Wajima Urushi Lacquer Ware 4 輪島塗(わじまぬり) 指定区分 国 品目 輪島塗(わじまぬり) 製作者 小森 邦衞 (重要無形文化財「髹漆」保持者) 設置場所 コンコース1階 コメント 網代丸角文盤 この盤は重要無形文化財「鬆漆」保持者、小森邦衞作です。鬆漆とは素地の上に布張り下地付けと研ぎを何度も何度も繰り返し中塗上塗と塗物の全ての工程を行う事で漆器の根幹をなす技法です。下地方法も堅地、本堅地、蒔地、本地等々又上塗も掻合せ塗、木地呂塗、溜塗と多種多様な技法があります。小森はこれらの技法を極め人間国宝に認定されました。 この作品は五枚の盤で構成されており、五枚それぞれを布張り本堅地の下地方法を行い三枚は網代で編み方を替えて張り付け、丸と角を弁柄漆と黒漆で塗り暈し溜塗で仕上げる二枚は本朱漆と洗朱漆で塗り網代の三枚の合間に入れ、網代の編目の微妙さと朱漆の変化を楽しんでいただける作品である。 コメント作成者:(小森 邦衞)
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網代丸角文盤
この盤は重要無形文化財「鬆漆」保持者、小森邦衞作です。鬆漆とは素地の上に布張り下地付けと研ぎを何度も何度も繰り返し中塗上塗と塗物の全ての工程を行う事で漆器の根幹をなす技法です。下地方法も堅地、本堅地、蒔地、本地等々又上塗も掻合せ塗、木地呂塗、溜塗と多種多様な技法があります。小森はこれらの技法を極め人間国宝に認定されました。
この作品は五枚の盤で構成されており、五枚それぞれを布張り本堅地の下地方法を行い三枚は網代で編み方を替えて張り付け、丸と角を弁柄漆と黒漆で塗り暈し溜塗で仕上げる二枚は本朱漆と洗朱漆で塗り網代の三枚の合間に入れ、網代の編目の微妙さと朱漆の変化を楽しんでいただける作品である。
コメント作成者:(小森 邦衞)