Mikawa Buddhist Altar

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美川仏壇(みかわぶつだん)

指定区分
品目 美川仏壇(みかわぶつだん)
製作者

設置場所

中2階待合室

コメント

お仏壇の宮殿(屋根)を支える来迎柱と見付の彫刻の一部を納めたものです。
美川仏壇の技法の中でも特に希少価値の高い堆黒(ついこく)が来迎柱に施されています。堆黒はおよそ160年前から受け継がれた技法で、下地漆とにかわを練って薄く伸ばした生地に紗綾形(さやがた)などの文様を刻み込みます。その生地を柱に巻き付け、漆を塗り、金箔を施す技法です。彫刻部分は鳳凰と瑞雲で、鳳凰には、彩色(さいしき)が施されています。

コメント作成者:辻口 時夫 尾山 隆夫