活動インタビュー

料亭 大友楼

金沢食

伝統ある食文化の魅力を伝えるために
昨年は映画『武士の献立』の料理監修や「加賀藩主御膳弁当実現化検討会」への参加など、お忙しかったのではないでしょうか。
「大友楼」を創業した初代の大友義左衛門が加賀藩の料理頭で、その伝統を引き継いでいますので、自分にしかできないことはあると自覚しています。「加賀藩主御膳弁当」は、北陸新幹線金沢開業に向けて、例えばコンベンションの昼食などで提供できるよう、前田家の藩主用料理のレシピを元に、県内の学識者や料亭、県味噌工業協同組合などとプロジェクトチームを組んで、春夏秋冬の季節に応じたメニューを考えました。一食2000円前後で、しかも日持ちや安全面にも気を配る必要もあり、一通りの試作はできましたが、実際に生ものをどの程度盛り込めるのかなど課題も残っています。現状は本番用メニューのベースになる前段階のものができたところという感じです。

メニュー開発に際してはどんなところを意識されましたか。
加賀料理は、藩主用の大名料理に地元の郷土食を取り入れている点が特徴です。治部煮はもちろんのこと、当地ならではの名物や旬の食材を入れて、地産地消のできるお弁当を目指しました。

プロジェクトイメージ写真 プロジェクトイメージ写真


講演や取材にも引っ張りだことか。
この機を逃したら今後100年間、石川県を全国にアピールできるチャンスはもうないと思った方がいいですからね。石川県観光スペシャリストというお役目もいただいていますが、もとより、ふるさとの発展のために協力は惜しまないつもりです。「食」は石川県の大きな特色の一つですから、その発信に今後も努めていくつもりです。