも、シトシトと降る雨が続く今朝は、ややモノトーン気味に落ち着いた風情を見せます。
ふと、足下を見ると、イトトンボが羽化していました。体にまとった雨の滴が飛び立つときに散る様を心に思い描きつつ、そっと、池を後にしました。
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| 2009年6月30日(火) |
| ネジバナ |
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待望の雨が降りました。
この時期、芝の間から、「ネジバナ」が一斉に伸びて、かわいいピンクの花を咲かせます。
小さくてもランの仲間なので、じっくり見ると洋ランのデンドロビウムみたいで、とてもきれいです。
花が徐々にネジれて咲くのが名前の由来です。しかし、いつも決まった向きにねじれていくのかと思っていたら、どうやら、右巻き、左巻き、中には途中から向きを変えたりと、結構、適当なのだそうです。
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| 2009年6月29日(月) |
| ツバメのお宿 |
作業場にツバメが巣作りしました。五羽の仔ツバメも、もうずいぶん大きくなって、親鳥と見分けが付かないくらいです。
でも、見た目は大人でも、中身はまだまだ子供・・・・
親が帰ってくると、羽を力一杯ぷるぷる震わせ、大きな口を開けて、餌をねだります。
またもや、水が少なくなって、昨日の夜の夜勤の職員は、減水警報で二度も起こされたようです。今日は、職員総出?(実は、今日は3人しか残っていなかったのですが)で対策を立てたので、しばらくは大丈夫・・・と思ったら、一面に曇ってきました、まとまった雨が欲しいところです。
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| 2009年6月26日(金) |
| もうニシキゴイらしくなってきました。 |
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先日は、「ヒメダカの稚魚」と言われても「そんなものかな?」と思う程度でしたが、もう模様が出始め、ニシキゴイらしくなってきました。
先ほども、ニシキゴイの稚魚の配付の申し込みに来られました。出荷までもうすぐです。
配付価格は、5cm内外の稚魚1尾が、まごい8円、にしきごい18円です。
今年の申し込み期間は8月31日までですが、数量に限りがありますので、申し込まれる方は予めご連絡下さい。
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| 2009年6月25日(木) |
| 外来魚調査 (内川ダム) |
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今日は、内川ダムでの今年最後の外来魚調査でした。
天気は快晴でしたが、ダムの水位がかなり高い上に、透明度が低いため、調査しにくい状況でした。
コクチバスの稚魚は3cm位に成長しており、特有の斑紋が現れている外、尾びれも黄色く色づいています。もう群れを解消していて、流木の下等や岩の岸沿いに単独あるいは、数尾で定位しています。かなり、素早く、タモ網で採集するのはかなり困難になっていて、来週はもう捕まえることはできないでしょう。
写真は、刺網で漁獲されたコクチバスです。3才位でしょうか?
写っているのは、かもしか丸の漁労長?と調査員、撮影者は船長?でした。
※先日の大雨で、センターの生命線である水門が詰まり、担当職員は夜中の1時まで復旧作業に追われました。
先日、視察した神通川では、日曜日に石川県からの釣り人が増水で流され亡くなられたそうです。
調査から帰ってからも本川からの取水口の土砂除去に追われるなど、今回の大雨は、かなりの爪痕を残しています。
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| 2009年6月24日(水) |
| 神通川河川敷サクラマス幼魚中間育成場 |
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昨日、神通川の河川敷にあるサクラマスの中間育成場を見学しました。また、下の写真は富山漁協がこれから放流と中間育成するサクラマスに標識をしている所です。近所のお母さん方(びっちり日よけ対策をしているので、年齢不詳です)10数人が麻酔したサクラマス幼魚の左の腹びれを切って標識しています。10尾切る毎に手を挙げます。(手前の人のように、どちらかというと、ハサミを前に突き出すみたいな感じ)それを、右奥に写っている漁協の職員がカウンターで数えていきます。ボールの魚が無くなると、職員が椀子そばさながらに、後ろからボールを取り替えていきます。ただ、椀子そばと違って、代わりの魚が間に合わないと、お母さんは、隣の人のボールから魚を取って切りだします。
漁協の参事さんは、「経費的には割に合わない」と言いますが、マス寿司でお馴染みの富山県人の、サクラマスに対する思い入れの強さを感じました。
富山県で内水面水産試験場の東海北陸ブロック場長会なるものがありました。今年の石川県内のアユの遡上は全般的に良かったようですが、神通川も、昨年に引き続きアユの遡上は良かったようです。
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| 2009年6月21日(日) |
| 日曜日とサワガニと |
魚を飼育している関係上、1年中誰かが、センターの中にいることになります。
特にここしばらくは雨がなかったため、生命線の用水の水量が少なく、心配な日々が続きました。今日、水を引き込んでいる水門を見回りにいくと・・・小さな影が動きました。サワガニです。湿度が高くうだるような暑さなのですが、水際の彼(彼女?)は、とても涼しげです。ちょっと、驚かせてしまったみたいですが。撮影が終わると、そそくさと水に入っていきました。
追伸:明日、明後日は、入力する職員の出張でお休みします。 m(__)m |
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| 2009年6月19日(金) |
| ミツバチのお宿 |
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センターの敷地の直ぐ横、鞍掛山の登山道の入り口に六地蔵があります。
その横の灯籠に昨年、ニホンミツバチが巣作りをしました。
地元の人は、スズメバチに襲われないようにと、入り口を狭めた板を付けてくれました。
昨年、ここを訪れた時には、飛んできたスズメバチを威嚇するように、板の上にいるミツバチが一斉に羽を周期的に振るわせ、必死に巣を守っていました。
世間では「ミツバチが消えた!?」と大騒ぎですが、汗ばむような陽気の中、ここだけ別世界のような日陰で、ミツバチ達はせっせと蜜を運んでいました。
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| 2009年6月18日(木) |
| 外来魚調査 |
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内川ダムにおいて今年4回目の外来魚調査を行いました。今日の内川ダムは曇天で、ときおり小雨が降ってはいますが、風もなく、調査には最適でした。ダム湖の水位はかなり下がっていて、調査地点の風景は先週とは違って見えるほどでした。。
内川ダムは、県内では数少ないコクチバスの生息地となっていて、調査も7年目となりました。
今日は、管理用ボートをお借りしているダム管理事務所の所長さんも、「どんな調査をしているか、見てみたい。」ということで、調査に同行されました。
この春生まれたコクチバスの稚魚は約2cm程に成長しており、群れで泳いでいた先週に比べ、単独行動をし出した上、格段に泳ぎが素早くなっていて、数十匹捕まえるのがやっとでした。スイカの種が浮いているように見えた先週に比べ、体の色も薄くなり、特有の模様もうっすらとみえ、バスらしくなってきています。
稚魚を守っていた親魚は既に見あたりませんでしたが、刺網では成魚を6尾漁獲することができました。
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| 2009年6月17日(水) |
| 河南小学校の水生生物調査 |
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ここ数年、恒例となった加賀市立河南小学校の「水生生物調査」が大聖寺川の上流でありました。良い陽気で、水量も少なく、児童達には楽しい一日となったのではないでしょうか?
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| 2009年6月16日(火) |
| ドジョウの取材 |
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アユの調査から帰ってきた職員を迎えたのは、「ドジョウ養殖開始」の取材を申し入れてきたテレビ局でした。これで、ドジョウはテレビ局4社の訪問を受けました。なぜか、ドジョウネタは人気があります。
どうも、「トキの餌=ドジョウ」が取材の筋書きにあったようなのですが、「試験の目的は、蒲焼きのドジョウの県産供給と、休耕田の有効利用」である旨、説明したのですが、通じたかどうでしょうか?
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| 2009年6月16日(火) |
| アユ漁解禁 |
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石川県内のアユ漁が解禁となりました。
今日は朝から職員が総出で、アユの調査に出かけました。
5月にヒレを切って標識したアユ約2万尾を放流しましたが、そのアユが天然のアユにどれだけ混ざっているかを調査し、海から川へ上がってくるアユの総量を推定します。
調査結果はとりまとめ中ですが、釣り人の手応えは?というと、大豊漁であった昨年よりは少ないものの、まずまずのようです。
今日の手取川は、水量が少なく水が澄んでいるため、岸辺からでも群れ泳ぐアユがはっきり見えたようです。
釣り人は、平日の割には多く、県内だけでなく、富山県や遠くは群馬県からも訪れていました。
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| 2009年6月15日(月) |
| 一面に散りばめられた金粉の様です。 |
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5月下旬に産卵したコイ、ニシキゴイの稚魚が約1cmに育ちました。
水面に漂う稚魚は、春の暖かい日差しを浴びて金色に光り、まるで池一面に散りばめられた金粉を思わせます。
今は、ただひたすらミジンコを食べ、夏の出荷を待ちます。
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| 2009年6月11日(木) |
| ジュンサイの花が満開です。 |
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センター内のビオトープ池のジュンサイが満開です。
昨年から、ホンモロコと水生生物の混養試験を始めました。
ホンモロコと組み合わせる水生生物としてジュンサイを試験しています。
小さな赤い花が水面から一斉に飛び出しています。
PS:世の中は七尾市、中能登町、白山市に空から降ってきた?オタマジャクシや小魚のニュースでにぎわっています。
このセンターにもテレビ局から、「降ってきた?この魚の種類はなんだろうか?」という問い合わせがありました。
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| 2009年6月10日(水) |
| ドジョウ放養 (マスコミ取材) |
お昼過ぎ、ドジョウの稚魚を休耕田を改良した池に放しました。
報道機関へ資料提供したところ、多数来所されました。
NHK、テレビ金沢、ケーブルテレビと、三台のテレビカメラに見つめられ、ドジョウの稚魚も、さぞ緊張したことでしょう?
このあと、3尾のテレビスター達は、池の泥の中へと潜っていきました、とさ。
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| 2009年6月3日(水) |
| 初めまして! |
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内水面水産センターでは、今年から、ドジョウ養殖の技術開発を始めました。
この荒谷で初めて生まれた稚魚です。
稚魚は、5月24日に生まれました。
まだ、1cm程ですが、おお!もう、口にはヒゲが生えているじゃないですか!
じっくり見ると、なかなか、かわいい?!
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| 2009年5月22日(金) |
| ハンザキの呟き |
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私は、昭和48年に山中温泉を流れる大聖寺川で見つかり、それ以来、内水面水産センターに住んでいるオオサンショウウオです。この荒谷町から場内の季節の話題など、思いつくまま、不定期に更新して行こうと思います。l
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