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■木場潟の概要

 一級河川梯川水系木場潟は石川県小松市に位置し、面積A=126ha、平均水深H=2.2mの閉鎖性水域で、県内で唯一水郷景観の面影が残る湖として知られています。かつては、今江潟,柴山潟とともに加賀三湖と称される自然豊かな美しい湖でしたが、近年の流域人口の増加に伴う汚水の流入により、残念なことに国内でもっとも水質汚濁の進んだ湖の一つとされています。

■計画の経緯

この状況を踏まえ、木場潟の水質浄化を行うため、浄化を行いながら、環境に対する関心、理解を深めるために、浄化の一手法として水耕植物を利用した「ビオパーク方式」という浄化手法を採用し、木場潟の水質浄化に取組んでいきます。まだ、規模的には小さく(水耕水路面積=800m2)実験段階ではありますが、木場潟の浄化を促進する施設として活用が望まれます。

 

■水と緑のふれあいパークとは

●水質浄化 ●自然の恵み ●環境教育 を目的とした施設ですが、現在は未だ規模も小さく実験段階です。この施設はきれいな花やおいしい野菜を皆様に使っていただくことで、水の中に含まれている窒素やリンといった栄養分を潟から取り除くものであり、皆様の協力がなくては充分な働きができません。このような水と緑のふれあいパークを大切な公園として大事に育てていきましょう。

 

 

水と緑のふれあいパークイメージ図

 

■環境教育活用イメージ 住民の方々に参加していただくことにより、木場潟の水質や環境保全に対する関心を高め、自らが環境変化の主体であるといった認識をもつことができる環境学習の場でもあります。

水野浄化の写真
水の浄化

生態系の写真
生態系

花や野菜の栽培の写真
花や野菜の栽培