石川県立白山ろく民俗資料館
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表家

表家

表家おもてけ

表家は、白山市(旧尾口村)東二口にあった浄土真宗の道場で、表家の住宅であるとともに、真宗大谷派本覚寺(小松市)の東二口門徒をあずかっていた寺院的要素の強い「家道場(居道場)」です。蓮如に帰依した表久左衛門が道場の開創者で、以来約480年にわたって道場役を代々つとめてきました。

建物は通常の民家と異なりませんが、家道場であるため、間取りに内陣・外陣を設け、家の広間は「衆生の間」と呼ばれる宗教行事の場となっていました。また、2階の窓の外に半鐘と板木をかけてあります。室町時代から白山ろくに広がった真宗信仰の姿を伝える典型的な道場として貴重な建物です。

建築年代 江戸時代末期
建築様式 入母屋造り妻入り形式
木造平屋
茅葺
延床面積 163平方メートル(49坪)
文化財指定 石川県指定有形民俗文化財
指定年月日 昭和59年1月31日
居間・広間
居間・広間
半鐘
半鐘
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