脳神経外科

 

脳神経外科医師

<診療内容>
 
   頭部、頚部の疾患全般にわたり高度専門医療を行っています。

   併設の救命救急センターと連携し、重症の脳血管障害、頭部外傷、頚髄損傷などの

  救急疾患の治療にあたっています。

   当科では顔面痙攣、三叉神経痛の治療も積極的に行っています。

   日本脳神経外科学会の専門医である5人のスタッフで診療にあたっており年間180

  から200件の手術が行われています。

    脳ドックで発見された病気に対するセカンドオピニオンの相談に応じています。

  (木曜日)

   当科では術後、患者さんの家族に顕微鏡下手術ビデオを供覧し、手術所見の解説と

  ともに今後の経過治療方針について説明しています。手術は目で見て行うものなので、

  誰が見てもわかる手術、専門家にも見せられる手術をするべきであり、換言すれば

  “人に見せられない手術をしてはいけない”という当たり前のことを徹底しています。


<専門分野・特徴>

 
  ○脳血管障害

    クモ膜下出血に対しては緊急で脳動脈瘤の有無、形態、部位などの診断を行い、

   開頭脳動脈瘤クリッピング術あるいは瘤内コイル塞栓術を行っています。

    脳出血に対しては神経症状、出血の部位、大きさなどにより、薬物療法、開頭血

   腫除去術、定位脳血腫吸引除去術のいずれかを選択して治療しています。

    脳梗塞に対しては閉塞血管、脳梗塞範囲などについて、神経症状、CT、MR、脳血

   管撮影、脳血流測定などから診断し治療にあたっています。急性期の治療としては

   閉塞血管の再開通を目指す血管内手術(血栓溶解療法)、薬物療法を行っています。

   慢性期の治療としては脳血流改善を目的とした血行再建術(頚動脈内膜剥離術、浅

   側頭動脈中大脳動脈吻合術)を行うことがあります。

    未破裂脳動脈瘤に対しては今後の破裂の危険性、動脈瘤の性状などから手術治療

   の適応を決定しています。


  ○脳腫瘍

    良性脳腫瘍と悪性脳腫瘍とに分けられますが 良性脳腫瘍である髄膜腫などに対

   しては一般に全摘出術が行われます。下垂体腫瘍に対しては鼻の奥から下垂体へ到

   達する経蝶形骨洞下垂体腫瘍摘出術が行われます。聴神経腫瘍では腫瘍摘出に伴う

   顔面神経麻痺出現が問題となります。この腫瘍に対しては経過観察、腫瘍摘出術、

   ガンマナイフ、あるいは手術とガンマナイフの組み合わせのいずれかが選択されま

   す。

    悪性脳腫瘍である神経膠芽腫などに対しては可及的に手術で摘出し、放射線照射、

   化学療法などを組み合わせて治療しています。


  ○頭部外傷

    多くは救急搬入であり、救命医とともに緊急で頭蓋骨々折、頭蓋内出血、脳挫傷

   の有無などを頭部CT、X線で診断し、各種損傷に対する治療を行っています。緊急

   で開頭血腫除去術が行われることもあります。

    頭部打撲後、頭蓋内で徐々に血腫が増大し、1-3ヵ月後に手術が必要となる慢性

   硬膜下血腫というものもあります。

  ○顔面痙攣

    顔の片側が痙攣する疾患であり、命を脅かすものではありませんが進行すれば日

   常生活に不自由をきたすものです。脳幹から出る顔面神経が血管により圧迫されて

   起こるものであり、圧迫血管を神経から離す手術が行われます。圧迫血管と神経の

   形態は多様であり、単純なものから複雑なものまであります。当科では100人以上

   の手術を行っており、90%が完治します。

  ○三叉神経痛

    顔の片側に突発性の激痛が走るため、食事、洗顔、会話などができなくなります。

   テグレトール内服で痛みをコントロールできない場合には手術をお勧めします。原

   因の大半は脳幹から出る三叉神経が血管により圧迫されて起こるものです。圧迫血

   管を神経から離す手術が行われます。

   顔面痙攣、三叉神経痛とも脳幹から出る神経が血管により圧迫されて起こるもので

  す。圧迫血管を神経から離す微小血管減圧術といわれる手術が行われます。

   簡単な手術のような記載も見られますが脳幹表面での圧迫血管と神経の形態は多様

  であり、単純なものから複雑なものまであります。熟練した、繊細な手術が必要とな

  ります。手術効果は劇的です。

  ○頚椎、頚髄疾患

    変性突出した骨や軟骨、あるいは後縦靭帯骨化症などで頚髄が圧迫されて、手足

   のしびれ、運動障害などをきたすものです。頚部脊柱管狭窄症と総称され、進行性

   です。治療として狭窄した脊柱管を拡大するため、前方あるいは後方から手術を行

   います。

  ○小児脳神経外科

    小児脳腫瘍、頭部外傷、血管障害、先天性疾患としての脊髄髄膜瘤、水頭症など

   に対しては小児内科、小児外科と連携し手術を行っています。

   その他脳神経外科疾患全般に対し診療を行っています。

   当科では独自考案した定位脳手術装置、頭部接着マーキングバンドを脳内血腫、脳

  腫瘍の手術に応用し正確な手術を行っています。

   以上のような疾患は頭痛、めまい、手足のしびれ、物忘れなどで発見されることも

  多く、症状がある場合には専門医を受診されることをお勧めします。


<医師紹介>

氏名

専門分野

資格

 
 ムネモト  シゲル

 宗本 滋

 
  診療部長

 
脳神経外科疾患全般

 
顔面痙攣

 
三叉神経痛
 

 
日本脳神経外科学会脳神経外科専門医

 
日本リハビリテーション医学会臨床医

 
 ソメヤ   シゲル

 染矢 滋
 

  診療部長

 
脳神経外科疾患全般

 
日本脳神経外科学会脳神経外科専門医

 
日本リハビリテーション医学会臨床医

 
日本体育協会公認スポーツドクター
 

 
 ミナミデ ヒサト

 南出 尚人
 

  医長

 
脳血管障害
 
頭部外傷 他

 
日本脳神経外科学会脳神経外科専門医

 
 ナカシマ  ヨシオ

 中島 良夫
 
  医長
 

 
脳血管障害
 
頭部外傷 他

 
日本脳神経外科学会脳神経外科専門医

 
 ナカウ   ヒロヤ

 中右 博也
 
  医長
 

 
脳血管障害
 
頭部外傷 他

 
日本脳神経外科学会脳神経外科専門医




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