◆「お互いの趣味を支えに」 在宅介護:80歳:代女性、被介護者:「ご主人」87歳
主人は平成11年に大腿骨の骨折という思わぬ大怪我に遭遇して以来徐々に足が弱ってきました。平成17年頃より歩行不能となり平成19年5月から デイケアに現在は火・木・土の3日間は通所しております。デイケアに行かない頃はベッドを利用しておりましたが1人で立てないので1番苦労し恐かったのは入浴でありました。時には近所の方に声かけし手伝って頂いたこともあります。平成21年には介護2を認定されて自動起立式のベッドをレンタルしております。
私も出かける事が多いので平成19年よりデイケア以外は毎日ヘルパーさんに来ていただき、食器の片付け及びトイレを終えてベッドでの寝かせまでをお願いしております。特に用事が無い時もヘルパーさんと2人でお話をすることで大変心の癒しとなっております。
主人は晩酌が好きで少量ですが夕食は4時間ぐらいをかけて楽しみます。又趣味の謡曲は師範の免状もあり現在も自宅でお弟子さんと共に練習をしております。
私もお茶、俳句等の趣味がありますのでお互いの趣味を続けることが1番大事だと思っております。“お互いの趣味を支えに”すれば主人の衰えも遅らせることにつながると信じて今後も介護して参ります。