石川県立白山ろく民俗資料館
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常畑

常畑

常畑(キャーチ)

出作り民家の周辺には、焼畑とは別に「キャーチ」とよばれる常畑が広がっていました。キャーチは「垣内」あるいは「開地」が転化したとみられる言葉で、住まいの周囲の平地に立地しています。キャーチでは、自給用の作物としてダイコン・キュウリ・カブラなどの野菜やヒエ・マメなどの穀類が主に栽培されたほか、杉の苗、養蚕に必要な桑、仏壇にそなえる花も栽培されていました。

白山ろく民俗資料館では、山村文化伝承活動として出作り民家「長坂家」の周囲でキャーチを再現し、ヒエ・アワ・キビ・カマシ(シコクビエ)などの雑穀、ダイコン・ネブ茶などを栽培しています。

収穫の様子
収穫の様子
カマシ
カマシ(シコクビエ)
アワ
アワ
キビ
キビ
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