平成14年度試買テスト
   ◎ おもちゃ花火 (北陸三県共同)

  家庭で手軽に楽しめる「おもちゃ花火」は、夏の風物詩として欠かせないものですが、火薬が使用されていますので安全性が気になります。
  そこで、主に児童を対象とした花火について表示や品質を調べました。

テストしたのは、 

 ○ セット花火   10銘柄(95種類)
おもちゃ花火
 ○ バラ売り花火  4銘柄(4種類)  です。
  テスト結果
○ 表示
  セット年月日が製造年月日より古いものがありました。
○ 燃焼試験
  なかなか点火しないで、いきなり発火するもの、途中で火が消えたもの、消えたあと再燃焼するものなどがありました。
○ 持ち手
  持ち手から火薬部分が簡単にはずれてしまうものがありました。
  安全に楽しむために


購入する時は、協会の安全基準に合格している「SFマーク」の表示があるものを購入しましょう。


前もって明るい場所で花火を事前に点検し、使用方法、注意事項を必ず読んで守りましょう。花火は火薬が使用されており、種類や構造もまちまちです。破損した花火は使わないようにしましょう。


子供だけの使用は危険ですから、必ず大人がついて遊ばせましょう。また、3歳以下の幼児の手には持たせないようにしましょう。


バケツ一杯以上の水を用意し、点火にはロウソクや線香を使用しましょう(マッチ、ライターは禁止)。


火がつかなかったり、途中で火が消えた場合は決してのぞき込まず、バケツに入れて消しましょう。


浴衣の裾、袖など衣服への着火や、線香花火の火の玉の落下に注意しましょう。
   ◎ スナック菓子類

  スナック菓子類は、さまざまなものが店頭に並んでいます。カロリーや塩分を気にしながらも、つい食べ過ぎてしまうことも多いです。また、原料のトウモロコシやジャガイモの遺伝子組み換え表示も気になるところです。
  そこで、スナック菓子類19銘柄について、表示や脂質、塩分等について調べてみました。

テストしたのは スナック菓子類
 ○ スナック菓子類   19銘柄(1銘柄は輸入品)
 ○ コーン系       7銘柄
 ○ ポテト系       12銘柄(成型8銘柄、非成型4銘柄)
です。
  テスト結果


遺伝子組み換え食品に係る表示は、コーン系はすべて遺伝子組み換えでないという表示がありました。ポテト系では、非成型タイプはすべて遺伝子組み換えでないという表示がありましたが、成型タイプには表示がありませんでした。


輸入品1銘柄には栄養成分表示がありませんでした。


脂質は銘柄により、2.7倍の差があり、ポテト系非成型タイプが高かったです。


食塩相当量は銘柄により、8倍の差がありコーン系が高かったです。


酸価は揚げ菓子の基準を超えたものはありませんでした。


賞味期間は銘柄により5倍近く差があり、脂質量の多いポテト系非成型タイプが最も短く、100日余りでした。 
  消費者へのアドバイス


うす味等の表示に惑わされず、栄養成分表示等を確認して購入しましょう。


脂質が多く酸化しやすいので、保管状態や賞味期限を確認して購入しましょう。


脂質や食塩相当量の多い商品もあるので、食べ過ぎに注意しましょう。


開封したものは酸化されやすいので、冷暗所で保存し、早めに食べましょう。
   ◎ 家電製品の電磁波

  電磁調理器や携帯電話などの電磁波やマイクロ波そのものを利用した機器が増えていることから、家電製品等からの電磁波(電磁界の強さ)を測定してみました。
  テストしたのは 携帯電話、電子レンジ、パソコン、テレビ、電磁調理器などです。

実施方法: 電磁界テスター(3軸式低周波ガウスメーター、米国F.W.BELL社製)と記録用紙を持ち帰り、1週間をめどにモニター宅の電気製品について使用時(通電時)に測定。

  テスト結果

○ 携帯電話(15機種を測定)
  携帯電話の近接(0p)の電磁界は0.1mG〜1,400mGでした。
○ 電子レンジ(18機種を測定)
  電子レンジ本体近接(0p)の電磁界は46.3〜1,426mGの範囲にあり、200mGを超えたものは9機種でした。
○ パソコン(15機種を測定)
  パソコン本体近接(0p)の電磁界は0.1〜35mGにあり、30mGを超えたのは2機種でした。
○ テレビ(18機種を測定)
  テレビ近接(0p)の電磁界は、2.3〜111mGでした。
○ 電磁調理器(3機種を測定)
  電磁調理器のIH盤1台を使用したときの盤上0p(鍋ぶた)の電磁界は144〜328mGでした。IH盤2台を同時に使用したときは、1台を使用したときの1.6〜2倍でした。鍋径の小さい不適小鍋を使用したときは、盤上0pで1,407mG、950mGでした。
○ ホットカーペット(4機種を測定)
  ホットカーペット近接(0p)で217〜233mGでした。
○ 電気毛布(1機種を測定)
  電気毛布近接(0p)で251mGでした。
○ 電気あんか(1機種を測定)
  電気あんか近接(0p)で65mGでした。
  まとめ


携帯電話、電子レンジ、電磁調理器では、1,000mG(国際非電離放射線防護委員会のガイドライン(ガイドラインとは法的な拘束力を持たない自発的な基準))を超えるものがありました。


電磁調理器の場合は、鍋径の小さいものを使用すると電磁波がもれやすくなりました。
  消費者へのアドバイス


携帯電話は身体から離して使用することは難しいので購入時に機種固有の電磁波を確認し、電磁波の低いものを購入しましょう。


その他の家電製品も、販売店に電磁波の情報を求めましょう。


電磁調理器は、小さい鍋を使うと電磁波がもれやすくなるので、大きな鍋をIH基盤中心に正しくおいて利用しましょう。


電磁波の健康への被害については世界的に研究が行われていますが、現在のところ明確な結論が出ていないことを補足します。
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