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呼吸器外科
 
局所麻酔などの手術は除き、全身麻酔及びそれに準じる手術数を掲載します。

○ 2014年(平成26年1月〜12月)手術件数:285件
  肺癌 192例  
    原発性肺癌:肺切除術 175件 (うち胸腔鏡下手術155件)
    転移性肺癌:肺切除術 17件 (うち胸腔鏡下手術16件)
  良性腫瘍、炎症性腫瘤など  15件 (うち胸腔鏡下手術13件)
  胸腺関連手術 (胸腺癌、胸腺腫、重症筋無力症など)、縦隔腫瘍手術 18件  
  悪性胸膜中皮腫 4件  
  気胸・巨大肺嚢胞、肺気腫手術 29件  
  膿胸、肺膿瘍手術 13件  
  肺抗酸菌、真菌症、気管支拡張症手術 10件  
  肺分画症 1件  
  その他、肺生検など 3件  


○ 2013年(平成25年1月〜12月)手術件数:259件
  肺癌 157例  
    原発性肺癌:肺切除術 130件 (うち胸腔鏡下手術100件)
    転移性肺癌:肺切除術 27件 (うち胸腔鏡下手術24件)
  良性腫瘍、炎症性腫瘤など  15件 (うち胸腔鏡下手術14件)
  胸腺関連手術 (胸腺癌、胸腺腫、重症筋無力症など)、縦隔腫瘍手術 15件  
  悪性胸膜中皮腫 4件  
  気胸・巨大肺嚢胞、肺気腫手術 37件  
  膿胸、肺膿瘍手術 14件  
  肺抗酸菌症手術 3件  
  外傷性疾患 6件  
  その他、肺生検など 12件  


○ 2012年(平成24年1月〜12月)手術件数:275件
  肺癌 171例  
    原発性肺癌:肺切除術 162件 (うち胸腔鏡下手術137件)
    転移性肺癌:肺切除術 9件 (うち胸腔鏡下手術8件)
  良性腫瘍、炎症性腫瘤など  13件 (うち胸腔鏡下手術8件)
  胸腺関連手術
(胸腺癌、胸腺腫、重症筋無力症など)
 1件  
  悪性胸膜中皮腫 1件  
  縦隔腫瘍手術 9件  
  気胸・巨大肺嚢胞、肺気腫手術 31件  
  膿胸、肺膿瘍手術 26件  
  肺抗酸菌症手術 9件  
  肺アスペルギルス症手術 2件  
  その他、肺生検など 12件  


○ 2011年(平成23年1月〜12月)手術件数:253件
  肺癌 157例  
    原発性肺癌:肺切除術   145件 (うち胸腔鏡下手術120件)
    転移性肺癌:肺切除術   12件 (うち胸腔鏡下手術10件)
  良性腫瘍、炎症性腫瘤など  23件 (うち胸腔鏡下手術22件)
  胸腺関連手術
(胸腺癌、胸腺腫、重症筋無力症など)
 5件  
  悪性胸膜中皮腫 1件  
  縦隔腫瘍手術 2件  
  気胸・巨大肺嚢胞、肺気腫手術 33件  
  膿胸、肺膿瘍手術 12件  
  肺抗酸菌症手術 6件  
  肺アスペルギルス症手術 2件  
  CCAM手術 1件  
  その他、肺生検など 11件  


○ 2010年(平成22年1月〜12月)手術件数:242件
  肺癌 174例  
    原発性肺癌:肺切除術   160件 (うち胸腔鏡下手術138件)
    転移性肺癌:肺切除術   12件 (うち胸腔鏡下手術12件)
  良性腫瘍、炎症性腫瘤など  18件 (うち胸腔鏡下手術18件)
  胸腺関連手術
(胸腺癌、胸腺腫、重症筋無力症など)
 4件  
  悪性胸膜中皮腫 1件  
  縦隔腫瘍手術 10件  
  気胸・巨大肺嚢胞、肺気腫手術 17件  
  膿胸、肺膿瘍手術 12件  
  肺抗酸菌症手術 1件  
  肺アスペルギルス症手術 1件  
  CCAM手術 1件  
  乳び胸 1件  
  その他、肺生検など 4件  


○ 2009年(平成21年1月〜12月)手術件数:266件
  肺癌 191例  
    原発性肺癌:肺切除術   172件 (うち胸腔鏡下手術136件)
    転移性肺癌:肺切除術   19件 (うち胸腔鏡下手術13件)
  良性腫瘍、炎症性腫瘤など  13件 (うち胸腔鏡下手術11件)
  胸腺関連手術
(胸腺癌、胸腺腫、重症筋無力症など)
 11件  
  悪性胸膜中皮腫 2件  
  縦隔腫瘍手術 5件  
  気胸、巨大肺嚢胞、肺気腫(肺容量減量)手術 12件  
  膿胸、肺膿瘍手術 17件  
  肺結核、肺抗酸菌症手術 2件  
  肺アスペルギルス症手術 1件  
  外傷(横隔膜、心破裂など) 3件  
  CCAM手術 1件  
  ステント留置、異物除去 3件  
  横隔膜弛緩症 1件  
  乳び胸 1件  
  その他、肺生検など 3件  



○ 《 肺癌手術成績(1991年〜2003年)》
   新しい生存率のデータは現在集計中です。

 術後病期           5年生存率

  T期全体(n=278)   84.3%
   TA期(n=215)     86.7%
   TB期(n=63)      79.2%

  U期全体(n=58)    66.3%
   UA期(n=35)      69.3%
   UB期(n=23)      56.3%

  V期全体(n=129)   36.4%
   VA期(n=100)     39.2%
   VB期(n=29)      32.7%

  W期全体(n=39)    19.6%



*肺癌手術成績に関して

 手術適応は一般的に肺癌の臨床病期に基づき決定されて、VA期までの症例に手術が考慮されますが、それ以上の進行肺癌であっても術前治療の効果によっては手術が考慮される場合もあります。実際、大血管やその他の臓器への浸潤がみられても、またリンパ節をはじめとした“転移”がみられても、全身治療や手術を含めた集学的治療により長期生存を果たす患者さんが増加しています。手術に際して、症例の選択は確かに大切ではありますが、早期の肺癌ばかりを選択的に手術すれば成績が良くなり、進行癌の手術を推し進めた場合に治療成績が落ちるのは当然のことであります。言わずもがな、多くの呼吸器外科医は自設の治療成績をあげるために症例を選択しているのではないと思います。ひとりひとりの肺癌患者さんを前に、手術が治療として本当に意味があるのかを見極めることが難しい場合も多い中、治療成績公表によりチャレンジ精神が失われ、助かる進行肺癌が減るようなことがあってはならないと考えます。データの信頼性に関しても、それを検閲する機構が存在するわけではありません。手術成績をみる上で重要な点のひとつは、各病期における成績と全体数に占める早期もしくは進行癌の割合であろうと考えます。今回、1991年から2003年までの肺癌治療成績をあえて載せましたが、データは最新の予後調査により明確な生存期間の判明した症例のみのデータでとなっております。加えて、最近は胸腔鏡手術の発達をはじめとした手術手技の向上があり、また基礎的知見・腫瘍学に根ざした治療法の発達などにより“治療成績”は流動している可能性のあることも付け加えます。


*病状に関する説明について

 病状および治療内容の説明については基本的に治療を受けられる本人にとし、同意を得て治療を行っています。個人情報守秘の観点から、現在では患者さんの身体およびその情報は基本的に患者さん本人のものであり、御家族含めた親戚の方々のものではありませんので、本人の同意なしに本人以外の方に説明することはありません。本人の同意を得られれば、病状説明などはあらゆる方々に行えます。(本人が隠したいと思われる内容などがある可能性があるためです。)基本的には御本人の責任において御家族、御親戚などへの病状や治療状況の説明は行っていただいております。基本的に病院への電話での病状の問い合わせには応じられませんし、電話で病院から御家族にお話しすることは普通はありませんのでご注意ください。もちろん患者さん本人と同席であるならば、同意を得ているものとして、どのような方々でも説明は入院、外来を問わず行います。ただし、相当の必要性があると判断した場合、医師から御家族の方のみへの説明もすることがあります。また、遠方のご家族に対してメールでの説明も特例としてですが、行います。入院の方については朝8時、夕方5時くらいでの平日回診時、外来では水曜もしくは金曜の外来日昼頃にお話することは可能です。なにかありましたら御家族の方、御親戚の方など積極的に情報をご本人や医師、看護師から聞いて頂きたく宜しくお願いいたします。


*肺がんの検診について

 肺がんはさまざまな臓器のがんのなかでも早く転移を形成するがんの一つです。早期の肺がんだから大丈夫と他の病院や医院で説明を受けられても、実際はリンパ節や他の臓器に転移がある場合があります。一般には直径1cmを超えると癌の密度が高くなり始め、2cmを超えるとリンパ管への転移が起こり始めると言われています。よって小さいうちに肺がんを見つけるための検診は肺がんの早期発見をする上で大変重要な検査です。しかし、通常のレントゲン検査では肋骨や心臓の陰に隠れて発見できないことが多々あります。
 通常のレントゲン検診は絶対的なものではないということだけは認識してください。去年の検診では以上無しと言われたのに、今年の検診では進行がんで手術適応が無いと診断されることも稀ではありません。早期発見のためには通常のレントゲンでは不十分であり、CTスキャンが必要であることを認識しておいてください。レントゲンでは骨や心臓などに隠されて小さながんの発見は難しいことがあります。また、手術前に早期肺がんの可能性が高くても手術で実際切除した肺やリンパ節、胸腔内洗浄液などの病理検査で、進行がんであることも珍しくありません。とにかく、小さい腫瘤が発見されても、大丈夫だからと放置したり、専門医不在の施設で漫然と経過観察することは極めて危険です。なるべく早く専門医のいる病院に受診してください。肺がんを根治するには早期発見・早期治療しかありません。

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