Kutani Porcelain

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輪島塗(わじまぬり)

指定区分
品目 輪島塗(わじまぬり)
製作者

設置場所

コンコース1階

コメント

この輪島塗作品は、日本芸術院会員・三谷吾一 作です。輪島塗を代表する伝統的な沈金技法や色漆の蒔絵技法を大胆にのびのびと駆使し、独自の絵画的造形感覚あふれるダイナミックな表現を得意としています。斬新な個性的な構成と詩情豊かな色彩感覚は、独自の世界観が魅力的に表現されています。
輪島塗は、1476年には塗師が輪島にいたことが伝わっています。輪島特産の「地の粉(じのこ・珪藻土)」を漆に混ぜ数多く塗り重ねる本堅地(ほんかたじ)技法や、傷みやすい上縁に生漆を塗る「地縁引(じぶちび)き」等の丁寧な手技から生まれる堅牢な塗物です。

コメント作成者:三谷 吾一