性感染症〜放っておくと不妊の原因にも〜

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セックスによって感染する病気を総称して性感染症と呼びます。知識が不十分なままに無防備なセックスを行うと、知らない間に感染し、パートナーにうつしてしまいます。カップル同士で感染をくり返さないように、治療はパートナーと同時に行いましょう。

どんな病気?症状は?

セックスによって皮膚や粘膜を通してウイルスや細菌などに感染する病気で、クラミジア感染症、性器ヘルペス、尖圭(せんけい)コンジローマ、トリコモナス膣炎(ちつえん)、カンジダ膣炎、淋病(りんびょう)、HIV感染症(エイズ)などがあります。

症状はそれぞれ異なりますが、女性が感染すると、おりものの量や色、においに異常が見られることがあるので、おりものの変化に気をつけましょう。放っておくと、不妊や深刻な女性疾患を引き起こすことがあります。

コンドームを正しく使用すること、パートナーを特定すること、清潔なセックスを心がけることで予防できます。

診断方法は?治療法は?

産婦人科や泌尿器科で検査や治療が受けられます。検査は病気の種類によって違いはありますが、問診や視診に加え、おりものや尿、血液の検査を行います。

多くの性感染症は飲み薬や軟こうなど薬で治療できますが、手術が必要なものもあります。

 治療では、カップルの間で病気をうつしたりうつされたりを繰り返す「ピンポン感染」を防ぐことが大切です。どちらかに症状が出た場合は、2人で治療を進めましょう。

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