◆「春になれば!」 介護者:73歳男性、被介護者:76歳奥さん、珠洲市在住
高さ1.7m位の所から落ち側溝の角で頭を打ち入院、上下肢共に自由が利かなく成り要介護3に成った連れ合いを約7年介護しています。昔はトンネル工事の仕事で全国を歩いたけど、今は二人での日々です。腕、脚の筋力が無く車椅子からベッドや電動簡易洋式トイレへなどの移動先に段差が有ると困難を伴います。床などへへたり込むとこちらで気がつくまで体勢を立て直すことが出来ず、女性とはいえ重く大変です。
介護の途中で、半年間位に渡り、声が出なくなった時は、本当に困った、意思疎通が出来んで、お互いにベルを持って用事のあるときはボタンを押す日々です、今では回復して話せるように成って本当に良かったと思っています。一週間に二回デイサービスに通う日々ですが、家で風呂へ入れると頭も充分に洗えるし、家での風呂が一番と喜んでくれます。近くに長女が嫁いでいるのでやり繰りの付かない時には手伝って貰っています。
暖かくなれば、二人で温泉巡りを組み入れ、気晴らしをしています。包括支援センターの気配りの効いたお世話になって有り難く、心いくまで、看てやりたいと思います。