Kanazawa Urushi Lacquer Ware

174

金沢漆器(かなざわしっき)

指定区分
品目 金沢漆器(かなざわしっき)
製作者

設置場所

中2階待合室

コメント

花扇蒔絵(はなおおぎ まきえ)
古都、金沢に新幹線開通をお祝いしようと、古典柄による華やかさを表現するために『花扇』を蒔絵の題材といたしました。
個の図案としてではなく集の仕事として、同じ師匠の下で時は違えど修行した六人の伝統工芸士によって、協議を重ねて四季を彩る花々に束ねた図案と決定し、約三か月近く掛けて完成に至りました。
『加賀蒔絵』として相応しい高蒔絵の技術で各自が其々の個の技術を競い完成させました。

166 福嶋 一恵 (菊)
110 高田 光彦 (紅葉)
142 黒田 一喜 (桔梗)
044 横山 一榮 (桜)
124 田村 一舟 (梅)
174 清瀬 明人 (菖蒲)

金粉では表現出来ない彩りは、青貝を細分割させて貼ったり豪華さを出すために純金の板金を貼ったりしてあります。(中には不治の病に侵されて、残る力をふりしぼって、これが最後の作品となった品もあります)

コメント作成者:金沢漆器商工業協同組合