ストロンチウム−90、トリチウムの測定について

ストロンチウム−90とは
 ストロンチウム−90は半減期28.8年のβ線放出核種であり、 核実験や原子力発電所事故時にはセシウム−137同様放出される。
 壊変する際γ線を出さないため、検出するには放射化学分析を行い、ストロンチウム−90から生成されるイットリウム−90を測定し間接的に定量する。
 写真は、実験の途中で行う、Ca除去のイオン交換カラム。

イオン交換樹脂カラム

トリチウムとは
 トリチウムは半減期12.3年のβ線放出核種であり、 核実験や原子力発電所事故時、原子力発電所からの管理放出で放出される他、宇宙線による酸素、窒素原子の核破砕反応によっても生成される。
 現在では、過去の核実験の影響は地下水でごく一部に見られるだけとなり環境水ではほとんど検出されない。 測定は、エネルギーの低いβ線を出すため、低バックグラウンド型液体シンチレーション検出器により測定される。
 写真は、水50mlに、シンチレータと呼ばれる蛍光試薬を加え、測定試料としたもの(全量100mL)。

トリチウム測定用バイアル

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