日 時 : 平成28 年3月13日(日) 9時00分〜17時30分
内 容 : 世界農業遺産「能登の里山里海」バスツアー
里山里海の恵みを活用した取り組みを中心に、世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」を視察しました。
参加者 : 15名
・ まるやま組 (石川県輪島市三井町市ノ坂)
まるやまと呼ばれる小山のそばで、多様な背景を持つ人たちがつながって実施する、生きもの観察会や里山里海の恵みを生かした
商品開発、農耕儀礼の復活の取組などについて紹介していただきました。
(写真・左) まるやま組の活動等の紹介(まるやま組 萩野氏)
(写真・右) まるやま地区において多様な主体がつながって実施する生物多様性モニタリングの紹介(金沢大学 伊藤先生)
(写真・左) まるやま地区で実施する無農薬栽培と生息する生きものの紹介(地元農家 新井氏)
(写真・右) 薪ストーブの周りに集まってプレゼンを聞く参加者
(写真・左) まるやま地区の生きもの図鑑や里山里海の恵みを生かした商品の閲覧
(写真・右) まるやま地区の散策
・かあさんの学校食堂 (石川県鳳珠郡穴水町字曽良4-7-1(旧兜小学校))
昆布と手作りのアゴダシに優しく包まれた、採れたての能登野菜とお魚をいただきました。
(写真・左) かあさんの学校食堂の活動紹介および本日の献立の説明
(写真・右) ご飯(はざ干し米)、魚の団子汁、山菜の煮物、野菜・ヤブツバキの天麩羅、ガンドブリの照り焼き、白和え、青菜のお浸し、
香の物、茶碗蒸し、水羊羹
(写真) 食堂の外にある小学校の遊具
・七尾湾沿岸(石川県鳳珠郡穴水町曽良地区〜石川県鳳珠郡穴水町中居)
七尾北湾の沿岸を移動しながら、能登における里海の生物多様性について学びました。
(写真・左) 寄り道パーキング鹿波にて、能登の海の特徴や生物多様性の紹介(のと海洋ふれあいセンタ ー 坂井普及課長)
(写真・右) 寄り道パーキング鹿波からの眺望
(写真・左) 中居湾ふれあいパークにてボラ待ち漁の紹介(のと海洋ふれあいセンタ ー 坂井普及課長)
(写真・右) 中居地区にある、なまこの生け簀の紹介(のと海洋ふれあいセンタ ー 坂井普及課長)
(写真・左) 中居地区の防波堤でヒトデを干す様子
(写真・右) 中居地区の防波堤で海藻を干す様子
・ 森川仁右ヱ門商店 (石川県鳳珠郡穴水町中居南2字112)
平安時代から能登の名産品として地域に根付いてきた里海の産物「なまこ」の加工現場を見学させていただきました。
(写真・左) 商店の外にある、なまこの生け簀
(写真・右)なまこの乾燥品「きんこ」づくりのため、なまこを茹でている様子
(写真・左) なまこの乾燥品「きんこ」づくりのため、茹でたなまこを干している様子
(写真・右) 「干しくちこ」づくりのため、なまこの卵巣を三角形に素干ししている様子と、「干しくちこ」をストーブであぶる様子
・ 能登ワイン株式会社 (石川県鳳珠郡穴水町字旭ヶ丘リ-5-1)
能登産ブドウ100%でワインを醸造するワイナリーを見学しました。
(写真・左) 醸造所の外に広がるブドウ畑
(写真・右)ワイン製造過程の見学
(写真・左) ワイン樽貯蔵室の見学
(写真・右) 地元の名産であり、産業廃棄物となる牡蠣の殻をブドウ畑の土づくりに活用している様子