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除雪作業の現場から
   

 除雪担当者名:花野 良明
 担当地区   :中能登土木総合事務所管内
 除雪経験年数:39年

 除雪に対する心構え
 除雪作業にかかわって40年近くが経ちます。昔は冬になると雪が降るのが当たり前のような毎日でした。しかし近年暖冬と言われ、雪の少ない年が多くなって来ました。昔と比べ車の台数も多くなり、雪道に慣れていない運転手も多くなって来たように思います。除雪作業中、除雪車をスピードを出して追い越していく車、除雪車の後ろに車間距離を取らずについてくる車等、作業中ヒヤリとすることがよくあります。もう少し雪道の怖さを知ってもらいたいと思います。
 除雪作業で一番心掛けていることは、その日の雪質、降雪量等を考え、朝の通勤時間帯までに除雪作業が終わるように機械を出すようにすることです。今年も降雪のシーズンがきました。暖冬の予想が出ていますが、気を抜くことなく事故のないよう、適切な除雪作業にあたり今年の冬を終えたいと思います。
 

 除雪担当者名:松本 進
 担当地区   :中能登土木総合事務所管内
 除雪経験年数:30年

 安全作業
 今年は夏の豪雨や台風による災害が多く発生し、私が担当する路線も路肩付近のゆるみや損傷が出ています。本格的な復旧工事はこれからで除雪時期までに間に合いそうもない状況です。担当路線は距離も長く、山間部で車幅の狭い区間が多く慎重な作業を求められます。除雪時の悩みとしては、ガードレール設置区間の排雪に苦慮しています。
 深夜から早朝の作業でありますが、その時間帯には新聞配達の車とよく遭遇します。時には脱輪した車の救助をしたり、沿道住宅の玄関先では家人が夜明け前の除雪作業中の前を通過するとき雪玉を作らない様、排土板の角度を変えたり速度を落としたりと丁寧な作業を心掛けています。2車線区間が続くところに到達するとほっとしますが、終点までに緊張感をもって安全に走行できる路面作りに専念しています。
 今年は夏の災害で道路事情が変わっています。担当路線の状況は熟知していますが大型ショベルドーザーで作業していますので道路状況に、より敏感になって絶対事故を起こさない安全作業をモットーに頑張ります。


             


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