いしかわ森林環境税 石川県農林水産部森林管理課

いしかわ森林環境税とは?

森林のはたらき
森林の現状と課題
いしかわ森林環境税の概要
導入までの検討経緯

いしかわ森林環境税の使い道

手入れ不足人工林の
整備
県民の理解と参加に
よる森づくりの推進

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森林の現状と課題

 

 本県には県土の7割を占める287千ha(国有林35千haを含む)
の森林があります。戦後の荒廃林地復旧等のために、
植林が急速に進められ、約99千haの人工林(民有林)が
造成されました。現在、このうちの約6割の面積で、
間伐の実施が必要とされています。
 これまで、森林の持つ機能は、林業関係者による
森林整備を通して、維持されてきました。
しかし、木材価格の低迷等による林業採算性の悪化、
山村の過疎化などにより、山間奥地にある約29千haの人工林
では間伐が困難となっています。このままでは、森林は荒廃し、
水源のかん養や山地災害の防止といった、森林の持つ
公益的機能の低下により、安全で安心な暮らしへの影響が
懸念されています。

1.石川県の森林の状況
2.石川県の林業を巡る状況
3.手入れ不足林の問題と対応

1.石川県の森林の状況
 県内の森林のうち約99千haは針葉樹を主体とした人工林(民有林)で、46〜50年生をピークにした偏った林齢構成となっており、このうち約6割を間伐する必要があります。
 また、これ以外の広葉樹を主体とした天然林は、大部分が自然の遷移に委ねられており、近年では自然環境や景観、保健休養の場としての関心が高まっています。
グラフ:人工林・天然林の割合、人工林の林齢

2.石川県の林業を巡る状況
 木材価格は、昭和55年をピークに下落しており、平成18年には昭和55年木材価格の2〜3割にまで落ち込みました。反対に造林のために必要な経費は1.7倍にまでふくらみ、林業採算性の悪化が一層進んでいます。
 また、所有者が都市に移り住むなど不在村者が所有する森林が1.9倍に増加し、森林の手入れ不足地域が増加しています。

グラフ:不在村者所有森林面積の推移、木材価格と造林経費

3.手入れ不足林の問題と対応
 人工林は天然林と異なり、間伐などの手入れが欠かせませんが、間伐が必要な森林の約半分で間伐が実施されておらず、手入れ不足林となっています。
 また、この他にも、薪炭が使われなくなったことなどを背景に、放置された里山林や竹林の増加などの問題もみられます。
 このような森林をこのまま放置すれば、森林は荒廃し、水源のかん養や山地災害の防止といった公益的機能の低下を招き、県民生活への影響も懸念されます。
 また、一旦荒廃した森林を再生するには多額の経費と長い年月が必要となることから、早急な対応が求められています。
図:手入れされた人工林
手入れされた人工林
  図:手入れ不足の人工林
手入れ不足の人工林
     
写真:手入れされた人工林(スギ)
手入れされた人工林(スギ): 林道に隣接している森林で間伐実施済。林内が明るく、下草や灌木が生えており、様々な生物が生育。林業経営を通じて、将来的にも公益的機能の発揮が期待される。
  写真:手入れ不足の人工林(スギ)
手入れ不足の人工林(スギ): 林道から約300m離れている森林で、間伐未実施。林内が薄暗く下草のない急斜面では土壌が流出。このままでは荒廃が進み、森林機能のさらなる低下が懸念される。

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