貧血〜食生活の偏りが招く現代病〜

偏った食習慣や生活の乱れによって引き起こされる現代病です。ほかの病気の症状として表れることも多く、子宮筋腫や消化管からの出血が原因だったり、隠れた病気のサインであるかもしれません。

どんな病気?症状は?

「なんだか疲れやすい」「動悸や息切れがする」「顔色が青白い」。こんな状態があると、貧血の可能性が高いですね。

貧血は、血液中の赤血球や赤血球中の血色素(ヘモグロビン)が不足している状態をいいます。体内に酸素を十分に行き渡らせることができず、めまいや疲れが出たり、血色が悪くなるのです。

出血性貧血やビタミンの欠乏による悪性貧血など、いくつかに分類されますが、女性に多いのが「鉄欠乏性貧血」です。偏った食生活やダイエット、出血による鉄分不足が原因で、女性の5 人に1 人がなっているとされています。月経時は出血がありますし、妊娠中も胎児が鉄分を必要とするので、不足しがち。鉄分の摂取を心がけましょう。

診断方法は?治療法は?

Check List

まず病院で血液検査を受けましょう。

治療は薬を服用することもありますが、まずは食事改善から。鉄分を多く含むレバーや貝類を多めに摂ったり、栄養補助食品で補ったりします。鉄分の体内吸収率は約10%と低いので、ビタミンC やクエン酸と一緒にとって吸収率を高めましょう。

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