活動インタビュー

おこのみ志民クラブ「のみまる」

加賀食

加賀丸いも使ったご当地グルメを開発
「のみまる」の活動内容を聞かせてください。
活動の柱の一つが、「食」に関する取り組みです。能美市の特産として人気の高い伝統野菜・加賀丸いもを使ったご当地グルメ「のみまる」を通したまちおこしに力を入れています。のみまるは、「加賀丸いもを使う」「地元愛を込めて焼く」「メニュー名に『のみまる』を入れる」の3つの定義を満たしていればよく、現在、市内の13のお店・団体の方々がメニューを開発し、提供しています。
おこ“のみ”焼きをはじめ、丸いも入りの麺を使ったラーメン、パンケーキにアイスを乗せたスイーツなど、これまでに多彩なご当地グルメが誕生しています。加賀丸いもは粘りが強く、もちもちとした食感が楽しめると、とても好評ですよ。

「食」以外の活動も活発化しているそうですね。
はい。「育」「遊」をテーマとした活動も進めています。例えば、「育」では、平成24年度から丸いもを使ったグリーンカーテンの普及に取り組んでいます。現在はメンバーの自宅や市役所、公民館などで実践し、25年度には石川県立大学の学生にも協力してもらい、プランターでの上手な栽培法について研究を重ねました。加賀丸いもを単なる食材としてでなく「社会貢献する野菜」としても価値を高めていきたいと思います。
また、「遊」では23年に全国公募し、キャラクター「のみまるくん」を決定しました。25年度には着ぐるみが完成し、さまざまなイベントに登場しています。加賀丸いもの栽培開始から100年を記念し、25年12月に開いたイベントでは、「加賀丸いものうた」を制作し、のみまるくんが歌に合わせて踊りを披露しました。集客効果は抜群で、今ではご当地グルメにとどまらず、能美市を代表するキャラクターとして幅広く活躍しています。

プロジェクトイメージ写真 プロジェクトイメージ写真


活動を始めたきっかけは何ですか。
能美市は、平成17年に根上・寺井・辰口の3町が合併し誕生した自治体です。私は市役所職員として働く中で、「能美市の知名度向上」「合併後の市民が心を一体にできる活動」の必要性を感じ、ご当地グルメを生かしたまちおこしプロジェクトを思い立ちました。
そこで、市の広報紙などを通して参加者を募集したところ、主婦や会社員など30人の方がメンバーに名乗りを挙げてくれました。その皆さんと一緒に結成したのが、志民クラブ「のみまる」です。

今後の目標について教えてください。
活動にはクラブメンバーだけでなく、大学生や市役所の若手職員なども参加しています。さまざまな取り組みを通して、若者の地元を愛する気持ちを高めたり、地域づくりの楽しさ・やりがいを実感したりするきっかけにもしていきたいと考えています。
また、市外の団体や行政とも連携し、北陸新幹線を利用して来られた観光客が楽しめる広域のプランづくり、種いも植えや収穫といった栽培体験など、今後もさまざまな企画を通して、加賀丸いもパワーの“元気”を、多くの人と地域に届けていきたいと思います。