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皮膚科

○専門分野・特徴・他

  いくつかの皮膚疾患に対して、当科では専門外来を設けて治療を行なっています。


   1.乾癬外来:火曜日午後、木曜日午後

 尋常性乾癬は、40歳代から発症し再発を繰り返す慢性の皮膚疾患です。患者数は近年増加傾向にあり、昨年度は患者総数が150名を、新規患者数が80名を超えました。種々の治療法がありますが、当科では活性化ビタミンD3軟膏の外用治療と紫外線治療を併用しています。活性化ビタミンD3軟膏
は、これまでのステロイド外用剤と同等の治療効果をもち、さらに局所の副作用が少ない優れた外用剤です。紫外線、特に中波長紫外線との組合わせが欧州では一般的で最も治療効果が高いと考えられており、当科でもこの組み合わせで治療しています。1〜2週間に1回の頻度で紫外線を照射します。1回の照射時間は1〜5分程度です。約10回の照射で症状が軽快しますが、再発を繰り返すため、その後も定期的な通院が必要です。
また、全身に皮疹がした症例や拡大QOLが障害された症例では、免疫抑制剤(ネオーラル)の内服治療を行っています。体重あたり2〜2.5mg量の低容量ですみやかな治療効果がみられ、副作用も軽度のみであり、有用な治療法です。難治例や関節炎のある症例では生物学的製剤(レミケード、ヒュミラ、ステラーラ)による治療を行っています。

   2.脱毛症外来:水曜日午後

 円形脱毛症はストレスをきっかけにして発症し、その大部分は数カ月で自然に毛髪の再生がおこります。しかし、多発性のものは治療に抵抗し、徐々に症状が進行します。当科では、これらに局所免疫治療(SADBE治療)を行なっています。脱毛部にかぶれを人工的におこして毛髪の再生をうながす治療法で、1〜2週間に1回通院して、脱毛部にSADBEを塗布します。大部分は10〜15回の治療で満足できる効果が得られています。当科では約300名にこの治療を行ない、治癒率は約6〜7割で、改善率は約8割と高い治療効果が得られています。未就学児にも両親の協力のもとに同治療を行なっています。また、星状神経節への近赤外線照射療法も併用しています。


   3.アトピー外来:月曜日午後

  アトピー性皮膚炎には、スキンケア(皮膚の清潔と保湿を図る)を中心に十分な生活指導を行なっています。治療はステロイド剤の外用治療が主体で、ワセリンで希釈したものを使用しています。顔や首の湿疹に対して免疫抑制剤(プロトピック軟膏)の軟膏を使用しており、満足のいく治療効果が得られています。アトピー性皮膚炎では、患者さん(子供の場合はお母さん)の自覚が一番大切で、病気や治療の説明を十分に行ない、納得してもらった上で、無理のない通院で治療を継続してもらうように心掛けています。かゆみの強い症例では抗アレルギー剤内服を併用しています。
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