Wajima Urushi Lacquer Ware

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輪島塗(わじまぬり)

指定区分
品目 輪島塗(わじまぬり)
製作者
  • 前 史雄
    (重要無形文化財「沈金」保持者)

設置場所

コンコース1階

コメント

○作品に込めた想い
この作品は禅の言葉で山竹引清風(山竹清風を引く)をテーマとし世間の俗塵に染まらない山の竹林がすがすがしい風を呼び起こす不架汚(ふぜんな)の(さとり)の世界を表す。
○制作において用いられている技法
輪島塗加飾技法で漆の塗面に沈金ノミで模様を彫りその窪みに金粉や、金箔を漆で定着させ模様を施す。点、線、こ擦り、片切り彫りの技法がある。
○描かれているもののモチーフ
身近な里山の風景で竹林、小鳥(雀)蝶、猫、露草、笹、フリージア。
○作品に使用している部材、材料の特徴
朱合漆、金消粉

コメント作成者:前 史雄