頂いたメッセージです!!

JOHN GATHRIGHT(ジョンギャスライト氏)

タレント・コラムニスト
ツリークライミング(R)ジャパン代表
WWW.treeclimbingjapan.org/ www.johnsan.net/

  カナダ西海岸のバンクーバー島の豊かな自然の中で幼年時代を過ごす。1980年から3年間、サマーキャンプリーダーとしてカヌー、ハイキングなどのインストラクターとして活躍。 その時、熊の生態研究の助手としてツリークライミングと出会う。
幼い頃、海岸で拾った下駄がきっかけで1984年初来日。1997年愛知県郊外の森に味噌ダルの廃材を利用しツリーハウスを建て現在は木の上が住まい。このほか木を育てながら空間をデザイン していく「木笑園造林プロジェクト」が2000年度グッドデザイン賞を受賞。また日本にレクリエーショナル・ツリークライミングを紹介した第一人者であり、2000年にTREE CLIMBING(R)JAPANを設立。ツリークライミング指導者の養成を自ら行う傍ら、数々のツリークライミングイベントを全国各地で開催。2005年にはEXPO(愛地球博)で『グローイングビレッジ』のプロデューサーとして障害者から一般までのツリークライミング体験や生きてる家具“グローイングファニチャー”を紹介する。執筆、講演活動、テレビラジオの出演も多数。

 1962年6月14日 アメリカオレゴン州生まれ カナダブリティッシュコロンビア州育ち
 1993年南山大学経営学部卒業 
 名古屋大学大学院生命農学研究科博士課程在学中 研究:ツリーセラピー
 中京女子大学客員教授
 ISA(国際アーボリスト協会)メンバー・ICAN(国際キャノピー研究会)メンバー
 NPO法人 ツリークライミングジャパン理事 (障害者フィジカルチャレンジャーツリークライミ  ング)

《地球はみんなの貯金箱》
人間は“地球”という大きな貯金箱からたっぷりあった自然や資源を取り出して使ってきました。でも、そろそろ地球が空っぽになりそうです。地球にもっと栄養たっぷりの自然を戻してあげないと大変なことになってしまう。自然を理解し愛すると、生活が地球環境にやさしいライフスタイルになっていく。世界中で一人ひとりそれに気づいて人間も地球も元気になっていくようにしたいな。

 人間の社会も同じことがいえると思う。人の心の貯金はだんだん少なくなっていっていると感じるのです。心の貯金はやさしさや余裕やゆとりのある時間だと思う。何かを見て感動したり、感激したり、やさしい言葉を知らない人にかけられたときはなんか自分の心に温かいものを感じます。それが心の貯金だと思う。そして社会への貯金も忘れちゃいけない。行政や政府がやってくれて当たり前なんていう時代はもう終わった、これからはみんな自分の持っている力や能力を活かすボランティアもとても大事だと思う。これが社会への貯金。そして一番身近な社会への貯金は、明日を作っていく子どもたちを大切に育てること、未来の宝物を心から愛して育てていくこと。
 僕はそれを“ツリークライミング”という木に登る自然体験活動を通して、みなさんに伝えていこうと頑張っています。いしかわ自然学校の皆さんと一緒に樹上での感動をまずはシェアしたいです。一緒に樹上の世界へ行きましょう。


ケビン ショート氏



 環境教育コンサルタント・ナチュラリスト。日本の自然や文化、とくに里山に魅了され、1987年より千葉県印西市に住む。博物学・自然史ライターとしても活躍し、「ケビンの里山自然観察記」や「ドクター・ケビンの里山ニッポン発見記」などの著書がある。
現在、東京情報大学総合情報学部教授(文化人類学)。

 2004年3月、夕日寺を歩き、「いしかわ里山フォーラム」に出演。

 「里山」とも呼ばれる日本のカントリーサイドは、風景の美しさや自然の豊かさからみて、世界の中でも屈指のものだ。このカントリーサイド・ランドスケープ(里山景観)は、はるか2000年前の弥生時代から、自然と仲良く暮らす生活の知恵から生まれてきた、自然と人が共同でつくりあげた名作といえる。
 それは国民の誇りであり、世界の自然・文化遺産に相当するといっても言い過ぎではないだろう。里山は多くの国民にとって、いつでも気軽にふれあえる、もっとも身近な自然だ。いしかわ自然学校のプログラムやカントリー・ウォーキングを楽しみながら、自分の祖先たちがつくりあげてきた自然や文化、歴史との一体感を味わうことは、心のリフレッシュや癒しも得られ、それらを大切にしていきたいという気持ちも育まれるに違いないと信じている。


今森光彦氏


 写真家/ナチュラリスト。田園風景に囲まれた琵琶湖のほとりにアトリエを構える。
 里山など身近な自然を撮る一方、世界の辺境地の訪問を重ね、生物や人などあらゆる自然を見聞し、取材をつづけている。1989年平凡社アニマ賞、'95年第20回木村伊兵衛賞などを受賞。「里山物語」、「里山の少年」など著書多数。


 雑木林や田んぼや人家など、昔ながらの農業環境には、多くの生き物が住んでいます。私たちは、そうした人と自然が共存する空間を里山と呼んでいます。里山は、いちばん身近な自然なので、なにをおいても地元の人たちに愛される必要があります。「いしかわ自然学校」のいろいろなプログラムが、みなさんを魅力のつきない里山へ招待してくれることでしょう。そして、それを入り口にぜひ自分だけの里山を見つけてほしいと思います。


みなみらんぼう氏


 シンガーソングライター。
 コンサート活動の他、リポーター、ラジオパーソナリティー、執筆活動と多方面に亘り活動を続けている。自然に関する知識も豊富で、最近では山歩きをライフワークとして、四季を通して国内外の山に登り、新聞・雑誌などに山旅のエッセイを発表している。
 平成12年11月より東京都武蔵野市の教育委員。

 自然はもう一つの学校
 僕の子供時代は、自然がもう一つの学校でした。川で泳ぎを覚え、森では丸太小屋を作って寝ました。魚を手掴みして焼いて食べたり、食べられる野草の見分け方も、覚えていったのです。やがてカール・ブッセの「山の彼方の空遠く・・・」という詩にあるような“憧れ”が育っていき、僕はシンガーソングライターになりました。今はその活動のかたわら、山登りを主とした自然に関する文章を書く仕事をしています。昨年は石川県の皆さんと白山に登りました。一緒に汗を流しながら登ると、登り終えたときは友達になってしまいます。それも自然の力なのでしょう。今子供達の自然離れが問題になっています。自然をよく知ると、自分もその一部であることを実感し、共生感が生まれます。いしかわ自然学校はきっとそのお手伝いをします。


C.W.ニコル氏



 作家・ナチュラリスト。
 北極地域の野生生物調査、エチオピア国立公園建設の指導などを行う。
 1978年から日本に定住。現在長野県黒姫山の麓に住み、文化、執筆活動中。
 2001年8月、いしかわ環境フェアのエコステージに出演。
主な著書『勇魚』『ぼくのワイルド・ライフ』等多数。最近では、洋酒のコマーシャルでも親しまれている。

 私が初めて来日した当時、子供達は外で元気に遊んでいました。人間は(特に幼い頃に)人間以外の生き物に接することが必要です。自然というものは多様性ゆたかです。
 まず、その多様性に興味をもつことが大事です。
 よく観察し、聞き、匂いをかぎ、名前を覚える。それをつみ重ねることで、自分の判断力がみがかれ、頭のやわらかい創造力豊かな人間が育ちます。
 いろいろな可能性に適応できる人間は自然の中でつくられるのです。


上遠恵子氏



 エッセイスト・翻訳者。レイチェル・カーソン日本協会理事長。
レイチェル・カーソン研究をライフワークとし、執筆、講演活動中。
2001年9月に開催されたいしかわ自然学校「センス・オブ・ワンダー」の集いに出演。
主なレイチェル・カーソン著書の翻訳『海辺』『センス・オブ・ワンダー』『潮風の下で』

  『センス オブ ワンダー』上映会のために金沢を訪ねた時のことを思い出しています。静かな町の佇まいと金沢城公園の森の大木にこころ奪われました。さらに町を離れれば、山あり、川あり、海もあり豊かな自然が溢れていました。しかし、あまりにも身近に自然があると人間はそれが当たり前だと思って感動しなくなってしまいます。それだけにこの恵まれた環境の中で行われる「いしかわ自然学校」の果たす役割は大きなものがあると思います。自然のなかで過ごしているうちに、私たちはたくさんの生き物たちと共に地球という星にすむ仲間同志なのだということが実感できるでしょう。近かったらいろんなプログラムに参加するのにな……。


川嶋 直氏


 ナチュラリスト。財団法人キープ協会常務理事(環境教育事業部長)。自然体験活動推進協議会理事。
 いしかわ自然学校のアドバイザー・指導者養成セミナー主任講師。
 山梨県にあるキープ協会で大人を対象とした自然体験型環境教育プログラム「エコロジーキャンプ」を開始。
 主な著書『就職先は森の中〜インタープリターという仕事』『環境教育の試み〜エコロジーキャンプ』等。

  「いしかわ自然学校はエライ!」
 「自然学校」という言葉の響きには、いろいろなイメージがある。
 「子どもたちのための自然体験の場」「地域再発見の学びの場」「大人が癒される学びの場」…もっといろいろなイメージが広がるだろう。豊かさのものさしが少しずつ変わろうとしている。
 「モノより思い出」は、ある自動車メーカーの宣伝文句だが、「思い出」は、「時間」「空間」「人間」とも理解して良いだろう。
 たくさん買って、たくさん使って、たくさん捨てるためには、たくさんのお金が必要で、そのためには良い会社、良い学校…そんな馬鹿げた構図はとっくに壊れているはず。新しい豊かさのための「時間」「空間」「人間」を創造するのが「自然学校」なのです。
 そうしたことを地味にはじめた「いしかわ自然学校」はやっぱりエライ!のです。


シャーリー スペンサー氏



 インタープリター。米国ヨセミテ国立公園内にあるヨセミテ自然学校などで活躍。
日本にもファンが多い。
 2000年11月に白峰村で開催された「環境教育ミーティング中部inいしかわ」記念講演講師として来県し、知事も参加したブナ林でのプログラムで本場のインタープリテーションを披露。

 皆さんがしようとしていることは地球上で一番大切なことのひとつだと信じています。非常に大変なことかもしれません。今の環境における破壊を知るとくじけそうにもなります。しかしこの天職とも言える仕事を通じ人々の生き方が変わり、気づきも増えればすばらしい成果をあげることができます。最大のご幸運をお祈りします。
 日本という風土の中で、日本の子供から大人まで、最も効果的な方法を探し、日本に合ったプログラムを開発していけることを期待します。そして皆さんにとっていちばん大きな夢をめざしましょう。それ以下は望んではいけません。皆さんのような人が他国でも必要です。皆さんはとても思いやりがあるので、私にとってとっても励みになり、刺激になります。
 時々ある静かな冬の日、ひとりでいるとき海のむこうで皆さんが信じていることに向かい熱心にお仕事をされているところを思い出します。だから、またお会いできることを楽しみにしています。